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中高生にiPhone XRって・・・どうなの?
新年度を迎えるにあたりお子さんから「iPhone買って~」とせがまれているご家庭も多いと思います。
以前、ドコモで実施したアンケート調査によると、約7割の中高生がiPhoneを使っているというデータも出ており、iPhoneは世代を問わず人気の機種であることが分かります。
そんな中高生に人気の「iPhone」ですが、2019年4月時点の最新モデルは「iPhoneXR」「iPhoneXS/XS Max」の3機種。
本当ならiPhoneの最新機種を持たせてあげたいのですが、なんせ最近のiPhoneは端末の値段が高い!
・64GB ⇒ 84,800円
・128GB ⇒ 90,800円
・256GB ⇒ 101,800円
現在、毎月支払っている携帯代に加え、新たにお子さんのiPhoneのスマホ代が追加になるわけですから、少しでも月額の携帯代を抑えたいですよね。
というわけで、ここでは最新モデルで人気のあるiPhoneXR(アイフォンテンアール)と、毎月の維持費が最も安いiPhone7(アイフォンセブン)を比較してみました。
2018年10月に発売されたばかりの機種と、2年半前に出た機種を比較することで、中高生のお子さんに最新のiPhoneXRを持たせるべきか?それとも安価なiPhone7でも充分なのか?が分かってくると思いますよ。
iPhone XRとiPhone 7を「7つの項目」で比較
というわけで早速、iPhoneXRとiPhone7の特徴を比較してみようと思います。
今回2つの機種を見比べる項目は、
- 本体の大きさとディスプレイサイズ
- 重さ
- 機能・性能
- バッテリー持ち
- カラーバリエーション
- ストレージ容量
- 本体価格と毎月の維持費
の7項目です。
スマホを選ぶ基準というのは人によって違うもの。様々な切り口でこの2機種を徹底的に比較していきますね。
①本体の大きさとディスプレイサイズの違い
まず最初に比較するのは「本体とディスプレイの大きさ」です。
片手で操作ができるコンパクトサイズが良い人や、少しでも画面が大きい方が良いという人など様々いると思います。
この部分は「好み」になりますので、自分に最適なサイズを選んでくださいね。
iPhone XR | iPhone7 | |
縦幅 | 150.9mm | 138.3mm |
横幅 | 75.7mm | 67.1mm |
厚さ | 8.3mm | 7.1mm |
ディスプレイサイズ | 6.1インチ | 4.7インチ |
iPhoneXRとiPhone7の大きさを比較すると、「iPhone7」の方が本体もディスプレイもコンパクトサイズですので、片手で操作ができる小さいスマホが好みの方は「iPhone7」が向いていると思います。
逆に「大きい画面のほうが動画が見やすいし、操作もしやすい」という方は「iPhoneXR」のほうが使いやすいと思います。
ちなみにディスプレイがキレイなのは「有機EL液晶」を搭載しているiPhoneXRの方が圧倒的に鮮やかです。
②本体の重量が軽いのは「iPhone7」
続いての比較対象は「重さ」です。
毎日持ち運ぶスマホは少しでも軽いほうが良い!という理由で、スマホを軽さで選ぶ人って実は多くいるんです。
iPhoneXRとiPhone7を重さで比較すると…
iPhone XR | iPhone7 | |
重さ | 194g | 138g |
iPhone7の方が約50gも軽いということが分かります。
この差はわずか50gですが、スマホは毎日持って歩くものですし、私のようにゴロゴロと寝ながら使う人は、やはり軽い方が楽だったりもします。
③iPhoneXRとiPhone7を「機能と性能」で比較
続いてiPhoneXRとiPhone7の「機能」と「性能」に注目して比較していきます。
iPhone XR | iPhone7 | |
CPU | A12 Bioticチップ | A10 Fusionチップ |
カメラ | 12メガピクセル 広角:f/1.8 望遠:f/2.4 スマートHDR |
12メガピクセル f/1.8 HDR |
カメラズーム | 2倍光学ズーム 10倍デジタルズーム |
5倍デジタルズーム |
認証方式 | Face ID | Touch ID |
