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Xperia 1(SO-03L)レビュー!1週間使った本音の評価

Xperia 1 レビュー

※こちらは2019年6月執筆されたものであり、当時のスペック情報やレビューをまとめたページです。

初代Xperia 1は販売終了しています。各キャリアでは後継機が発売されています。

各モデルの最新情報はこちらでご紹介しておりますのでチェックしてみて下さい!

「Xperia」の記事一覧

 

目次

Xperia 1(SO-03L)を使ってみました

2019年6月14日(金)に発売されたSONYのXperia 1(エクスペリアワン)SO-03Lをレビュー!

最初は「縦にビョーンって細長いし、なんか使いにくそう…」と思っていましたが、実際に使ってみると実は全く逆で、

1週間使った正直な感想は「スリムディスプレイが超使いやすい!」

その他にも「良かった点」「イマイチな点」を挙げるとこんな感じです。


良かった点

  • 有機ELディスプレイがキレイで見やすい
  • 本体がものすごく軽いので持ち運びが楽
  • スピーカーの音が良く、映画の臨場感最高!

イマイチだった点

  • 縦に長いので胸ポケットに収まらない
  • 指紋センサーが側面にあるので使いにくい
  • バッテリー持ちがあまり良くない
  • イヤホンジャック端子が無くなった

Xperia 1の総合評価

  • 使いやすさ・持ち運びやすさ・・・5:★★★★★
  • デザイン・・・・・・・・・・・・4:★★★★☆
  • 操作性・サクサク感・・・・・・・4:★★★★☆
  • ディスプレイのキレイさ・・・・・5:★★★★★
  • バッテリー持ちの良さ・・・・・・3:★★★☆☆
  • カメラ性能・・・・・・・・・・・3:★★★☆☆

という事で、このページでは新感覚の21:9ディスプレイを搭載したXperia 1の詳細を、独自の視点で色々とレビューしていこうと思います!

 

Xperia 1(SO-03L)の基本スペック

Xperia 1
(SO-03L)
ディスプレイ 6.5インチ
4K HDR (有機ELディスプレイ)
OS Android 9
プロセッサ Snapdragon 855
メモリ(RAM) 6GB
ストレージ容量(ROM) 64GB
外部メモリ nano SIM
メインカメラ トリプルレンズカメラシステム
1,200万画素×3
(標準レンズ/望遠レンズ/超広角レンズ)
サブカメラ 800万画素
生体認証 指紋センサー
防水/防塵性能 防水:IPX5/ 8 防塵: IP6X
バッテリー容量 3,200mAh
本体サイズ 167×72×8.2(mm)
重量 178g
カラー ブラック、パープル
その他 おサイフケータイ
ワンセグ/フルセグ
生体指紋認証
ハイレゾ

2019年の夏モデルとして登場した、SONYのハイエンドモデル「Xperia 1」

その名の通り、CPUには「Snapdragon855 オクタコアプロセッサ」が使われており、現在発売されているAndroidの中では最高クラスの位置づけとなります。

メモリ(RAM)は6GBなので問題ありませんが、気になったのは、ストレージ容量(ROM)が64GBしか無い点。

最大512GBまでのmicroSDに対応しているとはいえ、せめて海外モデルと同じ128GBは欲しかったというのが正直な印象です。

今後使っていく上で、ROMの少なさが不便に感じなければ良いのですが…

 

Xperia 1のデザインを評価レビュー

それでは早速、外箱を開封してXperia 1の外観レビューに入りたいと思います。

箱の中に入っていた付属品は以下の内容になっていました。

【Xperia 1の付属品】

  • クイックスタートガイド冊子
  • ご利用にあたっての注意事項冊子
  • フルセグ用TVアンテナ

と、非常にシンプルな付属品でした。

最近の国内モデルは充電器や充電ケーブルが付属されていないんですね。

充電ケーブルを持っていない方は別で用意する必要がありますが、Xperia 1の充電端子は「Type-C」となります。


↑Type-Cの充電端子

これまでAndroidに使っていた充電ケーブル(Type-B)は使用できませんのでご注意下さい。

原点回帰したフラットデザインがかっこいい!

