2019年9月20日(金)待望のiPhone 11が発売されました。
そして、これまでと同様に新型iPhoneが発売される直前には旧モデルが値下げが行われ、iPhone8にも大幅に割引が入っています。
ここではiPhone 11とiPhone8を様々な切り口から徹底比較し、2019年のいま機種変更をするならどっちの機種を買うべきか?について詳しく解説をしていきます。
目次
iPhone8と11の販売価格を比較(ドコモ・au・SoftBank・Apple)
まずは2機種の本体価格(値段)から比較していきましょう。
上でもお伝えしましたが、iPhoneは新モデルが発売される直前に旧モデルに対して割引が入ります。
いわゆる「在庫処分」ですね。
iPhone8にもこの割引が入っており、2019年9月14日から割引価格で販売されています。
iPhone8の本体価格を比較
まずはiPhone8の販売価格から見ていきましょう。
iPhone8は「ドコモ」「au」「SoftBank」の主要キャリアと「Apple」で購入することができますが、購入場所によって若干ですが価格がことなります。
ドコモの販売価格
通常販売価格 | おかえしプログラム適用価格 | |
64GB | 67,320円 (1,870円×36回) |
44,880円 (1,870円×24回) |
ドコモ購入できるiPhone8は現在「64GB」のみです。
発売当初よりも大幅に割引が入っており、スマホおかえしプログラムを適用すると4万円台で購入することができます。
auの販売価格
通常販売価格 | アップグレードプログラム適用価格 | |
64GB | 74,880円 (1,560円×48回) |
37,440円 (1,560円×24回) |
256GB | 105,408円 (2,196円×48回) |
52,704円 (2,196円×24回) |
auでは「64GB」「256GB」を購入することができます。
iPhone8は「アップグレードプログラムEX」の対象機種に含まれていますので、仮に24回でプログラムを使った場合は半額で購入可能です。
ソフトバンクの販売価格
通常販売価格 | トクするサポート適用価格 | |
64GB | 80,640円 (1,680円×48回) |
40,320円 (1,680円×24回) |
256GB | 93,600円 (1,950円×48回) |
46,800円 (1,950円×24回) |
SoftBankでも「64GB」と「256GB」の2種類が販売されています。
24回の支払いが完了した時点で「トクするサポート」を利用することで、半額で購入することが可能です。
Appleの販売価格
通常販売価格 | 端末割引 | |
64GB | 52,800円 | - |
128GB | 57,800円 | - |
Appleでは「64GB」と「128GB」のiPhone8を購入することができます。
キャリアと違って端末の割引はなく、一括購入が原則となります。
iPhone 11の本体価格を比較
続いてiPhone 11の販売価格を見ていきましょう。
iPhone 11は発売当初は「前モデルのXSと同額くらいになるのでは?」という見方がありましたが、実際にはiPhoneXSの発売当時よりも約1割ほど低価格で発売されました。
ドコモの販売価格
通常販売価格 | おかえしプログラム適用価格 | |
64GB | 87,120円 (2,420円×36回) |
58,080円 (2,420円×24回) |
128GB | 95,040円 (2,640円×36回) |
63,360円 (2,640円×24回) |
256GB | 106,920円 (2,970円×36回) |
71,280円 (2,970円×24回) |
ドコモでは3種類の容量全てが購入することができます。
スマホおかえしプログラムを使うことで、64GBのiPhone8(44,880円)との差額が約1.5万円程度になるため、新モデルでもそこまで価格差があるわけではありません。
auの販売価格
通常販売価格 | アップグレードプログラム適用価格 | |
64GB | 90,720円 (1,890円×48回) |
45,360円 (1,890円×24回) |
128GB | 96,480円 (2,010円×48回) |