防水防塵機能 | IP68 | IP67 |
発売日 | 2018年10月26日 | 2016年9月16日 |
最も大きな違いは、iPhoneXRには最新の「A12バイオニック」と呼ばれれる高機能のチップが搭載されていることです。
これによりiPhoneXRの処理能力は大幅に向上していますので、多くのメモリ容量が必要なゲームやアプリでも、サクサク快適に動かすことができます。
まぁ、これはiPhoneXRの方が後から出た機種なので、性能が良いのは当然なんですけどねw
また、認証方法にも違いがあり、iPhoneXRは「顔認証」、iPhone7は「指紋認証」方式で端末のロックを解除します。
そのためiPhone7はホームボタンがまだ残っている希少なモデル。
顔認証の「FACE ID」は使いやすい/使いづらいの好みが別れますので、顔認証が不安な方は指紋認証のあるiPhone7の方が使いやすいと思いますよ。
④電池容量とバッテリー持ちの良さは「iPhoneXR」が圧勝
複数のiPhoneを比較する際、基準となる項目のひとつに「バッテリー容量」があると思います。
やはり電池持ちの良さは気になりますからね。
ちなみにiPhoneXRはワイヤレス充電に対応をしているので、充電コネクタだけでなくQi充電器に載せるだけで充電できます。
iPhone XR | iPhone7 | |
バッテリー容量 | 2,942mAh | 1,960mAh |
連続通話時間 | 最大25時間 | 最大14時間 |
インターネット利用 | 最大15時間 | 最大12時間 |
ビデオ再生 | 最大16時間 | 最大13時間 |
オーディオ再生 | 最大65時間 | 最大40時間 |
高速充電 | 30分で最大50% |
-- |
XRと7の2機種でバッテリー持ちを比較すると、圧倒的にiPhoneXRの方が電池持ちが良いことが分かります。
それにしても最新のiPhoneはどれも電池の使用時間がかなり長くなっていますね。
これも上で紹介した「A12バイオニック」というチップが優秀で、省電力で高パフォーマンスを実現できているからこそ、少ない充電時間でも長時間動くことができているようです。
⑤カラーバリエーションはXRの方が多い
iPhoneXRとiPhoneXS/XS Maxではカラバリ(カラーバリエーション)が異なります。
ホワイト/ブラック/ブルー/イエロー/コーラル/PRODUCT RED

ブラック/シルバー/ゴールド/ローズゴールド

色に関してはどちらの機種の方が良いとは言えませんが、本体カラー重視でスマホを選ぶ方法もあります。
例えば「iPhoneは絶対に白がいい!」という方なら、iPhoneXRを選ぶしか選択肢はありませんが、「私はケースを付けて使うから別に何色でもいい」という場合は特に気にすることはありません。
尚、iPhone7は発売当初、限定色の「PRODUCT RED」と「ジエットブラック」を含めた6色展開だったのですが、現在は限定色が在庫切れとなっています。
⑥ストレージ容量の違い
iPhoneに大量の音楽を入れて聞いたり、写真や動画を多く保存する場合は、ストレージ容量が大きいiPhoneの方が何かと楽です。
もちろん、ストレージ容量が大きくなると比例して本体の価格も上がるのですが、ケチって容量の小さいタイプを選んでしまうと、使っていくうちに古いデータを消さなければ新しいデータが入らなくなってしまい、都度データを消すという無駄な作業が発生していまします。
ちなみにiPhoneXRとiPhone7の容量は以下の通り。
iPhone XR | iPhone7 | |
ストレージ容量 | 64GB | 32GB |
128GB | 128GB | |
256GB | - |
上の表を見ると、256GBがあるのはiPhoneXRだけ。
iPhone7は128GBまでしかありませんので、容量が大きいiPhoneを使いたい場合は、512GBがあるiPhoneXRを選ぶ必要があるということですね。
尚、今はクラウドが進化しているので、Apple製品は場合は「iCloud」の容量を後から増やすこともできます。
「iCloud」を使用するには月額費用(130円/月~)が掛かりますが、本体の購入価格を抑えたいのであれば、ストレージ容量が小さい端末を買ってiCloudを利用するのも一つの手ですよ。
⑦iPhoneXRとiPhone7本体の価格を比較
