これまで、比較されることが多かったライバル機種のGalaxyとiPhone。2024年5月時点の最新モデル、Galaxy S24とiPhone 15では方向性の違いが濃すぎてどっちがいい?とかんたんに比較するのが難しくなりました。
この記事では以前と同じようにGalaxy S24とiPhone 15でスペック(性能)やカメラ・値段を比較しつつ、大きく違いが出ることになった新機能(特徴)を解説します。
結論から言うと「生成AI機能の搭載に出遅れたiPhoneが今後どうするのか」というところですが、ぶっちゃけ生成AI機能も現状では「必要な人にはめちゃくちゃ便利、必要ない人には全然いらない」といったレベル。
Galaxy S24とiPhone 15が自分に合った機種になっているのかどうか、もし買うならどっちがいいかを比較・判断するお手伝いができるように解説しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
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目次
Galaxy S24とiPhone 15の違いは?
どちらも前モデルから大きく進化したGalaxy S24とiPhone 15。それぞれ、「進化した部分=機種の特徴」と言ってもいいでしょう。ざっくりまとめると以下のような違いです。
ポイント
- 部品の性能アップはそれなり、AI機能でできることを増やしたGalaxy S24
- 部品の性能をより多くの人に便利になるようにした iPhone15
Galaxy S24とiPhone 15の違いは、どのような特徴から見られるかを解説します。
総合比較表
項目 | Galaxy S24 | iPhone 15 |
---|---|---|
販売キャリア | ドコモ:256GB au:256GB / 512GB |
ドコモ:128GB / 256GB / 512GB au:128GB / 256GB / 512GB |
サイズ (高さ×幅×厚さ) |
70.6 x 147 x 7.6mm | 71.6 x 147.6 x 7.8mm |
重さ | 167g | 171g |
リアカメラ | トリプルレンズ 広角:50MP 超広角:12MP 3倍望遠:10MP |
ダブルレンズ 広角:48MP 超広角:12MP |
インカメラ | 12MP | |
プロセッサ | Snapdragon 8 Gen 3 Mobile Platform for Galaxy(4nm) |
Apple A16 Bionic (4nm) |
RAM / ROM | 8GB / 256GB 8GB / 512GB |
6GB / 128GB 6GB / 256GB 6GB / 512GB |
SIMスロット | SIM+eSIM / デュアルSIM | SIM+eSIM |
Wi-Fi | Wi‑Fi 6E | Wi‑Fi 6 |
ディスプレイ | 6.2インチ Dynamic AMOLED 2X(有機EL) |
6.1インチ Super Retina XDR OLEDディスプレイ(有機EL) |
リフレッシュレート | 1Hz〜120Hz(可変) | 60Hz |
バッテリー容量 | 4,000mAh | 3,349mAh |
急速充電 | 最大25W | 20W以上 |
ワイヤレス充電 | 〇 | |
ワイヤレスバッテリー共有 | 〇 | × |
生体認証 | ディスプレイ指紋認証 / 顔認証 | 顔認証 |
防水防塵 | IP68 | |
おサイフケータイ | 〇 | × |
Galaxy S24の特徴
Galaxy S24の最大の特徴は、独自の生成AI『Galaxy AI』を搭載したところ。
Google Pixel 8 Proのような温度センサーやiPhoneのようにプロでも使えるカメラ性能といったハードウェア的な部分ではなく、生成AIで多くの人に新たな体験を提供するという方向性です。
例えば「スローモーションで撮影できるカメラ」ではなく、生成AIでスローモーション再生が可能になった「インスタントスローモーション」という機能。