Xperia 1は前モデルの「XZ2」で賛否両論あった極厚のラウンドフォルムから一転、初期のXperia Zシリーズに原点回帰した「フラットデザイン」となっています。

やはり初代のフラットデザインの方がカッコいいですね(*´ω`*)

想像していたよりも縦に長かったw

Xperia 1を手に持ってみた感想を率直に言うと、

「ディスプレイが・・・な・・・長い」

私はこれまでiPhone8を使っていたので、これまでに体感したことのない縦長のスマホサイズに少し戸惑いました。


↑ボールペン(ジェットストリーム)とほぼ同じ長さ

Xperia 1のディスプレイサイズは6.5インチと、実は他の夏モデルの中でもトップクラスの画面サイズとなっています。

ディスプレイが縦に伸びた分、横幅は72mmと非常にスリムになってるので手の収まり感がちょうど良いサイズ。

これなら手が小さい女性やお子様でも、片手で本体を握ることができそうですね。

Xperia 1を胸ポケットに入れるには不向き

スマホを胸ポケットに入れる人は、Xperia 1の場合どうなるのでしょうか?

ワイシャツに着替えて胸ポケットに入れてみると…

やっぱりこれくらいハミ出ますよね(笑)

でも、本体がスリムになっている分、細身のスキニージーンズやお尻のポケットへは出し入れが楽でスムーズでした♪

本体はツルツルなのでカバーは必須

Xperia 1を裸で持った第一印象は「ツルツルと滑る」です。

ふとした拍子に手から滑り落ちて悲しい結果になる可能性もあるので、カバーの装着は必要になると思います。

ストラップ用の穴が無いので、ストラップホール付きのケースや背面リング付きのケースならより安心して使えますね。

Xperia 1カラバリは全部で4色。人気のパープル復活!

Xperia 1のカラバリ(カラーバリエーション)は全部で4色あります。

  • パープル
  • ブラック
  • ホワイト(au・ソフトバンクのみ)
  • グレー(auのみ)

「パープル」と「ブラック」は3キャリア共通で発売されているのですが、「ホワイト」と「グレー」はドコモでの販売はありません。

私は人気のパープル色と迷った結果、ブラック色を選んだのですが、これはこれで高級感があり良い感じに仕上がっています。

ブラック色でも指紋はあまり気にならない

ブラック色の宿命と言えば「指紋」と「ホコリ」と切っても切れない関係にあること。

ただ、意外なことにXperia 1のブラックは、素手で触っても指紋があまり付かないんです。

もちろん黒のスマホなので、全く指紋が付かない事はありませんが、他モデルのブラック色に比べて指紋が目立ちにくいと感じました。

ちなみに私はドコモモデルのXperia 1を購入したので、下部にはさり気なくドコモのロゴが入っていました。

 

Xperia 1の外観・デザインを6方向からレビュー

次にXperia 1の外観を「正面」「裏面」「右側」「左側」「上面」「底面」など、様々な角度から見ていきましょう!

