2019年2月に海外で発売されたXperia1(エクスペリアワン)。
高スペックのハイエンドモデルで、日本での発売を熱望する声も多いですが、現時点で日本で発売される公式アナウンスは出ていません。
ただ、私は近いうち(2019年5月頃)に日本でもXperia1が発売されると見ていますので、一足先にXperia1への機種変更について気になる点をまとめてみました。
2019年5月16日(金)12:00~ ドコモでXperia1の予約が開始しました!
発売日(6月中旬)にゲットできるよう早めに予約をしておきましょう!
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2019年5月17日(金)10:00~ ソフトバンクでXperia1の予約が開始します!
発売日(6月中旬)にゲットできるよう気になる方は早めの予約をおすすめします!
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auの発表会でXperia1が「au夏モデル」として登場することが正式に発表されました!
予約開始は5月下旬、発売日は6月中旬になる見込みです。
目次
Xperia1の端末価格はいくら?
まずはXperia1が日本で発売された時の端末価格をチェックしていきましょう!
現在、海外での発売価格は999ドル≒111,000円で発売されていますので、日本発売される場合もほぼ同価格でリリースされると思われます。
ただ例年の流れを見ると、ドコモ・au・ソフトバンクのキャリアによって販売価格に若干の差がありますので、Xperia1も同様に「高いキャリア」「安いキャリア」が出てくるはず。
とは言っても、まだXperia1はどのキャリアでも取り扱いがされていませんので、ここではXperiaの最新モデル「XZ3」を例にとって価格の差を比較してみようと思います。
Xperia1 キャリア別の端末販売価格(XZ3参考)
ドコモ | au | ソフトバンク | |
一括価格 | 98,496円 | 99,360円 | 119,040円 |
分割価格 | 3,888円×24回 (98,496円) |
4,140円×24回 (99,360円) |
4,960円×24回 (119,040円) |
割引額 | -1,728円×24回 (-41,472円) |
-1,746円×24回 (-41,904円) |
-2,480円×24回 (-59,520円) |
オンライン割引 | -5,184円 | - | - |
実質価格 | 51,840円 | 57,456円 | 59,520円 |
上の表を見ると、端末の価格はドコモが最安値であることが分かります。
ドコモにはオンラインショップ限定の割引があるので、この割引分が他の2キャリアよりも頭一つ安くなっている理由です。
尚、どのキャリアでも共通で「分割」と「一括」に価格差はありませんでした。
また、新機種は一般的に「機種変更」と「MNP」に価格差は無く、発売後数ヶ月で徐々にMNPの方が安くなります。
ですので発売当初は機種変更もMNPも同価格で発売されると私は見ています。
Xperia1の月額料金はいくら?
端末価格が分かってきたので、今度は機種代金に通話料を加えた「月額料金」で比較していこうと思います。
尚、月額の維持費は契約プランや使用状況によっても大きく変わってきますので、ここでは比較しやすいよう
・パケットは5GBもあれば充分
という人を想定して金額を算出しています。
また、ご存知の通りXperia1はまだ発売されていないので、上と同様にXperiaの最新モデル「XZ3」の維持費を参考に試算していますね。
1人で機種変更をした場合の月額費用(XZ3参考)
ドコモ | au | ソフトバンク | |
端末価格 | 4,200円 | 4,471円 | 5,356円 |
通話プラン | 1,058円 | - | 1,296円 |
パケットパック | 5,400円 | 5,378円 | 5,918円 |
インターネット接続 | 324円 | - | 324円 |
割引額 | -1,728円 | -1,080円 | -1,080円 |
合計 | 9,254円 | 8,769円 | 11,814円 |
家族で機種変更をした場合の月額費用(XZ3参考)
ドコモ | au | ソフトバンク | |
端末価格 | 4,200円 | 4,471円 | 5,356円 |
通話プラン | 1,058円 | - | 1,296円 |
パケットパック | 540円 | 5,378円 | 5,918円 |
インターネット接続 | 324円 | - | 324円 |
割引額 | -1,728円 | -1,080円 | -1,080円 |
合計 | 4,394円 | 8,769円 | 11,814円 |
1人でXperia1に機種変更をした場合、auが最も月額費用を抑えることができますが、家族の回線を使って利用する場合は、ドコモが圧倒的に安い事が分かります。
また、ドコモでは2019年6月から新プランが適用されるため、上の表から更に1,000円/月が割り引かれるので、3キャリアで比較すると最もお得に機種変更をすることができます。
加えてドコモには複数の割引キャンペーンがあるので、組み合わせることで更に月額費用を安くなりますよ。
Xperia1の機種変更は割引が多いドコモが最安値
ドコモには機種変更と同時に適用される割引が多くあります。
割引キャンペーンの中には併用できるものもあるので、組み合わせで月額の維持費をかなり安くすることもできますよ。
ドコモwith(ウィズ)
ドコモウィズは、対象機種の購入で毎月1,500円の割引となるキャンペーンで、機種変更をしない限りずっと割引が続くお得な割引サービスです。
Xperia1が対象機種に含まれるのはまだ先になりそうですが、毎月の維持費がかなり安くなるので、狙っている機種が対象機種に入ったらすぐに機種変更をした方がいいレベルでお得です。
ドコモスペシャルキャンペーンで5,184円割引
「ドコモスペシャルキャンペーン」は、期間限定でお得な特典を受けることができるキャンペーンです。
一例を挙げると、
②648円/月で購入できるスマホが4機種
③毎週月曜日は10人に1人5,000dポイントが当たる
④対象機種購入で充電器やノベルティがもらえる
キャンペーンの内容は月替りで変わりますので、定期的にドコモの公式サイトでチェックをすることをオススメします。
尚、このキャンペーンはオンラインショップ限定です。店舗型のドコモショップでは適用外となりますのでご注意下さい。
家族まとめて割で5,184円割引
「家族まとめて割」は家族で一緒に「シェアパック」に加入すると、1台あたり5,184円の割引となるキャンペーンです。
店舗でスマホを購入した場合は、同時に同一店舗という条件がありますが、オンラインショップで購入した場合は同一月内に同じシェアグループに加入すればOK。
オンラインショップの方が若干条件が緩くなります。
ドコモご家族紹介特典で10,000dポイントGET!