最後にiPhoneXRとiPhone7の端末価格を比較してみましょう。
最新モデルのiPhoneXRと、発売から2年半経過したiPhone7では当然ながら大幅に価格差があることが分かります。
iPhone XR | iPhone7 | |
32GB | - | 50,800円 |
64GB | 84,800円 | - |
128GB | 90,800円 | 61,800円 |
256GB | 101,800円 | - |
尚、上記の金額は割引が入らない状態での端末価格です。
ドコモでは数々のキャンペーンを行っているので、ここから割引が入ってさらに安く使うことができます。
ドコモの割引が入った後の価格は以下の通り。
iPhone XR | iPhone7 | |
32GB | - | 1,650円×24回 (39,600円+プラン代) |
64GB | 1,200円×24回 (28,800円+プラン代) |
- |
128GB | 1,441円×24回 (34,584円+プラン代) |
- |
256GB | 1,900円×24回 (45,600円+プラン代) |
- |
ドコモの割引が入ると、端末の販売価格から大幅に安くなることが分かります。
容量によってはiPhone7よりもiPhoneXRの方が安いという「逆転現象」も起きているものもありますね。
この価格にプラン代金が入った金額が毎月の携帯代となります。
シェアパック加入で毎月の維持費が安くなる
もしご家族の中にドコモユーザーがいる場合、「シェアパックオプション」を使うことで、iPhoneの維持費を大幅に安くすることができます。
シェアパックオプションは、既にドコモを使っている回線を「親回線」とし、そこに新しく「子回線」という形でお子様の回線を追加する事ができるんです。
子回線として追加した場合、新規契約よりも大幅に月額の電話代を下げることができます。
シェアパックオプションを使ってお子さんのiPhoneXRを追加した場合、毎月の維持費は以下のようになります。
注:プラン代を含めた価格です
iPhoneXR(64GB) を子回線に追加 |
iPhone7(32GB) を子回線に追加 |
|
機種代金 | 1,200円 | 1,650円 |
基本プラン | シンプルプラン 980円 |
シンプルプラン 980円 |
データ定額 | シェアオプション 500円 |
シェアオプション 500円 |
SPモード | 300円 | 300円 |
割引額 | ドコモの学割 -1,500円 |
ドコモwith -1,500円 |
合計料金 | 1,480円/月(1~13ヶ月目) 2,980円/月(14~24ヶ月目) 1,800円/月(25ヶ月目以降) |
2,084円/月 |
※【iPhoneXR】ドコモの学割は13ヶ月間の適用です。
※【iPhone7】ドコモwithは機種変更するまで割引が続きます。
上の表を見ても分かる通り、シェアオプションを使うと、最新機種のiPhoneXRでも安く使うことができます。
月額料金が安くなる理由は、パケットの利用料(シェアオプション)が500円と激安になるため。また、親回線のパケットを分けて使うことで、毎月無駄なくパケットを使うことができますよ。
尚、「ドコモの学割」は13ヶ月間の適用となり、14ヶ月目以降は月額料金が少し高くなりますので注意をして下さい。
iPhone XRを選ぶべき中高生はこんな人!
・豊富なカラーから好きな色の端末を選びたい
・最新の高機能iPhoneを使いたい
・キレイに撮影ができるカメラが良い
・指紋認証はヤダ!顔認証が良い!
iPhoneXRは現在iPhoneの最新モデルのため、iPhone7と比べて維持費が高くなるのがネックです。
その分、性能は非の打ち所がないほど優秀で、搭載されているチップ(頭脳)はハイグレードモデルのiPhoneXSと全く同じものですし、バッテリー容量も大きいので電池持ちも長いという魅力的な特徴は多くあります。
カラバリも豊富なので、好きなカラーも見つかるはずですよ。
多少の価格差はあっても、高性能/高機能のiPhoneを使いたい!という方はiPhoneXRがオススメです。
iPhone7を選ぶべき中高生はこんな人!
・月額費用が安いiPhoneを探している
・LINEやメールなど最低限の事ができればOK
・スマホに防水機能は必要
・おサイフ携帯も付いていれば嬉しい!