本来は1秒間に多くの枚数を撮影する必要があるスローモーション撮影ですが、撮影されていない部分を生成AIが補完することで、どんな動画でもスローモーション再生が可能となっています。
スポーツでフォームや姿勢をチェックしたり、動物や自然の動きを細かく見たりしたい人にはめちゃくちゃメリットがある機能ですよね。
SAMSUNGはGoogleと複数年におよぶAI部門での提携を発表しました。今後もさまざまな生成AI機能の追加に期待しましょう。
またGoogleとは他にもAndroidスマホのデータ共有の仕組みとなった『Quick Share』で提携していますし、Windowsやエクセル・ワードで有名なマイクロソフトとはクラウドストレージ『OneDrive』とSamsungクラウドが連携できるという形で提携しています(WindowsのパソコンとQuick Shareでデータ共有するのもかんたんです)。
Galaxy S24は汎用性が高い生成AI端末という特徴があるとも言えるでしょう。
iPhone 15の特徴
Appleは、そもそも「提供したい体験のためにOS・サービス・ハードウェアを融合して進化させる」というスタンスです。パソコンやスマートウォッチまで、全てをAppleで提供している強み(Android勢との違い)ですね。
そこでiPhone 15の特徴は、シリーズ全機種でハードウェア的な部分の進化になりました。
iPhone 15の特徴
- 全モデルでUSB Type-Cに対応
- 4,800万画素カメラをベーシックモデルにも搭載
- インカメラ部分をダイナミックアイランド化
便利になる部分の役割分担をMac(パソコン)やApple Watch(スマートウォッチ)、AirPods(ワイヤレスヘッドホン)などでハッキリしているからこそ「iPhoneは持ち運びに便利な情報端末」という進化をしています。使い勝手や機能的な部分はiOS17で提供し、iPhone 15では今後の基本となるハードウェア的な部分の進化で特徴をつくりました。
Galaxy S24とiPhone 15のカメラ性能を比較
正直、どっちもこれ以上の進化は難しいのでは?と思う程のGalaxy S24とiPhone 15のカメラ性能を比較します。
カメラ比較のポイント
- ダブルレンズで映画のような自然な仕上がり、機械学習で補正するiPhone 15
- トリプルレンズの情報量を積極的にAIで補正、自動で高クオリティな撮影ができるGalaxy S24
それぞれ、詳しく解説しますね。
カメラスペック比較表
iPhone 15とGalaxy S24のカメラ性能比較 | ||
---|---|---|
比較項目 | Galaxy S24 |
iPhone 15 |
広角レンズ | 50MP f値:1.8 | 48MP f値:1.6 |
超広角レンズ | 12MP f値:2.2 | 12MP f値:2.4 |
望遠レンズ | 10MP f値:2.4 | - |
ズーム機能 | ・光学相当2倍ズーム ・光学3倍ズーム ・デジタルズーム最大30倍 |
・2倍の光学ズームイン ・2倍の光学ズームアウト ・4倍の光学ズームレンジ ・最大10倍のデジタルズーム |
手振れ補正 | センサーシフト 光学式手ぶれ補正 |
センサーシフト 光学式手ぶれ補正 |
実は、Galaxy S23とiPhone 15を比較した記事と同じ内容になっています。もしかすると、Galaxy S24のカメラは部品的なスペックアップをしていないのかもしれません。そのぶん、AI機能でできることが増えています。
Galaxy S24のカメラ性能
Galaxy S24のカメラの特徴は、トリプルレンズによるマクロから望遠まで・野外から夜間まで高クオリティな撮影ができること。前モデルのS23で好評だったナイトグラフィー機能もパワーアップしました。
意外な面としては5,000万画素の広角レンズに通常時は1,200万画素の撮影設定と、本質的な部分では前モデルから進化無し。