48,240円 (2,010円×24回) |
256GB | 109,440円 (2,280円×48回) |
54,720円 (2,280円×24回) |
auでも「64GB」「128GB」「256GB」の全容量が揃っています。
iPhone 11も「アップグレードプログラムEX」の対象機種なので、最大半額で購入することができます。
ソフトバンクの販売価格
通常販売価格 | トクするサポート適用価格 | |
64GB | 89,280円 (1,860円×48回) |
44,640円 (1,860円×24回) |
128GB | 95,040円 (1,980円×48回) |
47,520円 (1,980円×24回) |
256GB | 108,000円 (2,250円×48回) |
54,000円 (2,250円×24回) |
SoftBankでは割引を使うと5万円以内でiPhone 11を使うことができます。
3キャリアの中ではSoftBankが最安値。乗り換えを検討している方は月額費用が安いキャリアを選ぶのも一つの方法です。
Appleの販売価格
通常販売価格 | 分割価格 | |
64GB | 74,800円 | 74,800円 (3,428円×24回) |
128GB | 79,800円 | 79,800円 (3,658円×36回) |
256GB | 90,800円 | 90,800円 (4,162円×24回) |
Appleで購入した場合、回線の契約が不要になる代わりに、端末代金はほぼ定価で購入することになります。
分割での支払いも可能ですが、割引が入らないので一括払いの価格と差はありません。
- iPhone8の最安値はauの64GB「37,440円」
- iPhone 11の最安値はSoftBankの64GB「44,640円」
- 各キャリアには半額で買えるプログラムがある
- Appleは割引が入らない
iPhone 11とiPhone8のスペックを比較
続いて、iPhone 11とiPhone8のスペックの違いを見ていきたいと思います。
iPhone 11 | iPhone8 | |
ディスプレイ | 6.1インチ Liquid Retina HDディスプレイ |
4.7インチ Retina HDディスプレイ |
OS | iOS13 | iOS11(初期) |
プロセッサ | A13 Bionic | A11 Bionic |
メモリ(RAM) | 4GB | 2GB |
ストレージ容量 | 64GB、128GB、256GB | 64GB、128GB |
メインカメラ | デュアル12MPカメラ (超広角、広角) |
シングル12MPカメラ (広角) |
サブカメラ | 1200万画素 | 700万画素 |
生体認証 | Face ID | Touch ID |
防水/防塵性能 | 水深2メートルで最大30分間の耐水性能 | 水深1メートルで最大30分間の耐水性能 |
バッテリー容量 | 3,110mAh | 2,675mAh |
本体サイズ | 150.9 × 75.7 × 8.3(mm) | 138.4 × 67.3 × 7.3(mm) |
重量 | 194g | 148g |
カラー | パープル、イエロー、グリーン、ブラック、ホワイト、レッド | シルバー、スペースグレイ、ゴールド |
スペックを比較すると、やはり3世代前のiPhone 11は全ての項目においてスペックが大幅にアップしています。
処理速度(CPU性能)の差は大きくある
iPhone8と11の処理速度を比べてみると、体感できるほど違いがあります。
理由はiPhone 11のチップセットがA11⇒A13と2段階もアップしているので、画面が固まる心配は不要。高負荷のゲームをしていてもサクサクと動きます。
iPhone 11 | iPhone8 | |
プロセッサ | A13 Bionic | A11 Bionic |
Aututuスコア (総合) |
456650 | 234057 |
ただ、iPhone8は動きが遅くてイライラするかと言われればそうではありません。
あくまでも11と比較した場合は差がありますが、メールやLINE、インターネット、ツムツムなどの軽量ゲームの使用が主であれば、チップセット性能の違いは感じないレベルです。
