ドコモでスマホを購入する際に申し込める「いつでもカエドキプログラム」。端末を返却することを条件に安くスマホを手に入れることができる、とってもお得なプログラムですよね。
しかし中には、
「そもそも返却って何すればいいの?」
「2年で機種変更しなかったらどうなるの?」
と、お悩みの方もいらっしゃるかと思います。
この記事では、いつでもカエドキプログラムについて
- 返却方法
- 返却しないとどうなるのか
- 返却前にスマホが壊れたらどうなるのか
などについて解説していきます。いつでもカエドキプログラムに申し込んでいる方も、これから申し込もうかと考えている方も、ぜひ参考にしてみてください。
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目次
いつでもカエドキプログラムの返却方法は?
いつでもカエドキプログラムを利用する場合の受付窓口は以下のとおりです。
- ドコモショップ
- ドコモ取り扱い店舗
(家電量販店など、Apple Store除く) - ドコモオンライン手続き
ドコモショップ、ドコモ取り扱い店舗なら持ち込みまたは郵送での返却、ドコモオンライン手続きなら郵送での返却となります。
詳しい返却方法は、
で解説していますので、ぜひご確認ください。
事前の初期化を忘れずに
いつでもカエドキプログラムを利用する際には、必ず端末を初期化しなければなりません。
「新しいスマホを購入して、データを移行してから初期化して…」と、返却の準備には意外と時間がかかります。返却には期日があるので、新しいスマホの手配が済んでからプログラムの利用申し込みをすることをおすすめします。
ドコモオンラインから『いつでもカエドキプログラム』返却をする場合
ドコモオンライン手続きでいつでもカエドキプログラムを利用する場合、まずはMy docomoから返却申し込みをします。
- My docomoにログイン
- 「お手続き」を選択
- 「カテゴリから探す」の項目にある「割引・優待」を選択
- 「いつでもカエドキプログラムご利用(郵送)」を選択
- 「お手続きをする」を選択
あとは画面に従って必要事項を入力していけば、オンライン手続きでの利用申し込みは完了です。
手続きが完了してから1週間ほどで、自宅に送付キットが送られてきます。書類に必要事項を記入し、初期化したスマホと一緒に返信用封筒に入れて郵送してください。
箱や付属品は送付しません。カバーや保護フィルムを付けている場合はすべて取り外し、端末のみを袋に入れて返却してください。
ドコモオンラインで端末を返却する場合の注意点として、
- 送付キットは確実に受け取る
- 利用申し込み後のキャンセルはできない
- 必ず端末を初期化する
- 早期返却の場合、郵送では残額の一括精算ができない
などが挙げられます。それぞれ詳しく解説していきましょう。
注意点①
送付キットは確実に受け取る
ドコモオンライン手続きからの利用申し込み時に「オンラインでの本人確認」を選択し、本人確認が完了している場合、送付キットは普通郵便で届きます。
しかし本人確認が完了していない場合、本人限定郵便(特例型)で届くので要注意。
本人限定郵便(特例型)の場合、まずは到着通知書が自宅へ届きます。通知書に記載されている郵便局へ連絡をしてから到着通知書と本人確認書類を持って郵便局へ行くか、自宅への配達を依頼してください。
送付キットを受け取れなかった場合、手続きが完了しないため違約金が発生します。免除されるはずの金額と同額の違約金を一括で支払うことになってしまうので、送付キットは確実に受け取れるようにしましょう。
注意点②
利用申し込み後のキャンセルはできない
いつでもカエドキプログラムの利用申し込み後は、キャンセルや返却方法の変更はできません。
利用申し込みをした月の翌月末までに返却しなければ、免除されるはずの金額と同額の違約金が発生してしまうので注意しましょう。
なお、返却したスマホが査定の結果「機能不良品」となり故障時利用料が発生した場合でもキャンセルはできません。
注意点③
