※こちらは2019年4月執筆・12月更新されたものであり、機種発表前の予測記事です。
※2024年2月時点で、新しい情報は発表されておりません。メーカーから正式発表があり次第随時情報を更新しますが、記事内には「主観」の部分も含まれることをご了承下さい。
iPhoneはこれまで8、10(X)新モデルとしてiPhoneXs、Xs Max、XRという流れで毎年新モデルをリリースしてきましたが、2024年に入っても「iPhone 9(アイフォンナイン)」がリリースされる情報は出ていません。
出処は不明なので信憑性は欠けますが、かつてはAppleの公式サイトにも「iPhone 9」の販売ページが準備されていたと思われる画像も残っています。
この画像を見る限りでは、iPhone 9の発売が完全に幻になった訳では無さそうです。
というわけで、ここではiPhone 9発売の期待も込めて、iPhone 9のスペックや旧機種との比較、発売価格などを独自の目線で考察をしてみようと思います。
既にシリーズ10(テン)まで発売されているiPhoneですが、果たしてモデル名のナンバリング(数字)を逆行してまでも、iPhone 9を発売することはあるのでしょうか?
目次
iPhone 9のスペック・デザインまとめ
まずはこれまでに出ているiPhone 9の噂や海外のリーク情報をまとめています。
iPhone 9のスペックは、現在発売されているiPhoneXの廉価モデルとしての位置づけとなり、エントリーモデルとミドルスペックの中間あたりのスペックになりそうです。
本体のサイズはiPhone8 Plusとほぼ同じ大きさになると見られますが、ホームボタンは廃止となるので、ディスプレイサイズはiPhoneXから少し大きくなった「6.1インチ」程になると思われます。
iPhone 9のデザインはiPhoneXを踏襲しそう
iPhone 9は旧機種で主流だった「ホームボタン」が廃止される見方が強いため、指紋認証を廃止し顔認証のみになりそうです。
そのためサブカメラを端末の中央に寄せる必要があり、必然的にディスプレイの上には「ノッチ」スタイルを取り入れた、切り込みデザインになると見られます。
(さすがにiPhoneでパンチホールやポップアップ式はないでしょう。)
iPhone8の後継機として発売される以上、何らかの進化点は必要となるもの。
その一つとして、これまで一般的なLCDディスプレイだったiPhone8を、9では有機ELディスプレイ採用にするというのも、iPhone 9の進化点と言えるでしょう。
ディスプレイサイズは有機ELを採用か
有機ELディスプレイは「OLED」とも呼ばれ、iPhoneX以降からのiPhoneシリーズにはこのOLEDが採用されています。
OLEDは従来のLCDに比べても、コントラスト比が高い、応答速度が早い・軽い・省電力というメリット多くあるので、ここに来て再びLCDに戻すことはないでしょう。
ただし、LCDに戻す理由として「パーツコストが高い」という点はどうしても避けられません。
特にiPhone 9はXの廉価モデルとしての位置になりそうなので、コスト面の折り合いが合わない場合は従来のLCDを採用する可能性も充分にあります。
iPhone 9のカラーバリエーションは5色?
Apple関連の情報に強いアナリスト、Ming Chi-Kuo氏のレポートによると、iPhone 9は「ブルー」「レッド」「グレー」「ホワイト」「オレンジ」の5色展開になるという見方を示しています。
これまでのiPhoneは「ブラック」「シルバー」「グレー」「ゴールド」「ピンク」の5色はメジャーカラーとして定番していますが、このどれも採用をしていないところを見ると、
iPhoneSEやiPhoneXRなどの廉価モデルらしいカラバリとなっていることが分かります。
iPhoneはケースを装着して使用するのが一般的ですが、廉価モデルはカラーがネックで買い控えをする人も多いようですね。
どうせ発売するのであれば、メジャーカラー+追加カラーであれば選択肢も増えて良いと個人的には思うところがあります。
カメラはデュアルレンズになりそう
iPhone8のカメラレンズはシングルレンズでしたが、iPhoneXからはデュアルレンズになっているiPhoneシリーズ。
廉価モデルなので「iPhone 9はシングルカメラ」という見方も出ているようですが、私はiPhone 9はデュアルカメラになると見ています。
理由としては新しく追加すると思われる「ポートレートモード(※後述します)」を取り入れるにあたり、どうしても奥行きのある撮影が必要となるから。
また、iPhone 9をシングルレンズにするとiPhone8との差別化が難しくなるので、デュアルレンズは必須と考えます。
iPhone 9のバッテリー容量は3,000mAh未満か
iPhone8のバッテリー容量は1,821mAh、iPhoneXは2,716mAhと少し差がありますが、iPhone 9のバッテリー容量はiPhoneXに近い2,600~2,700mAhになる説が有力です。
また、噂によるとiPhone 9は韓国LG製からバッテリーの供給を受ける話も出ていて、これが現実化すると従来のストレートタイプのバッテリーから代わり、「L字型」になると見られています。