家族の中に他社(au・ソフトバンク)から乗り換えをし、対象機種を購入すると10,000円分のdポイントがもらえるキャンペーンです。
もらえるdポイントには使用期限がありますが、それでも6ヶ月も猶予があるので無駄になることは無いはず。家族にドコモ以外のスマホを使っている人がいれば誘ってみても良いかもしれません。
ドコモの学割で毎月1,500円割引
「ドコモの学割」は学割という名前が付いていますが、対象年齢が25歳以下なので、年齢条件をクリアしていれば学生以外の方でも適用となります。
気になる特典は、申込み月を含めて13ヶ月間、毎月の利用料金から1,500円の割引になるというキャンペーンです。
尚、ドコモの学割は上で紹介したドコモwithとの併用ができません。割引期間が13ヶ月と決まっているので、ドコモwithの方が安くなる場合もあります。
ウェルカムスマホ割で毎月1,500円割引
これまでガラケー(フィーチャーフォン)を使っていて、初めてスマホに機種変更する方を対象に、利用料金から毎月1,500円が13ヶ月間も割引となるキャンペーンです。
学割と違うのは「ドコモwith」と併用できる点で、ウェルカムスマホ割とドコモwithを併用すれば毎月3,000円の割引となります。
尚、ガラケーからスマホであれば、他社ケータイからの乗り換えでも適用となります。
下取りプログラムで最大55,000円割引
ドコモの「下取りプログラム」は、使わなくなった携帯電話を機種変更のタイミングで下取りしてくれるサービスです。
下取りと言っても現金で買取をしてもらえるのではなく、新端末の購入代金と相殺、またはdポイントで付与される形となります。
下取り価格は毎月変動し、当然ながら新しい機種のほうが高い下取り価格が付くので、不要になったら早めに下取りに出すのも安く機種変更できるポイントです。
ずっとドコモ割プラスで長く使うほどお得に
ドコモを長期利用している人の特典として「ずっとドコモ割プラス」が誕生しました。
このキャンペーンはドコモ利用歴が4年未満の方は「1stステージ」、15年以上になると「プラチナステージ」と、契約年数によってステージアップをする仕組み。
プラチナステージになると、年間最大で36,000dポイントももらえるので、長く使えば使うほどお得になります。
特に申し込みは必要ないので、ドコモユーザーであれば自動的にキャンペーンが発動していますよ。
ドコモ光セット割で家族全員がお得に!
「ドコモ光セット割」は、自宅の光回線とドコモのスマホをセットで利用している場合、プランの内容によって割引を受けることができます。
割引額は「家族でシェアパックを利用」「一人で利用」によっても異なり、例えば家族で「ウルトラシェアパック100」を利用している場合は3,500円/月の割引。
一人で「ウルトラデータLLパック」を利用している場合は、1,600円/月の割引となります。
現在ドコモのスマホを使っていて、家のwi-fi回線がドコモではない場合、ドコモに統一することで毎月のスマホ代を安くすることができます。
料金シミュレーションだと月額費用がすぐに分かる
上で紹介したドコモのキャンペーンは、公式サイトにある「料金シミュレーター」を使うことで、あなたに適応する割引が分かります。
機種代金を含めた毎月の携帯料金がすぐに分かるので便利ですよ。
オンラインショップなら機種変更が更にお得に!
これまでスマホの機種変更は店舗型のショップで行っていた方は、これを機にオンラインショップで機種変更をしてみてはいかがでしょうか?