その代わり、Galaxy S24では「プロビジュアルエンジン」というAIツールで、撮影の設定やSNSへの投稿など様々な場面を手助けしてくれるようになりました。
- 撮影時のズーム設定や補正、スーパーHDRなどメリハリの効いた写真を撮影~Instagramなどに直接アップするまでAIが支援
- 撮影後もGalaxy AIの編集機能で不要な被写体の削除・構図の変更・失敗した写真の補正がかんたんにできる
Galaxy S24のカメラ性能は、生成AIを本体に内蔵したことで「画像を補正するのに足りない部分を作り出す」という、これまでにないスマホカメラへの進化を遂げています。
編集を楽しみたい人向けのiPhoneとは違い、プロレベルの面倒な撮影設定や編集作業をAIが手伝ってくれるイメージですね。写真や動画を自分で編集している人や興味がある人には、かなりのメリットと言えるでしょう。
iPhone 15のカメラ性能
iPhone 15のカメラの特徴は、何と言っても4,800万画素化。
4,800万画素の広角レンズをメインとしたiPhone 15ですが、実際の撮影方法としては3種類を使い分けます。
- 高画質撮影:4,800万画素
- 通常の撮影:2,400万画素
- 暗所の撮影:1,200万画素
通常の撮影を初期設定で1,200万画素のままにしたGalaxy S24に比べて、高クオリティな写真を知らないうちに撮影できていることに。「HEIF」(拡張子 .HEIC)という「高画質のデータを少ない容量で保存できる形式」を採用しているiPhoneならではの進化です。
また、機械学習の処理に特化した「Neural Engine(ニューラルエンジン)」の進化により
・ピントの切り替え
・ポートレート加工(前面や背面のボケ)
といった距離感を表現することが、通常の撮影後でも編集することが可能。さらに人物だけでなく、動物にもポートレート撮影が対応しました。
基本の画質を高クオリティにすることで、後から自分で編集するのが楽しめる性能になっています。編集を自分で楽しみたい人には嬉しい進化ですよね。
Galaxy S24とiPhone 15の基礎スペックを比較
Galaxy S24とiPhone 15で、どっちを選ぶか重要なポイントとなる基礎スペック。2機種ともに高スペックなのは間違いありませんが、それぞれAppleとSamsungの方向性の違いが大きくなりました。
ここではプロセッサやメモリなど基礎スペックの違いから、どっちが自分の使い方に合いそうか判断するポイントを解説します。
基礎スペック比較表
iPhone 15とGalaxy S24の基礎スペック比較 | ||
---|---|---|
比較項目 | Galaxy S24 |
iPhone 15 |
SoC | Snapdragon 8 Gen 3 for Galaxy ・8コアCPU ・GPU:Qualcomm Adreno 750 ・Hexagon NPU |
Apple A16 Bionic ・6コアCPU ・5コアGPU ・16コアNeural Engine |
メモリ(RAM) | 8GB | 6GB |
ストレージ容量 | ・256GB(ドコモ / au) ・512GB(auオンライン限定) |
・128GB ・256GB ・512GB |
オンデバイスAI | 〇 | × |
ハードウェアレイトレーシング | 〇 | × ※iPhone 15 Proは対応 |
OSバージョンアップ保証 | 〇 ※7世代保証 |
× ※実質6年程度 |
AI処理(オンデバイスAI)については、表で比較しにくい部分です。2機種とも、AI処理するための「NPU」「Neural Engine」をそれぞれ搭載しています。
- Galaxy S24:外部通信しなくてもオリジナルのコンテンツ(英語→日本語訳や、写真の背景の創造など)をスマホ本体で生成できる
- iPhone 15:AI処理自体はできるがオリジナルのコンテンツ作成をスマホ本体ではできない
という違いです。「無から有をスマホ本体で作れるかどうかの違い」と言えばわかりやすいでしょうか?