これにより本体のサイズを大きく変えることなkう、iPhone8よりも長い駆動時間を確保でき、加えて新技術によりバッテリーの充電時間も短縮できる事が見込まれています。
iPhone 9からはワイヤレス充電にも対応するとの話もでているので、この兼ね合いから若干余裕のあるバッテリー容量が必要となるのでしょう。
プロセッサはA12 Bionicを搭載しそう
iPhone8、iPhoneXのプロセッサは「A11 Bionic」というチップが使われていました。
そこから進化したiPhone 9は最新CPUの「A12 Bionic」を搭載し、8やXと差別化をすることが必要と思われます。
尚、2019年秋に発売された「iPhone 11」には、現在開発中の「A13 Bionic」が採用されましたが、iPhone 9にA13を搭載するのは非現実なので、ここは自然に考えて「A12」とが大方の見方です。
iPhone 9のスペック表一覧 ※予測値
ここまで挙げたiPhone 9の仕様も含め、分かりやすいようスペック一覧表を作成しました。
iPhone 9 | |
ディスプレイ | 6.1インチ 有機ELディスプレイ |
OS | iOS13 |
プロセッサ | A12 Bionic |
メモリ(RAM) | 6GB |
ストレージ容量 | 64GB、128GB、256GB |
外部メモリ | - |
メインカメラ | デュアルカメラシステム 1,200万画素 |
サブカメラ | 700万画素 |
生体認証 | Face ID |
防水/防塵性能 | IP68 |
バッテリー容量 | 2,700mAh |
本体サイズ | 143.6×70.9×7.7(mm) |
重量 | 174g |
カラー | ブルー、レッド、グレー、ホワイト、オレンジ |
尚、上の表ではOSを「iOS13」としていますが、iPhoneはリリース時の最新バージョンが搭載されるので、現在の最新OSを掲載しています。
本体サイズや重量は不明確な部分もありますが、予測値としてリーク情報を基にiPhoneXと同等のサイズとしています。
iPhone 9の機能は8からどこが進化した?
新モデルのiPhoneが登場すると、まず気になるのが前モデルとの違いなのではないでしょうか?
特に真新しい進化点が無ければ、敢えて新モデルを購入することもないでしょうし、逆に大きな進化があれば機種変更をする理由になるというもの。
ということで、ここではiPhone8とiPhone 9を比較し、進化したポイントを挙げていこうと思います。
ロック解除はFaceID認証を採用
iPhoneのロック解除の方法として、iPhone8まではホームボタンに指を乗せる「指紋認証」の方式を採用してきました。
が、iPhoneXからホームボタンを無くし、代わりにFace IDと呼ばれる「顔認証」となっています。
その後にリリースされたiPhoneXR、XS、XS Maxからはすべて顔認証でのロック解除となっていることから、再び指紋認証に戻ることは考えにくいですね。
ポートレートモードでぼかし写真が簡単に
これはiPhoneXR、XSに搭載された人気の機能ですが、簡単に背景ボケの写真が取れるということで好評の「ポートレートモード」がiPhone 9にも搭載される噂も出ています。
ポートレートモードの良いところは、撮影した後の写真でも、自由に背景ぼかしのレベルを調節できるところ。
もはや一眼レフ顔負けの高クオリティの写真が撮影できるのですが、この機能を使うにはダブルレンズは必須となるので、ネックとなるのはコストの部分。
iPhone8やiPhoneXもダブルレンズですが、残念ながらこのポートレートモードは使えませんので、個人的にはiPhone 9に搭載される確率は50%程と見ています。
ワイヤレス充電(Qi規格)対応に
iPhone8から搭載されたワイヤレス充電は、充電ケーブルを使わずに無線で充電できる機能です。
尚、ワイヤレス充電には、充電器の上に乗せて受電するタイプの「Qi(チー)規格」と、半径30cmであれば最大4台まで同時充電できる「Pi(パイ)規格」の2つの種類があります。
今後発売される予定のiPhone 11は、新技術の「Pi(パイ)規格」となりそうですが、iPhone 9は廉価モデルなので、「Qi(チー)規格」となりそう。
ただ、ワイヤレス充電にするには本体の強度を高める必要があるため、背面の素材を強化ガラスにするなどの対策が必要となります。
iPhone 9の発売日と予約開始日はいつ?
iPhoneはiPhone5が発売された2012年以降、新モデルを毎年9月に発表しているので、iPhone 9が発売されるとすると、例に漏れずに9月頃の発表となる見込みです。
現時点ではiPhone 9発売につながる有力な情報が出ていない状態ですが、仮にiPhone 9が発売すると仮定して発表日を予測すると、2020年9月17日(木)になるのでは?と思っています。
また、予約開始日は新モデルが発表された同週か、遅くとも翌週の金曜日になるので、2020年9月20日(金)が濃厚。
ちなみに予約開始時間は例年同様の16:01~となりそうです。
2020年は5G搭載が期待されるiPhone12と併せ、ローエンドモデルとして「iPhone 9」又は「iPhoneSE2」あたりが出るのでは?と期待と願望を込めて予測します。
※発売日予想は2019年当時のものです。
iPhone 9の価格はいくら?