ベゼル極狭のフロント面

フロント面はほぼ全面にディスプレイが広がっており、上部と下部に若干のベゼルを残しているものの、ベゼル幅は特に気になりませんでした。

上部にはレシーバー穴とインカメラレンズがあり、下部にはマイク穴や物理ボタンの類は見当たりません。

最近主流になりつつある、ディスプレイのノッチ(切り抜き)が無いので、個人的には非常に好みなディスプレイ形状です。

裏面の中央にはトリプルカメラレンズが縦に並ぶ

Xperia 1の裏面には、存在感バツグンのトリプルカメラレンズが中央部の縦に並んでいます。

なぜ中央に?右か左に寄せれば良いのに…と感じましたが、実際に操作をしてみると特に邪魔になることはありませんでした。

ただ、カメラレンズの出っ張りは少し気になるところ。出っ張りは数ミリと僅かですが、ケースをしない場合はポケットの出し入れ時に引っかかることも少し心配です。

あと、この部分にはホコリも溜まってしまうので、カメラレンズは今後フラットになると嬉しいですね。

左側面には「何もない」

フロント面に向かって左側面には、ボタンやスロット部など一切はありませんでした。

右側面には指紋認証センサーとボタン3つ

フロント面に向かって右側面には、ボタンが3つと指紋認証用のセンサーがありました。

右側と左側のボタン密度に少し違和感がありましたが、逆に片側にボタンが集中している方が何かと使い勝手は良いかも。

ボタンは上から「音量キー」「電源キー」「カメラキー」となっています。

指紋認証センサーは右手で端末を持った時、ちょうど親指が当たる位置にくるよう設計されています。

指紋センサーには複数の指の指紋を登録できますし、この指紋センサーの他に「顔認証(Smart Lock)」も使えます。

ただ、端末を常に左手で持つ方は少し使いにくいかもしれません。

上にはSIMトレイとサブマイク

本体上部には、SIMトレイの挿入口と動画撮影などに使う為のマイク穴ありました。

Xperia 1のSIMカードはnanoSIMを採用しており、SIMカード挿入口の下にある穴に爪をいれて引っ張るとSIMトレイが出てきます。

SIMトレイにはSIMカードとmicroSDが1枚ずつ入るようになっていて、microSDは512GBまで対応しています。

最近のスマホはiPhoneのように、小さい穴にピンを刺してSIMトレイを排出するタイプの機種が多いですが、トレイを引っ張り出すのは珍しいですね。

蓋になる部分にはゴムパッキンが付いており、SIMカード挿入時にギュッと押し込むことで防水性は保たれるようです。

端末の下には充電端子とスピーカー

最後に端末の下部(底面)を見ていきましょう。

下部には通話用のマイク穴、Type-Cの充電端子、スピーカーが並んでいました。

あれ?そう言えばイヤホンジャック端子はどこ?と探したのですが、残念ながらXperia 1にはイヤホン端子がありませんでした。

イヤホンを使う場合はワイヤレスイヤホンを使うか、充電端子をイヤホン端子に変換するケーブルを準備する必要があります。

尚、充電をしながら有線イヤホンを使う場合は、二股変換ケーブルを買わなくてはなりません。これは不便ですね。


↑SONY純正の二股変換ケーブル(2,480円・税別)

本体の重量はわずか178グラムなので「軽い」

Xperia 1の本体重量は約178gしかありません。

正直、メチャクチャ軽いです。

歴代のXperiaシリーズと比べても、Xperia 1は圧倒的な軽量化に成功しているんですね。

機種名 本体重量
Xperia 1 178g
Xperia XZ3 193g
Xperia XZ2 198g
Xperia XZ2 premium 236g

ディスプレイサイズは大きくなったのに、薄くて軽くなっているのはSONYの企業努力なんだと思います。

映画の視聴やゲームなど、長時間スマホを持つシーンでは本体の重量が軽いというのは実は重要。

持ち続けていても疲れにくいスマホというのは良いですね。

 

Xperia 1 電源を入れてレビュー

それではそろそろワクワク感が抑えきれなくなってきたので、早速電源を入れてレビューをしていこうと思います!

21:9の有機ELディスプレイが激キレイ

Xperia 1の電源を入れてまず驚いたのが、ディスプレイの鮮やかさです。

それもそのはず。Xperia 1にはスマホでは世界初となる、有機ELの4K対応ディスプレイを採用しています。

これまでのLCDやLEDディスプレイとは細部の表現力が圧倒的に違います。

ディスプレイサイズは「6.5インチ」

Xperia 1のディスプレイサイズは6.5インチと、2019年夏モデルの中でも大きい部類にカテゴライズされます。

ちなみに、過去に発売されたXperiaシリーズでインチを比較してみると…

機種名 ドコモモデル名 auモデル名 ディスプレイサイズ
Xperia 1 SO-03L SOV40 6.5インチ
Xperia XZ3 SO-01L SOV39 6.0インチ
Xperia XZ2 Premium SO-05K SOV38 5.8インチ
Xperia XZ2 SO-03K SOV37 5.7インチ
Xperia XZ Premium SO-04J - 5.5インチ
Xperia Z5 Premium SO-03H - 5.5インチ
Xperia XZ1 SO-01K SOV36 5.2インチ
Xperia XZ SO-01J SOV34 5.2インチ

Xperia 1は歴代最大のディスプレイサイズであることが分かります。

ただ、ディスプレイサイズが大きくなっていても、大きすぎて使いづらいということはありませんでした

もし「指が届かない!」となった時は「サイドセンス」「片手モード」という機能が使えます。

サイドセンスはXperia XZ3から追加された機能で、ディスプレイの端を軽く2回タップすることで「よく使う機能」が起動します。

起動には少しコツが必要ですが、完全に片手だけで操作できるという、縦長画面のデメリットを解消し長所だけを残す神仕様。

ただ、一つだけ苦言を呈するとすると、文字入力のキーをもう少し縮小できるようになるとより片手でも使いやすかった気がします。

 

「シネマワイドディスプレイ」を詳しくレビュー

Xperia 1の代名詞ともなっている、縦長の「シネマワイドディスプレイ」

映画館にあるスクリーンと同じ比率なので、この名前で呼ばれています。

21:9のディスプレイサイズを持つスマホはは非常に特徴的ですので、もう少し掘り下げていきましょう!