Galaxy S24のスペック特徴
Galaxy S24のスペックの特徴は
- Snapdragon 8 Gen 3 Mobile Platform for Galaxyで生成AIを本体に内蔵
- 余裕の8GBのRAM(メモリ)でサクサク使える
- One UI 6.1 (Android 14)を搭載、最大7世代のOSバージョンアップ・セキュリティアップデート保証
最新のGalaxy Sシリーズは「AIスマホ」を実現する高スペックで、iPhone 15 Proに勝るとも劣らないAndroid端末の代表選手です。
モバイル向けチップセット最強のQualcomm(クアルコム)社製Snapdragon 8 Gen 3を、さらに自社向けに強化した『Snapdragon 8 Gen 3 Mobile Platform for Galaxy』を搭載。
AI処理に特化したNPU(Neural network Processing Unit)は、従来の世代に比べて2倍の性能と98%高速化。また8GBのRAMで、快適な操作性も確保しています。
最大7世代のOSバージョンアップ保証・セキュリティアップデート保証もあるので、ハイスペックスマホを長く愛用できるのも安心ですね。
iPhone 15のスペック性能
iPhone 15のスペックの特徴は
- 最新のiOS17を搭載
- チップセットはiPhone 14 Proにも搭載のA16 Bionic
- 6GBのRAM(メモリ)でも余裕のサクサク感
ベーシックモデルながらiPhone 14 Pro譲りの高性能となった、iPhone 15。
カメラアプリのデフォルト設定が2,400万画素・iOS17の各種新機能などスペックアップが必要なはずなのに、敢えてiPhone 14 Pro同等のA16 Bionic/6GBメモリというスペックで抑えていても快適に使える仕上がりは流石です。
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Galaxy S24とiPhone 15の新機能を比較
ここでは、iPhone 15とGalaxy S24の新機能を比較します。ご紹介してきた内容に関連した新機能は、どっちを選ぶかの重要なポイントになるはずです。
Galaxy S24の新機能
Galaxy S23の新機能で、特徴的なのは以下の3つ。
①『Galaxy AI』搭載
- モバイルデータ通信やWi-Fiがオフの状態でも使えるリアルタイム翻訳機能
- 開いているアプリから離れることなく、そのままの画面でオンライン検索できる「かこって検索」など
『Galaxy AI』の新機能は、本体に内蔵されているメリットを活かしたものもあります。ネットに繋がっていてもいなくても、他のスマホにはない体験ができるようになりますよ。
②最先端のカメラ機能がGalaxy AIで、さらに進化
Galaxy S24の「プロビジュアルエンジン」は、AIを搭載した支援ツール。撮影の設定からソーシャルメディアでの共有まで、あらゆる段階で完成度を高めてくれます。
生成AIが支援する編集では撮影後に写真の角度を変えたり、人物やオブジェクトを移動したりしたときもAIが不足する背景を自動で生成。思い通りの写真をサクッと完成できますよ。
③よりパワフルな最先端スマートフォンで、最高のゲーム体験
「Snapdragon 8 Gen 3 for Galaxy」と8GBのROMで、Android機種でも最強クラスの処理速度を誇るGalaxy S24。
可変リフレッシュレート機能でなめらかな表現&省電力を実現し、前モデルに比べて1.5倍のベイパーチャンバー(バッテリーとディスプレイの間に放熱のため取り付けてある部品)と4,000mAhのバッテリー搭載で発熱対策もバッチリ。長時間のプレイも安心です!
2025年以降のGalaxy AI機能追加は有料化の可能性も
GalaxyS24、Galaxy AIの紹介ページには以下の1文が小さく記載されています。
Galaxy AIは、対応するGalaxyデバイスで2025年末まで無料で提供される機能です。 第三者が提供するAI機能には、異なる条件を適用する可能性があります。
引用:SAMSUNG公式サイト|Galaxy AI
Galaxy AIにはGoogleの技術が含まれていますが、2025年末以降に別の企業から機能追加があれば有料化されるかもしれません。
ちなみにGoogleは2024年5月15日から、「Magic Eraser(消しゴムマジック)」など編集機能を全てのGoogle フォトユーザーに提供すると発表済み(iPhoneユーザーもOK!)。
Android 8.0 / iOS 15以降のOS・3GB以上のRAMという環境要件で、Googleドライブの有料版「Google One」を契約していればGalaxy S24やPixelシリーズ以外でもAI編集が利用できるようになります。
最低限2025年まではGalaxy AIに含まれる機能は無料、追加の機能は有料になるかもしれないということのようです。
iPhone 15の新機能
iPhone 15の新機能で、特徴的なのは以下の3つ。
①USB-C(USB Type-C)対応
「ケーブルを複数持ち歩かなくて済む」と歓喜の声が多い、USB-C対応は待望の進化。USBメモリなど周辺機器の選択肢も増え、iPhoneの使い勝手が一気にアップしました。