リサーチ会社のTrendforceが公開したレポートによると、iPhone 9の販売価格は各パーツのコストを抑え、699~749ドルの価格帯で販売される事を予測しているようです。
日本円にすると約78,000円~83,000円ほどになります。
ちなみに78,000円は、以前発売されていたiPhone8Plusとほぼ同じ価格なので、iPhone8と9を併売する場合、9の価格は80,000円台まで上げてくるでしょう。
iPhone 9はミドルスペックモデルなので10万円超えは無いと読んでいましたが、やはりそこそこ良い値段はしますね。
iPhone 9は機種変更とMNPはどっちがお得?
iPhone 9が日本で発売開始となる場合、取り扱うキャリアは「ドコモ」「au」「ソフトバンク」の3社は間違いないでしょう。
それでは、この3社でiPhone 9を契約した際の料金はどうなっているのでしょう?また、機種変更と乗り換え(MNP)ではどっちが良いのかを比較してみましょう。
尚、現在はどのキャリアでもiPhone 9の取り扱いはありませんので、ここでは販売価格が近いと予想される「iPhone8 Plus(64GB)」の販売価格を参考として詳しく解説してこうと思います。
※価格は2019年当時のものです。
《ドコモ》端末の販売価格(iPhone8参考)
新規・機種変更の場合
機種代金 | 88,776円 |
割引価格 | -69,336円 |
実質負担額 | 19,440円 (810円/月×24回) |
MNP(乗り換え)の場合
機種代金 | 88,776円 |
割引価格 | -78,408円 |
実質負担額 | 10,368円 (432円/月×24回) |
《au》端末の値段(iPhone8参考)
機種代金 | 103,200円 |
割引価格 | -51,600円 |
実質負担額 | 51,600円 (2,150円/月×24回) |
《ソフトバンク》端末の値段(iPhone8参考)
機種代金 | 98,160円 |
割引価格 | -12,800円 |
実質負担額 | 85,360円 (3,640円/月×24回) |
3社の端末代金を比較すると、ドコモのみ「新規・機種変更」と「乗り換え(MNP)」に価格差があることが分かります。
その他の2社は機種変更でもMNPでも価格差はありませんでした。
ドコモ(新規・機種変更) | 19,440円 |
ドコモ(MNP) | 10,368円 |
au(新規・機種変更・MNP) | 51,600円 |
ソフトバンク(新規・機種変更・MNP) | 85,360円 |
尚、3社の価格を一覧で比較して分かったのですが、ドコモだけ圧倒的に端末価格が安いですね。
これはドコモの割引サービスである「月々サポート」が効いている影響で、2年間の縛りこそありますが、実質価格をかなり安く抑えることができます。
ただ、いくら端末の価格が安いといっても、重要なのは毎月の維持費がいくらになるか?だと思いますので、そのドコモでプランを入れた最低維持費と、2年間持ち続けた維持費も計算してみました。
iPhone 9の最低維持費と2年総額はいくら?
ドコモでiPhone 9を契約する場合、1人で使うか?家族で使うかによって月額の維持費は変わってきます。
ドコモでの最低維持費をまとめると、
・1人で使う方・・・4,320円
・シェアパック(子回線)プラン加入の方・・・1,780円
・家族3人でドコモを使う方・・2,980円
と、ドコモを契約している人数によって使えるプランが変わるので、毎月の維持費も大きく変わることが分かると思います。
尚、上の金額には端末代金が含まれていなので、ここにiPhone 9の月額端末価格がプラスされます。
iPhone 9の販売価格は明らかにされていないため、例としてiPhone8 Plusの価格(432円/月)を加えて計算してみると、
・1人で使う方・・・4,752円
・シェアパック(子回線)プラン加入の方・・・2,212円
・家族3人でドコモを使う方・・3,412円
と、ここまで安くなります。
この価格で使うには、2年間の縛りがあるのですが、2年間の総額でも53,088円~114,048円で使えるのはドコモくらいでしょう。
iPhoneがこれくらいの低価格で使えるのであれば、毎月の電話代をかなり抑えることができるので、家計の負担を最小限に抑えることができそうです。
※価格推定は2019年当時のものです。
iPhone 9の値下げタイミングはいつ?