必ず端末を初期化する
返却時にデータが初期化されていなかった場合、「受付不可品」となり違約金が発生してしまいます。早めに新しい端末へデータ移行をして、確実に初期化を行えるように注意しましょう。
初期化は以下の手順で行えます。※機種やバージョンによって異なる場合があります。
iPhoneの初期化の方法
「設定」
>「一般」
>「リセット」
>「すべてのコンテンツと設定を消去」
>「今すぐ消去」
Androidの初期化の方法
「設定」
>「一般管理」
>「リセット」
>「工場出荷状態に初期化」
>「リセット」
おサイフケータイを利用していた場合、FeliCaチップの初期化も必要となります。おサイフケータイアプリで「メモリ使用状況」を確認してみてください。数値が0ならば初期化の必要はありません。0でない場合はデータ移行をしてから初期化を行ってください。
注意点④
早期返却の場合、郵送では残額の一括精算ができない
22ヶ月目までにプログラムを利用した場合、利用申し込みの翌月~23回目までの分割支払金から早期利用特典により割引した額を毎月支払うことになります。
つまり、スマホを返却した後も23回目までは支払いが続きます。この残額は一括で支払うこともできるのですが、郵送で返却する場合は一括精算することはできません。
一括精算を希望する場合は、ドコモショップ店頭で返却するようにしましょう。
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ドコモショップ店頭で『いつでもカエドキプログラム』返却する場合
店頭での返却を希望する場合は、ドコモショップやドコモ取り扱い店舗(家電量販店等)に来店してスマホを返却します。
ドコモショップは来店予約なしでも受付可能ですが、予約をしておけば待ち時間が少なくて済みますよ。予約はドコモの店舗検索ページから行えます。
ドコモ取り扱い店で対応できないケース
ドコモ取り扱い店舗では、以下のケースではプログラムの利用ができませんので注意してください。
- 新しい端末を購入しない場合
- (一部家電量販店では)分割支払金残額が11,000円(税込)以上の場合
- 早期返却で、残額の一括精算を希望する場合
これらに当てはまる場合は、ドコモショップで利用申し込みをしましょう。
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いつでもカエドキプログラムは返却しないとどうなる?
スマホ購入時にいつでもカエドキプログラムに加入したけれど、2年経過後に「もう少し同じスマホを使い続けたい」と気持ちが変わることもありますよね。
いつでもカエドキプログラムに加入したからといって、必ず返却が必要というわけではありません。24ヶ月目以降も端末を返却せずに使い続けることが可能です。
その場合は24回に再分割された残価額(再分割支払金)をそのまま支払い続けることになるので、特に手続きは必要ありません。
その後は
- 24~46ヶ月目に端末を返却するか?
- プログラムを利用せず支払いを終えるか?
どちらかのパターンになります。
24~46ヶ月目に返却する場合
24ヶ月目以降に端末を返却する場合、利用申し込みの翌月以降の再分割支払金の支払いが免除されます。
返却するのが遅いほど実質負担額は増えていきますが、その分スマホを長く使用できるので損とはならないでしょう。
プログラムを利用することなく支払いを終える場合
いつでもカエドキプログラムを利用しないまま支払いを終えた場合、端末を返却する必要はありません。機種代金を全額支払ったことになるので、完全に自分のものになります。もちろん機種変更をするときに下取りに出すことも可能ですよ。
24~46ヶ月目の間にドコモショップで一括精算をすることもできますが、その場合もプログラムを利用することなく支払いを終えたことになるので端末の返却は不要です。
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いつでもカエドキプログラムで返却前に壊れたら?