②4,800万画素のメインカメラへ大幅強化
iPhone 15は、これまでの1,200万画素から4,800万画素へとメインカメラの画素数がPro系レベルまで大幅に強化されました。より精細な写真や動画が撮影できるようになったことに加え、光学2倍相当のズームや撮影後に編集可能なポートレートモードなど機能面も進化。
気軽に高クオリティな写真・動画撮影ができるiPhone 15は、SNSなどで作品を誰かに見せたい人にピッタリです。
③ダイナミックアイランドが無印モデルにも搭載
再生している曲の情報やナビの案内、通知や着信の表示(画面が切り替わらない)など、パッと見た時にどういう状況かがわかるサブディスプレイ的なダイナミックアイランド。
iPhone 14シリーズではPro系モデルのみに搭載されましたが、iPhone 15シリーズでは全機種に搭載。対応アプリがまだまだ少ないため活用方法は限られていますが、少なくともiPhoneを操作中に通知や着信でイライラすることが多い人には助かりますよ。
生成AI機能はiPhoneに搭載されていない
AppleがOpenAIやGoogleと提携し、iOS 18でiPhoneに生成AIを導入検討中。プライバシー重視の新AI機能がWWDCで発表されるかも。#Apple #iOS18 #生成AIhttps://t.co/y3FM8wWUsR
— AI化タイムズ (@Goodtech_Ig) April 30, 2024
Galaxy S24最大の特徴である生成AI機能は、iPhoneに搭載されていません。
生成AI(Generative AI)とは
・新しいコンテンツやデータの生成に特化したAIのこと。文字や音声での返答だけでなく、画像や音楽、ビデオなど様々な種類のメディアを生成することが可能です。
音声アシスタントの『Siri』は、あくまでもアシスタントなのでユーザーからの入力に応じて適切な応答を返す能力しかありません。操作を補助してくれる対話型のAIではありますが、必要なモノを作成できる生成AIとは別の種類です。
正直なところ、ピンと来ないですよね…SAMSUNGが生成AIを体験できるサービスを提供していますので、実際に試してみたほうがわかりやすいと思います。
Galaxy S24とiPhone 15の価格を比較
同じハイスペックスマホでも機種の方向性が全く違う、Galaxy S24とiPhone 15の価格を比較してみましょう。
ただ、Galaxy S24は日本国内版ではストレージ容量256GBと512GBモデルの2種類。キャリアでの取り扱いはドコモがストレージ容量256GBモデルのみ、auは256GBモデルにオンラインショップ限定で512GBモデルも販売しています。
価格比較表
iPhone 15とGalaxy S24の価格比較 | ||
---|---|---|
比較項目 | Galaxy S24 |
iPhone 15 |
128GB | 国内版取り扱いなし | ・ドコモ:149,490円 ・au:145,640円 ・ソフトバンク:145,152円 ・楽天モバイル:131,800円 ・Appleストア:124,800円 |
256GB | ・ドコモ:145,970円 ・au:144,800円 ・SAMSUNGオンラインショップ:124,700円 |
・ドコモ:172,040円 ・au:166,780円 ・ソフトバンク:166,320円 ・楽天モバイル:153,800円 ・Appleストア:139,800円 |
512GB | ・au:157,800円 ・SAMSUNGオンラインショップ:139,000円 |
・ドコモ:212,300円 ・au:206,930円 ・ソフトバンク:206,640円 ・楽天モバイル:187,800円 ・Appleストア:169,800円 |
Galaxy S24の価格帯
iPhone 15 Proに勝るとも劣らないスペックのGalaxy S24ですが、256GBモデルの価格はiPhone 15の無印128GBモデルとざっくり同じ価格帯。512GBモデルならiPhone 15の256GBモデルと同じ価格帯と、かなり戦略的な値段になっている印象です。
先代のGalaxy S23より若干値上がりしましたが、iPhone 15無印と比較するとストレージ容量が倍、512GBモデルでは正直お買い得価格と言ってもいいでしょう。ドコモ・auで端末購入プログラムを利用した際の残価設定もほぼ半額と、Android勢ではかなりの好待遇。
Galaxy S24はAndroidハイスペックスマホの中でも、特に2年サイクルで機種変更する人には狙い目と言っていい機種です。
iPhone 15の価格帯
4大キャリア全てで取り扱うiPhone 15ですが、携帯キャリアで買うとAppleストアに比べて割高になります。
ただしキャリアの端末購入プログラムを利用するなら残価設定がほぼ半額程度になるため、一気にAppleストアよりお買い得価格に。
- 安く買って長く使うならAppleストア
- 2~3年で機種変更するなら携帯キャリアで端末購入プログラムを利用
このようにiPhone 15を何年くらい使いたいかで購入場所を決めるのが賢い選択です。
Galaxy S24とiPhone 15、結局どっちがいい?