情報量が多くなりスクロールが少なくなった

ディスプレイの表示領域が縦に長くなったということは、1ページに表示できる情報量が増えたということ。

特にTwitterのタイムラインや、ニュースコンテンツを流し見する時など、スクロール回数が大幅に減るのが使いやすくて良いですね。


↑【表示領域の違い】左がiPhone8 plus 右がXperia 1

上の比較写真はどちらも同じページを表示しているのですが、Xperia 1の方が1ページに表示できる情報量が多いことが分かります。

尚、ディスプレイが縦に長いので待受画面に設定できる画像のバリエーションも多く、色々遊べますね。

例えば、HUNTERXHUNTERのゴンさん(髪が超伸びたVer.)でも、しっかりと髪先まで待ち受けにすることが出来ました(笑)

2画面表示はかなり使える

Xperia1は縦に長い画面の特性を活かし、上下で別々のコンテンツを表示できる「21:9マルチウィンドウ」という機能が使えます。

上下で表示できるコンテンツは好きなものを選択できますし、上下の表示を簡単に入れ替えたり表示比率を自由に変えることもできます。

例えば、スポーツ観戦をしながらTwitterに投稿したり…

行きたいお店の情報を見ながら地図を表示させたり…

あとは、上画面でゲームをしながら下に攻略情報を出したりと、上下に表示させるコンテンツによって無限大の使い方をすることができますね。

映画再生時に出る上下左右の余白が消えた

上でも紹介したとおり、Xperia 1のディスプレイ比率は映画館のスクリーンと同じ21:9で作られています。

つまり、Xperia 1で映画を見るとピッタリの映像サイズで表示できるため余白が出ないんです!

4K対応の有機ELディスプレイ+ドルビーアトモスの立体的な音響で、これまでのスマホでは体感できなかった迫力ある映画視聴ができました。

音に合わせてバイブが振動

Xperia 1には「ダイナミックバイブレーション」という機能があり、映画などのメディア音声に連動して端末が振動します。

特にアクション映画を見ている時の「映像」と「音」と「バイブ」のコラボは臨場感が高まるのでオススメ!

ウザったくなったら「設定」⇒「音設定」⇒「ダイナミックバイブレーション」でOFFにすることも出来ますよ。

主要配信サービスには全対応を確認

現在、映画配信のサービスは多くありますが、主要の動画配信サービスで一通り試してみたところ、

  • Hulu(フールー)
  • Netflix(ネットフリックス)
  • Amazon Prime(アマゾンプライム)
  • U-Next(ユーネクスト)
  • YouTube(ユーチューブ)

これらのサービスは問題なく動画の再生が出来ました。

逆に「現在対応していません」という表示が出るサービスやアプリもまだまだ多いのは残念な点。

すべてのコンテンツが21:9のワイドディスプレイに対応しているわけではありませんでした。

ゲームはやりにくなったものもある?

シネマワイドディスプレイは各種ゲームにも対応しているので、大きな画面で迫力あるゲームを楽しむことが出来ます。


↑アスファルト9はスピード感もあって面白い!

ただ、ポケモンGOなどゲームによっては大画面ゆえに操作がしづらくなったという声も出ているようです。

スマホ賢者
ワイドディスプレイのせいでゲームがやりづらい場合は、「マルチウィンドウ」を使って画面を分割すれば解決じゃ。上下のディスプレイサイズを自由に変更し、自分に最適のサイズでゲームをプレイすることが出来るぞい。

縦読みの文章は読みやすいが、雑誌は読みづらい

Amazonの「Kindle」やドコモの「dブック」など、電子書籍のサービスも増えていますが、Xperia 1のワイドディスプレイではどのように表示されるのでしょう?