いつでもカエドキプログラムを利用するには、ドコモの査定基準を満たした端末を返却する必要があります。
返却した端末は、査定結果によって以下の3種類に分けられます。
- 良品
- 機能不良品
- 受付不可品
「良品」であれば問題なくプログラムが適用されますが、「機能不良品」や「受付不可品」となった場合はどうなるのでしょうか。
機能不良品の場合は『故障時利用料』が発生する
返却した端末が故障等によりドコモの査定基準を満たさなかった場合、「機能不良品」として故障時利用料を支払わなければなりません。
- 筐体が破損している
- 電源が入らない
- 液晶表示が異常/タッチパネルが動作不良
- カメラ、音声、各種ボタン等の機能が正常に作動しない
- SIMトレイが不足、または損傷している
端末が上記の状態だった場合、故障時利用料として22,000円(税込)の支払いが必要となります。
ケータイ補償サービス、smartあんしん補償に加入していれば2,200円(税込)になるので、加入しておくと安心ですね。
受付不可品の場合は『違約金』が発生する
返却した端末が「受付不可品」となった場合、プログラムの利用によって支払いが免除となるはずの金額と同額の違約金を一括で支払わなければなりません。
- 初期化されていない
- メーカー保証が対象外(改造など)
- ネットワーク利用制限がかかっている
- 基盤が断裂している
端末が上記の状態だった場合、受付不可品となり違約金がかかるので注意してください。
「受付不可品」となった端末は、指定センターから返送されます。不達になった場合や3ヶ月以内に受け取らなかった場合はドコモにて処分となります。
まとめ
いつでもカエドキプログラムの返却方法まとめ
- 手続きはオンラインから郵送または店頭持ち込み
- 郵送する場合は送付キットを利用する
- 返却する前には必ず初期化しておく
- 返却しないで使い続けてもOK(支払いは続く)
- 返却前に壊れたら故障時利用料や違約金が発生する
いつでもカエドキプログラムの返却について解説しました。
プログラムを利用せずにそのまま使い続けることも可能なので、基本的にデメリットはない制度です。対象機種を購入する場合にはぜひ申し込みをしておきましょう。
スマホを壊してしまわないか心配な方は、カバーや保護フィルムで本体を保護したり、ケータイ補償サービスやsmartあんしん補償に加入したりすると安心ですよ。
返却期限を過ぎてしまったり、端末の初期化を忘れてしまったりすると、違約金が発生するので気をつけてくださいね。
注意点をしっかりと確認し、いつでもカエドキプログラムを活用してお得にスマホを購入しましょう!
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スマホは手続きをする場所で支払い総額が違う!
いつもスマホの機種変更を、携帯ショップや家電量販店で行っている方…
実は超絶にもったいないことをしてますよ。
ショップでは、機種代金の他に「頭金」を請求されます。
※頭金の金額は1万円~2万円が一般的。
この頭金、実はいくら支払っても端末の分割金額は減りません。
車や家の頭金と同じに考えると、結果的に多くのお金を取られますので注意しましょう!
ちなみにオンラインショップスマホを購入した場合は、この分割払い時の頭金がかかりません。
ドコモであれば事務手数料も無料になります。
ドコモオンラインショップは事務手数料・頭金がかからない
ドコモオンラインショップを使うの最大のメリットは、事務手数料が無料、頭金も不要になること。
つまりオンラインショップなら、ドコモショップや家電量販店よりも10,000円~20,000円も安くスマホを買うことができるんです。
・事務手数料と頭金がかからないドコモオンラインショップのメリット
・24時間365日機種変更ができる
・ショップに行く必要がない
・2,750円以上の購入で送料無料
・dポイントが使える
・自宅以外でも受取先を選べる・機種変更の場合は到着まで2~3日かかるドコモオンラインショップのデメリット
・新規契約/MNPは審査含め約10日かかる
・実機を直接触ることができない
・対面での相談ができない
わざわざドコモショップに行かなくても、自宅でスマホから同じ手続きができます。
購入した端末は自宅に送られてくるので、外出する必要は一切ありません。
ドコモショップまで行く時間、順番待ちの時間、交通費を考えると、オンラインショップの方が圧倒的にお得ですよ。
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