というのもオンラインショップは、
・ドコモは頭金+事務手数料が0円
・待ち時間が無い
・自宅に居ながら機種変更できる
というメリットが多くあります。
特に重要なのは、ショップでは頭金が必ず必要になるという点で、この頭金の価格は各ショップで独自に設定している為、ショップによっては5,000円~10,000円と差があります。
オンラインショップで機種変更をした場合、この頭金の支払いはゼロに。ドコモに至っては事務手数料もゼロとなるので、非常に安く機種変更ができます。
下の表はXperiaXZ3を機種変更をした際、各キャリアで発生する「頭金」と「事務手数料」の比較表ですが、
ドコモ | au | ソフトバンク | ||||
店頭 | オンライン | 店頭 | オンライン | 店頭 | オンライン | |
頭金 | 8,640円 | 無料 | 9,720円 | 無料 | 10,800円 | 無料 |
事務手数料 | 2,160円 | 無料 | 2,160円 | 2,160円 | 3,240円 | 3,240円 |
合計 | 10,800円 | 無料 | 11,880円 | 2,160円 | 14,040円 | 3,240円 |
差額 | -10,800円 | -9,720円 | -10,800円 |
※この表は横にスクロールします⇒
この表を見ると、どのキャリアでもオンラインショップの方が安くなることが分かると思います。
頭金と事務手数料はショップに支払う手数料なので、どんなに多く支払っても端末代金が安くなることはありません。
これまでオンラインショップを使ったことが無かった方は、この機会に利用してみてはいかがでしょうか?
店舗型のショップよりも、平均で約10,000円も安く機種変更ができますよ。
Xperia1の特徴と進化した点
それでは最後にXperia1の特徴や新しい性能など、発売前に気になった部分について触れていきます。
Xperia1はXZ3の後継機としての位置づけになるため、ハイエンドモデルとしてリリースされています。
XZ3と比較するといくつか進化している点があるので、そのあたりを中心に紹介していきますね。
Xperia1 | |
ディスプレイ | 6.5インチ 4K HDR OLED(1644×3840) |
OS | Android 9 Pie |
プロセッサ | Snapdragon 855 |
メモリ(RAM) | 6GB |
ストレージ容量 | 128GB |
外部メモリ | nano SIM |
メインカメラ | トリプルレンズカメラシステム 1,200万画素×3 |
サブカメラ | 800万画素 |
生体認証 | 指紋センサー |
防水/防塵性能 | IP65 / 68 |
バッテリー容量 | 3330mAh |
本体サイズ | 167×72×8.2(mm) |
重量 | 180g |
カラー | ブラック、パープル、ホワイト、グレー |
その他 | Bluetooth5.0 NFC USB 3.1(Type-C ) |
スリムタイプで持ちやすさが向上
Xperia1は最近のスマホには珍しく、アスペクト比が21:9と画面が細長いスリムタイプになっています。
これにより手が小さい方でも持ちやすく、ブラウジングやゲームなどの操作性がアップ。
本体の重さは180gなので、XZ3と比べると約13gの軽量化をしていることが分かります。
OLEDを採用した4Kディスプレイ
Xperia1のディスプレイサイズは「6.5インチ」と、スリムタイプの筐体にも関わらず大画面を搭載しています。
高解像度の4Kディスプレイを採用しているので、写真や映画が色鮮やかに映り没入感もこれまでのXperiaには無い程向上しています。一般的なLCDスマホを使っていた方は、機種変更をした時の感動は大きいと思いますよ。
CPUは「スナップドラゴン」を採用
チップにはクアルコム社の「スナップドラゴン855」を搭載しています。このCPUはGalaxyやファーウェイの最新端末にも採用されており、ハイエンドモデルの「お約束」感はあります。
逆に言えば性能はどのメーカーも認めるお墨付きという事。スペックの低さで困ることは無いはずです。
メインカメラは「トリプルレンズ」
近年主流になってきたメインカメラの「トリプルレンズ」ですが、Xperia1にも3つのカメラレンズが採用されています。
それぞれ倍率が異なる3つのレンズを取り入れることで、一眼レフ顔負けのぼかし写真が撮影できるだけでなく、望遠レンズ顔負けのズーム性能を発揮します。
Xperia1体験会。
三連星カメラ良さげ。Xperiaの今後のコンセプトが明確になったよい体験会でありました。 pic.twitter.com/xjFWAe9wCW— 荻窪圭 (@ogikubokei) April 16, 2019
まとめ Xperia1への機種変更はドコモがオススメ!
今回はXperia1を機種変更する際、どこのキャリアがお得なのか?について触れてきました。
結果的に一人で使うか、家族で使うかによって選ぶキャリアが変わる事が分かりました。
このページの内容をまとめると・・・
・1人で使うなら「au」が最安値
・家族にドコモユーザーがいれば「ドコモ」が最安値
尚、1人で使うなら若干「au」が安いですが、ドコモにはお得な割引キャンペーンがあるので、Xperia1を買うためだけにMNPをするのは得策ではありません。
現在、家の光回線を「ドコモ光」にしている方は「ドコモ光セット割」が使えるので、ドコモでXperia1を購入したほうが圧倒的にお得ですよ。
自分に合ったキャリアでお得にXperia1へ機種変更をしてくださいね。