実際にXperia 1で活字がメインの書籍と、画像が含まれる雑誌を閲覧してみました。

Xperia 1は画面が縦に長いので、1ページの改行が少なく視点移動も少なくなり、書籍はとても読みやすいと感じました。


↑前田裕二著「メモの魔力」サンプルページ

対して雑誌の見え方ですが、縦画面の場合は文字が小さくなりますし、上下に無駄な余白が出てしまいました。

じゃあ横画面にしたらどうなるんだろう?と思って画面を90度回してみましたが…

横にすると2ページの見開き表示に変わるものの、今度は左右に余白が出てしまいます。

雑誌は文字が小さく、都度ズームが必要なので非常に読みづらかったです。

Xperia 1「トリプルカメラ」の実力をレビュー

それでは歴代のXperiaの中でも初めての搭載となる、「3つのカメラレンズ(トリプルカメラ)」についてレビューをしていきます!

3つのカメラレンズにはそれぞれ役割があり、上から

  • 標準カメラ
  • 望遠カメラ
  • 超広角カメラ

という役割があり、これらのカメラレンズを組合せて撮影をします。

Xperia 1の内部には、ソニーの一眼レフ「α」にも採用されている高性能の画像処理エンジンが使われているので、誰でもキレイな写真を撮影できますよ。

Xperia 1の撮影モードは8種類

Xperia 1の撮影モードは全部で8種類あります。

  • フォト
  • ビデオ
  • 背景ボケ撮影
  • スローモーション撮影
  • パノラマ撮影
  • ARエフェクト
  • クリエイティブエフェクト
  • マニュアル撮影

これらのモードの詳細は下で詳しくお伝えしますが、一瞬のシャッターチャンスを逃さないよう、カメラモードは簡単に切り替える事ができます。

シーン別撮影機能は13種類

さらにそれぞれのシーンに適した撮影ができるよう、AIが13のシーン別で自動的にモードを切り替えてくれます。

  • 料理
  • 夜景&人物
  • 逆光
  • 低照度
  • 夜景
  • ソフトスナップ
  • 赤ちゃん
  • ドキュメント
  • 風景
  • スポットライト逆光&人物
  • マクロ
  • オート

Xperia 1のカメラスペック表

カメラ画素数 標準カメラ 約1,220万画素
望遠カメラ 約1,220万画素
超広角カメラ 約1,220万画素
インカメラ 約800万画素
センサーサイズ(F値) 標準カメラ 1/2.6インチ (1.6)
望遠カメラ 1/3.4インチ(2.4)
超広角カメラ 1/3.4インチ(2.4)
インカメラ 1/4.0インチ(2.0)
ISO感度(最大) 静止画 ISO 3,200
動画 ISO 4,000
オートフォーカス 静止画/動画
ズーム(最大) 静止画/動画 光学2倍 デジタル10倍
手ぶれ補正 外側/内側カメラ 静止画:光学式 動画:光学式

まずはデフォルトのカメラ設定で撮影

Xperia 1のカメラの実力を見たいので、まずは特に設定を変更しないデフォルトモードで撮影をしてみましょう。

モデルが近くにいなかったので、ちょうど机の上にいた「アゴがシャクれたパンダ」にモデルになってもらい、何も考えずにパシャッと撮影をしてみました。

蛍光灯の真下で撮影したのですが、なんかチョット暗く写ってしまいましたね・・・

iPhone8 plusで撮影した画像と比較してみると、

やはりXperia 1で撮影した方が少し暗くなる事が分かります。

ということで、手動で明るさの補正を掛けてもう一枚パシャリ!

今度はキレイに撮影ができました^^

屋内(特に夜)での撮影は、室内の光量により補正が必要となる場合があるということですね。

スーパースローカメラの実力が凄い!

Xperia 1の動画撮影モードの中に「スーパースロー」という機能があったので使ってみました。

↓は噴水を撮影したものですが、スーパースロー撮影中は水しぶきの一つ一つまで鮮明に写っているのが分かると思います。

通常の倍速で動画撮影をしながら、スローで撮影したい部分だけをポイントで使えるのは便利。

こんな高画質&超スロー撮影で、今話題の#ボトルキャップチャレンジを撮ったら、SNSでも盛り上がりそうですね(笑)

 

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ナダルキャップチャレンジ #BottleCapChallenge #ボトルキャップチャレンジ #ナダルキャップチャレンジ #七夕

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※音量注意↓

それにしてもマライアキャリーの声ってすごいんですね…

瞳AFが人物を自動で追従&背景ボカシ

Xperia 1のカメラには、SONYのカメラではお馴染みとなった「瞳AF(オートフォーカス)」が搭載されています。

これは人やペットの「瞳」を自動で認識し、被写体が動いた状態でも常にピントが合うという素晴らしい機能。

ポートレート(背景ボカシ)や連射にも対応しているので、お子さんの一瞬の笑顔を見逃さずカメラに収めることができますね。

夜景の撮影は暗すぎる場所では効果が薄い

続いて夜景の撮影ですが、閉店後の暗くなったイオンモールに行って撮影をしてみました。

ご覧の通り、光がある場所は明るく映るのですが、電灯など光が少ない場所だとかなり暗く写ってしまい、とても残念な結果になってしまいました。

日中の屋外撮影はすごくキレイに撮影できた!