動画編集やリアルな3Dゲームを行う方は、処理能力の高い「iPhone 11」を。
極めて一般的な使用用途の方は「iPhone8」を選んでも問題ありません。
ストレージ容量「256GB」があるのはiPhone 11
iPhoneは本体に保存できるデータ容量が大きいほど、端末の値段も比例して高額になります。
- iPhone8の保存容量は「64GB」「128GB」の2種類
- iPhone 11の保存容量は「64GB」「128GB」「256GB」の3種類あります。
つまり、256GBの本体容量が必要な場合は、必然的にiPhone 11を選ぶことになります。
iPhone 11 | iPhone8 | |
ストレージ容量 | 64GB 128GB 256GB |
64GB 128GB |
iPhoneはSDカードなどの外部メディアに対応していませんが、「iCloud」と呼ばれるクラウドサービスで容量を増やすことができます。(+50GB/月140円)
ですので本体容量が少ないモデルを購入しても、あとからクラウドで容量を増やすことは可能です。
いま現在、本体にどれくらいのデータ容量を使っているのか?を調べる場合は、今使っているiPhoneの「設定」⇒「一般」⇒「iPhoneストレージ」で確認ができますよ。
iPhone8と11 カメラ性能の違い
iPhone8とiPhone 11のカメラを比較した場合、大きく違うのが「カメラレンズの数」です。
iPhone8は「広角レンズ」の1つだけですが、iPhone 11には「広角」「超広角」の2レンズが搭載されています。
超広角レンズは、自分が後ろに下がらなくても「引き」の写真を撮影することが出来るので、狭い室内や広い公園の全景を撮影したい時には便利です。
逆にiPhone8はズーム機能に定評があるので、望遠撮影を使うことが多い方はiPhone8の方が適しています。
総合的なカメラ性能でみると、やはり最新のA13チップセットとイメージセンサを搭載しているiPhone 11に軍配が上がります。
カメラ性能を重視するならiPhone 11を選ぶべきでしょう。
バッテリー持ちはiPhone 11の方が良い
次に電池(バッテリー)の持ちで比較していきましょう。
バッテリー持ちの良さは単純にバッテリーの大きさだけでは決まりません。
もちろんバッテリーが大きいほうが長持ちをしますが、ディスプレイの種類やCPU(iPhoneの頭脳)によっても大きく変わってきます。
iPhone 11 | iPhone8 | |
バッテリー容量 | 3,110mAh | 2,675mAh |
ビデオ再生 | 最大17時間 | 最大13時間 |
音楽再生 | 最大65時間 | 最大40時間 |
iPhone 11に搭載されているCPUは省電力の部分も進化しており、さらに消費電力が少ないディスプレイが使われているため、iPhone8よりも電池持ちは良くなっています。
iPhone8はあまり電池持ちが良くないモデルなので、毎日の充電は必須になります。1~2年は問題ありませんが、3年以降も使う場合は電池パックを交換するか、モバイルバッテリーを持ち運ぶ必要があるかもしれません。
iPhone8とiPhone 11の性能や外観の違い
続いて、iPhone8とiPhone 11の性能(内面)とデザイン(外観)を見ていきましょう。
iPhone 11はフロント面からホームボタンが消えた
iPhone8とiPhone 11を比較すると、iPhone 11にはディスプレイ下部のホームボタンが無くなっていることが分かると思います。
8までのロック解除はホームボタンに指を乗せて指紋認証を行っていましたが、11ではホームボタンが廃止され「顔認証」でのロック解除となりました。
iPhone 11でHOME画面に戻る際は画面下からスワイプするのですが、ホームボタンが無くなっても使っていくうちに意外とすぐに慣れますよ。
ディスプレイサイズが大きいのは「iPhone 11」
iPhone 11にはホームボタンがついていないため、その分ディスプレイの面積が大きくなっています。
iPhone 11 | iPhone8 | |
ディスプレイサイズ | 6.1インチ Liquid Retina HDディスプレイ |
4.7インチ Retina HDディスプレイ |
さらにiPhone 11には有機ELディスプレイが採用されているため、2機種を比較すると色の鮮やかさは違います。