iPhone7は発売から年数が経過しているモデルですが、現在もAppleのバージョンアップに対応しているので、まだまだ現役として使える機種です。
ちなみに、最近の中高生の主なスマホ使用用途としては、
・音楽を聴きたい
・YouTubeやミクチャなどの動画が観たい
・オンラインゲームがしたい
がメインとなると思いますので、特にハイスペックを求めないのであればiPhone7でも全く問題ありません。
つまり、iPhone7は初めてのスマホとして中高生に持たせるスマホとしては最適。
「高価なスマホは自分で働くようになってから自分のお金で買いなさい」というご家庭はiPhone7がオススメですよ。
何より端末の購入価格と月額費用が他のスマホに比べても圧倒的に安いのは、家計にとっても嬉しいですね。
ドコモの学割で毎月1,500円割引
ドコモは25歳以下のドコモユーザーに対し、毎月1,500円の割引が13ヶ月間続く「ドコモの学割」というプランがあります。
25歳以下であれば学生じゃなくても申し込みできますし、同一シェアグループの家族には1人あたり2,500円分のdポイントが貰えます。(4人家族なら10,000dポイント)
尚、ドコモ学割の申込期限は5/31(金)までとなります。
以降は申込み不可となりますので、25歳以下のお子さんがいる方は早めにチェックしてみてくださいね。
iPhoneの契約はオンラインショップの方がお得!
/ 各オンラインショップへ飛びます \
スマホは手続きをする場所で支払い総額が違う!
![]()
いつもスマホの機種変更を、携帯ショップや家電量販店で行っている方…
実は超絶にもったいないことをしてますよ。
ショップでは、機種代金の他に「頭金」と「事務手数料」を請求されます。
※頭金の金額は1万円~2万円が一般的。
この頭金、実はいくら支払っても端末の分割金額は減りません。
車や家の頭金と同じに考えると、結果的に多くのお金を取られますので注意しましょう!![]()
ちなみにオンラインショップスマホを購入した場合は、この分割払い時の頭金がかかりません。
ドコモであれば事務手数料も無料になります。
ドコモオンラインショップは事務手数料・頭金がかからない
ドコモオンラインショップを使うの最大のメリットは、事務手数料が無料、頭金も不要になること。
つまりオンラインショップなら、ドコモショップや家電量販店よりも10,000円~20,000円も安くスマホを買うことができるんです。
・事務手数料と頭金がかからないドコモオンラインショップのメリット
・24時間365日機種変更ができる
・ショップに行く必要がない
・2,750円以上の購入で送料無料
・dポイントが使える
・自宅以外でも受取先を選べる・機種変更の場合は到着まで2~3日かかるドコモオンラインショップのデメリット
・新規契約/MNPは審査含め約10日かかる
・実機を直接触ることができない
・対面での相談ができない
わざわざドコモショップに行かなくても、自宅でスマホから同じ手続きができます。
購入した端末は自宅に送られてくるので、外出する必要は一切ありません。
ドコモショップまで行く時間、順番待ちの時間、交通費を考えると、オンラインショップの方が圧倒的にお得ですよ。
/ 各オンラインショップへ飛びます \
【期間限定】ドコモスペシャル特典でiPhoneXRが5,184円引き! ※終了しました
今ドコモでは期間限定で「ドコモスペシャル特典」というキャンペーンを開催していて、対象機種の購入で5,184円の割引を受けることができます。
◆ドコモスペシャル特典の対象機種
・iPhone XS/XS Max/XR
・Google Pixel 3/3 XL
・Xperia XZ3/XZ2シリーズ/XZシリーズ
・GALAXY S9シリーズ/GALAXY Note 9/GALAXY Note 8
・HUAWEI P20 Pro
・AQUOS R2/EVER
・V30+L-01
※2019年5月31日(金)までの期間限定キャンペーンです。
対象機種にはiPhoneXR、iPhoneXS、iPhoneXS Maxも含まれているので、かなりお得なキャンペーンです。
尚、このキャンペーンはオンラインショップ限定。
店舗型のドコモショップでは行っていませんので、新しいiPhoneを購入する時はオンラインショップを使ったほうが絶対にお得です!
iPhone7はドコモwith対象機種なので月額も安い ※終了
ドコモは、通信料金を毎月1,500円も割り引く、ドコモwith(ウィズ)の対象機種にiPhone7(32GB)を追加しました。
ドコモwithは月々サポート(端末の購入補助金)が適用されない代わりに、解約するまで3年でも4年でもずーーっと毎月1,500円の割引が続きます。
こんなにお得なサービスなのですが一つだけ難点があり、それはドコモが指定した対象機種でないと適用されないという点がありました。
これまでiPhoneの対象機種は6sだけだったので、「ドコモwithでiPhoneを使いたい」という人はiPhone6sしか選べませんでしたが、今回iPhone7がラインナップに追加したことで、iPhoneの選択肢が増えたということになります。