ここまで解説してきた特徴や価格を踏まえて、「Galaxy S24とiPhone 15、結局どっちがいい?」という疑問への答えをまとめます。
- Galaxy S24がおすすめな人
- iPhone15がおすすめな人
正直なところ、どっちも魅力的な機種であることに間違いありません。それを踏まえて、それぞれの機種がおすすめな人を機種の特徴から解説します。
Galaxy S24がおすすめな人
ここまで解説してきたGalaxy S24の特徴から、「Galaxy S24がおすすめな人」をまとめました。
Galaxy S24がおすすめな人
- Galaxy AIが提供する生成AIの便利機能で、新たな体験をしたい人
- 気軽に高クオリティな撮影ができて、さらに手軽に編集がしたい人
- ハイスペックな生成AI内蔵Android端末を、長く快適に使いたい人
- 長時間のゲームで発熱対策を気にしている人
- 対話型AIのiPhoneより、生成AI搭載Androidスマホを安く使ってみたい人
Galaxy S24とiPhone 15無印では生成AIの有無という方向性・できることの違いが大きいので、比較するのも難しいですよね。ただ、通信しなくても日本語への翻訳ができたりサクッと写真編集ができたり、という機能が自分に合っているなら「iPhoneにはできない」というGalaxy S24を選ぶ理由になります。今後、便利なAI機能が追加されるのも間違いないでしょう。
そのような使い方をする人なら、データを保存するSamsungクラウドにマイクロソフトの『OneDrive』が連携できるのもビジネスから趣味まで死角のないメリットになるはず。Windowsのパソコンとかんたんに連携、さらに最大7世代のOSバージョンアップ・セキュリティアップデート保証…至れり尽くせりです。
本体のスペック面でも、さまざまな場面でのAI支援や強力な放熱性能に優れる「ハイスペックで普段使いに困ることがないAndroid機種」のGalaxy S24。iPhone 15 Proとの価格差で選ぶのもアリですが、そもそも選んで間違いのない、おすすめ機種です。
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iPhone 15がおすすめな人
ここまで解説してきたiPhone 15の特徴から、「iPhone 15がおすすめな人」をまとめてみました。
iPhone 15がおすすめな人
- Pro系モデル寄りに進化した最新のiPhoneを、快適に普段使いしたい人
- 今まで気軽に撮影していた写真のクオリティを、さらに高めたい人
- iOS17の各種新機能をサクサク快適に使いたい人
- 生成AIに興味がなく、Siriにいつも助けてもらっている人
- USB-C対応やダイナミックアイランドなどハードウェアの進化した部分が欲しい人
- 2~3年のサイクルでiPhoneからiPhoneへ機種変更したい人
iPhone 15はiPhone 14 Pro譲りの性能、さらに4,800万画素のカメラでデフォルト設定を2,400万画素化、機械学習の進化でカジュアルな普段使いを満足させてくれる機種です。SNSへの高クオリティな写真や動画の投稿を助けてくれるでしょう。
またUSB-C対応やダイナミックアイランド搭載など、値下がりした型落ちのiPhone 14を選べなくなる魅力もあります。
生成AIにできることが必要ない・オンライン経由(Apple以外の会社が提供する生成AIサービス)でもいいなら、iPhone 15になって進化した魅力はGalaxy S24と比較してもiPhoneを選ぶ決め手になるはずです。
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