本体の重さが軽いのは「iPhone8」
iPhone 11はバッテリーの容量が増えたこともあり、iPhone8よりも約50gほど重くなっています。
iPhone 11 | iPhone8 | |
本体重量 | 194g | 148g |
わずか50gの差ですが、スマホは毎日持ち運ぶものなので軽いほうが使いやすいのは確かです。
片手で操作をする時も軽いほうが使いやすいですね。
カラーバリエーションは「iPhone 11」の方が豊富
iPhone8のカラーバリエーションは「シルバー」「スペースグレイ」「ゴールド」の3色
iPhone 11のカラーバリエーションは「パープル」「イエロー」「グリーン」「ブラック」「ホワイト」「レッド」の6色もあります。
iPhone 11 | iPhone8 | |
本体カラー | パープル、イエロー、グリーン、ブラック、ホワイト、レッド | シルバー、スペースグレイ、ゴールド |
本体カラーは自分が好きなものを選ぶのが良いですが、本体カラーが機種選びのメインになることは少ないかと。
今は色々なタイプのスマホケースが発売されているので、まずは使用用途や目的に合わせて機種を選ぶと失敗が少ないと思います。
音質は明らかに違う
iPhone 11のスピーカーは「空間オーディオ」対応となり、ドルビーアトモスの立体音響を体感することができます。
さらに5.1chや7.1chにも対応しているので、映画や音楽でこれまでスマホで味わえなかった臨場感を楽しめます。
iPhone8のスピーカーは「低音が良く聴こえる」と定評がありますが、iPhone 11と比べるとどうしても魅力が薄れてしまいます。
衝撃・防水性能が高いのは「iPhone 11」
どちらの機種にも防水性能はついているので、日常生活の水滴であれば特に気にせずに使うことができます。
ただ、iPhone 11は素材にダイヤモンドの次に硬いガラスが使われていたりなど、落下の衝撃や水没から守るために様々な工夫がされています。
ガラスの割れや本体に傷が付くのを避けたい方は「iPhone 11」のほうが安心できると思います。
【まとめ】iPhone8と11どっちを買うべきか?
最後にiPhone8とiPhone 11の違いをまとめてみます。
iPhoneは使う人によって「良い」「悪い」があるので、自分の目的に合わせて選ぶのが良いでしょう。
下では、どちらが良いか選びやすいように「オススメな人」の一例を紹介します。
iPhone8がおすすめな人はこんな人
- 値段が安く普段使いできればOK
- コンパクトで片手で持ちやすい機種が良い人
- 重量が軽いiPhoneを使いたい人
- 顔認証より指紋認証の方が使いやすい人
iPhone8のディスプレイは4.7インチのコンパクトサイズで、片手で操作することに適しています。
カメラはシングルですが、画質もキレイなので旅先の思い出や料理などを撮影する分には全く問題ありません。
↓iPhone8で撮影
さらにホームボタンが搭載された最後のモデルのため、ホームボタンが使いやすい方や顔認証を嫌う方など、愛用者はまだまだ多いです。
4万円台で購入できるのは恐らく今が最後。
あとは絶版(販売終了)になってしまうので、新品の在庫があるうちにチェックしておくことをおすすめします。
iPhone 11がおすすめな人はこんな人
- ディスプレイは大きいほうが使いやすい人
- iPhoneの最新モデルを使いたい人
- 液晶はキレイで鮮やかなほうが良い人
- 256GBの本体容量は必要な人
- 本体カラーの選択肢は多いほうが良い人
- カメラの使用頻度が高い人
iPhone 11は2019年に発売されたiPhoneの最新モデル。
スタンダードモデルなので、ハイエンドモデルの「Pro」シリーズよりも安く購入できます。
しかし、iPhone 11に搭載されているチップセットはすべて同じもの。約16万円のProと同じ性能を持っています。
2つのカメラレンズでぼかし撮影もキレイですし、本体カラーが6色もあるのでお気に入りの色が見つかるはずですよ。
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尚、iPhone 11 Proと8 Plusを実機で比較したレビューは↓に掲載しています。