今度は日中での撮影を検証してみましょう。

この日は雲が多くあまり太陽が出ていない時だったのですが、撮影してみると意外と明るくキレイに撮ることができました。

↓クリックで拡大します

iPhone8でも同じ場所で撮影してみたところ、このような違いが出ています。↓

Xperia 1は色鮮やかに撮影できていますが、空を見るとiPhone8のほうがしっかりと雲まで写っていますね。

ちなみに肉眼に近い方はiPhone8で、Xperia 1は内部で画像補正を行うので、肉眼よりもキレイに撮れるのが特徴です。

シャッタースピードが早いので写真がブレない

Xperia 1で撮影をした写真を見ていたところ、ブレて残像になっている写真がほとんど無いことに驚きました。

これはシャッタースピードの速さによるもので、例えば下の写真では水が落ちる瞬間が描写できています。

↓クリックで拡大します

シャッタースピードが遅い場合、水が落ちる部分に残像がかかってしまいますがXperia 1は水滴が空中で止まっているかのように写っていますね。

例えば野球のスイングだったり、サッカーのシュートの瞬間だったり、バレーのスパイクの瞬間だったり・・・

これまでスポーツなどの撮影で「被写体のブレ」に悩まされていた方は、Xperia 1が強い味方となりそうです。

光学2倍+最大10倍の望遠ズーム撮影が可能

Xperia 1のカメラには光学2倍、デジタル10倍のズーム機能が付いています。

正直Xperiaの望遠性能にはあまり期待していませんでしたが、Xperia 1の望遠撮影は上々の性能でした。

↓等倍撮影(×1)

↓光学2倍撮影(×2)

↓望遠10倍撮影(×10)

光学2倍は劣化しないので等倍と同じクオリティで撮影できますが、10倍ズームで撮影した写真は拡大するとやはり粗さが目立ってしまいます。

キレイに写真を残すのであればズームは3倍~5倍が限度。10倍はまず使うことは無いでしょう。

「パートカラーモード」でインスタ映え

Xperiaは1には「クリエイティブエフェクト」という機能が付いており、この中の「パートカラー」を使えば、白黒写真の一部だけに色を付ける事ができます。

例えばこのようなカラフルな写真でも

パートカラーモードを使って、写真の「黄色」の部分をタップするだけで、

白黒写真の「黄色部分」だけに色が付く仕様となっています。

短時間でおしゃれな写真を作成することができるので、インスタなどのSNS映えする写真が簡単に作れますよ。

ポートレートモードの背景ボケはオマケ程度

カメラ機能の一つに「ポートレートモード(背景ボカシ)」が付いているので試してみました。

まずは通常モードで撮影した写真がこちら↓

そしてポートレートモードで撮影した写真がこちら↓

2枚を比較してみるとこんな感じになります↓

確かに背景は若干ボケていますが、ピントが合っているのが中央部だけなので正直、微妙ですね・・・

私はまだXperia 1を触り始めて1周間なので、使いこなすまでにはコツがいるのかもしれません。ただ、ファーストタッチでは少し使いづらいと感じました。

画質はアスペクト比によって変わる

Xperia 1の画質はアスペクト比の設定によって多少変わるようです。

色々と設定を変更して試してみましたが、私の体感的には「16:9」よりも「4:3」の方が画質良いように感じました。

画質優先にするとXperia 1の最大のウリである16:9が使えなくなるのは少しもどかしいですが、利用シーンによって画質を変えて楽しめば問題無いでしょう。

写真が緑色になるバグが発生!?

カメラで撮影した写真を保存すると、一部の画像が緑色になる症状が発生しています。

が、この現象は6/19(水)のアップデートで対応完了しているようですね。

そう言えば過去にもXperia XZ Premiumで同様の症状が報告されていたような…

 

エクスペリア1のCPU性能をレビュー

エクスペリア1に搭載されているプロセッサは「Snapdragon855」という、高スペックの最新CPUが使われています。

メモリを大量に必要とする3Dゲームや、複数のアプリを同時に起動する時など動きがカクついたら使い物になりませんからね。

しかし私の心配とは裏腹に、Xperia 1の動きはサクサク&ヌルヌルw

実際にベンチマークを計測したところ、33万超えの高スコアを叩き出しました。

30万超えであれば、大抵の3Dゲームは快適にプレイできると思いますよ。

Sony Xperia 1
総合スコア 337896
CPU 104360
GPU 157229
UX 66150
MEM 10157

バッテリーの持ち時間をレビュー

続いてはXperia 1のバッテリー持ちについてレビューしていこうと思います。

Xperia 1のバッテリー容量は「3,200mAh」なので、一般的なハイエンドモデルと同等の大きさです。

電池の消費も少なめなので、極端なヘビーユーザーでなければ、1日で電池が無くなってしまうことは無いはず。

バックグラウンドで起動しているアプリの数や、電波状況によっても変動しますが、Xperia 1のバッテリー持ちは良いと感じました。

ワイヤレス充電には非対応

Xperia 1は最近のハイエンドモデルには珍しく、ワイヤレス充電には非対応です。

そこまで使用頻度が高い機能ではありませんが、「ある」と「ない」だったらやはり機能としてはあった方が良いので少し残念です。

バッテリーの発熱は少ないが「熱くなる」

短時間の動画視聴や、通常のブラウジング、SNS閲覧程度でしたら発熱はほとんど感じることはありません。

ただ、CPUに負荷がかかるゲームを長時間行ったり、大容量のデータをダウンロードしていると、やはり少しずつ本体が熱くなりますね。

持てなくなるほど熱くなることはありませんでしたが、ケースを装着して使う上では全く気にならないレベルです。

Xperia 1の進化した機能や特徴をレビュー

それでは最後にXperia 1で気になった点や、特徴をポイントで紹介していこうと思います。

ハイレゾ再生&DAスピーカーで音質はすごく良い

Xperia 1には「ドルビーアトモス」に対応したスピーカーが搭載されているので、特に大きな音量で聞くと迫力なるサラウンドを楽しむことが出来ました。

「設定」⇒「音設定」⇒「オーディオ設定」からDolby Atmosの設定を切り替える事ができますので、音の違いを体感してみて下さい。※デフォルトはOFFになっています。

また、SONYのスマホなので当然ハイレゾ音源にも対応しており、ポータブルヘッドホンアンプを経由して聞いてみると音の広がりが全く違うことに驚きました。

ロック解除方法は「指紋認証」のみ

Xperia 1のロック解除は、本体の右側面についている「指紋認証」のみです。

端末を持ち上げた時に、右手の親指で瞬時に解除できるのは使いやすくて良いですね。

尚、セキュリティ機能としてGoogleが提供する「Smart Lock」も使えるので、セキュリティ面が不安な場合は「顔認証」も併用できますよ。

Xperia 1使用者の口コミ・評判

 

【まとめ】Xperia 1を1週間使った結果の総評

Xperia 1を実際に1週間使ってみた感想を「良い(メリット)」「イマイチ(デメリット)」で分類すると以下になります。

Xperia 1のメリット

  • スリムタイプの筐体が使いやすい
  • ブラウジングや映画視聴が快適
  • 4Kディスプレイの映像が超キレイ
  • サイドセンスがあるので片手操作も楽々

Xperia 1のデメリット

  • 本体のストレージ容量が少ない
  • ワイヤレス充電に対応していない
  • サイドセンスの起動には少しコツがいる
  • ポートレートモード撮影が難しかった

Xperiaのハイエンドモデルで発売前から期待していましたが、正直なところ私の期待値を大きく上回ってくれました。

特に初めての「シネマワイドディスプレイ」には感動が多いですね。

値段は高いですが、動画・カメラ・操作性どれを取っても優秀で使いやすいスマホなので、買って後悔することは無いはずです。

 

Xperia 1は3キャリア総合1位の人気モデル

Xperia 1は発売開始から驚異的な販売台数を更新していて、価格.comのランキングを見ると、3キャリア総合の販売台数でも1位になるほどの人気機種です。

既に一部のショップでは在庫切れ/入荷待ちになっているようなので、気になる方は早めにチェックすることをオススメします。

※2019年6月時点の情報です。こちらの機種は現在、販売終了しております。

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