iPhoneは発売当初の価格が高いので、端末の値段が下がってから購入を検討する方も多いことでしょう。
そんな方が気になるのが、「iPhoneが値下げされるタイミングはいつ?」という部分だと思います。
ここではドコモを例に取り、過去機種の流れから値下げタイミングはいつになっているのかを見ていきましょう。
機種名 | 発売日 | 値下げ日 | 値下げ額 |
iPhone8 | 2017年9月22日 | 2018年9月13日 | 約10,000円 |
iPhone7 | 2016年9月16日 | 2017年9月13日 | 約10,000円 |
iPhone6s | 2015年9月25日 | 2016年9月16日 | 約20,000円 |
iPhone6 | 2014年9月19日 | 2015年9月18日 | 約20,000円 |
ドコモの値下げ傾向を見ると、大きな値下げ時期は新製品が発表される直前の9月に集中していることが分かります。
値下げ額は機種によってもバラつきがありますが、約10,000円~20,000円ほど。
この他にも期間限定のキャンペーンや、不定期のクーポン発行などもあるのですが、毎年定期的に値下げが入るのは、やはり9月が狙い目ということですね。
つまり、iPhone 9が値下げになるのを待つとすると、約1年は待たないといけないことになります。
そんなことをしていたら、すぐに新モデルの情報が出てしまい、買い替え時を失ってしまうので値下げを待つことは得策ではありません。
iPhone 9に機種変更する前にやっておくこと
iPhone 9へ機種変更をする際、必要になものや先に準備をしておいたほうが良いものなどがあります。
いざiPhoneの新モデルが発表された時に、慌てずスムーズに移行できるよう今のうちにチェックをしておきましょう。
・支払いに使うクレジットカード
・dアカウントとパスワード
・MNP予約番号
・身分証明書
・クレジットカードや銀行口座番号
尚、機種変更や乗り換えをする場合、今はわざわざショップに行かなくとも、オンラインショップで簡単に手続きをすることができます。
ドコモのオンラインショップなら、頭金や事務手数料が無料となるので、費用的にも時間的にも大幅に短縮できるのでオススメですよ。
iPhone 9を最安値で買うならドコモが安い
ドコモ・au・ソフトバンクの3社でiPhone新モデルの価格を比較したところ、ドコモが圧倒的に最安値であることが分かりました。
その理由として、ドコモでは大幅な割引キャンペーンを行っている事と、各種キャンペーンを併用して使える事が挙げられます。
その他にも期間限定でゲリラ的に割引キャンペーンを行うこともあるので、iPhoneの新モデルを狙うのであれば、まずはドコモをチェックすることをオススメします。
iPhone 9購入時にも下取りキャンペーンが使える
新しいiPhoneを購入する際、古くなったスマホを下取りに出すことで、よりお得に機種変更をすることができます。
ドコモには「下取りプログラム」というキャンペーンがあり、古くなったiPhoneだけでなくAndroidや他社契約のスマホまで下取りに出すことができます。
このプログラムの良いところは、auやソフトバンクで契約したスマホでも下取り対象になるということ。他の2社にも下取りプログラムはあるのですが、自社契約のスマホしか下取りをしてもらえません。
下取り額は毎月変動しますが、古くなったスマホを高く売りたい場合は、まずはドコモの下取りプログラムで買取価格を見るのが一番。最大で55,000円分の下取り価格も付きます。
下取りに出した場合は、新しいスマホの機種代金から値引きとなった、dポイントで還元されますよ。
iPhone 9はなぜ出ないのか?理由が知りたい!
iPhone6⇒7⇒8と順調に来たのに、なぜか「9」を飛ばして「X(10)」のモデル名が付いてしまったiPhoneシリーズ。
どうして9は出ないの?と理由が知りたい方も多くいるのではないでしょうか?
私もその1人です。
iPhone 9のナンバリングが飛ばされた理由として、色々と調べてみたのですが、その中でも有力視されているのが「ホームボタンの廃止」でした。
というのも、iPhone8まで採用されていたホームボタンは、ボタンの中でも最もユーザーに触れられる部分で、実はホームボタンの故障がとても多いらしいです。
Appleとしては、すぐにでもこのホームボタンを外したモデルをリリースしたいという思いが強かったので、iPhone8のリリースを最後にホームボタンレスiPhoneの開発を進めてきました。
そこで満を持して登場してきたのが「iPhoneX」なのですが、このモデルを「8」の次の「9」としてリリースするよりも、「X(テン)」として出したほうが「iPhoneが大きく変わった感」を出すのにはちょうど良かったようです。
これまで順当に続いていたナンバリングを「敢えて飛ばす」というのも作戦の一つで、これまであまりiPhoneに興味が無かった人も、iPhoneXというワードが気になるくらいの知名度となりました。
結果的にiPhoneXはAppleの目論見から大きく下回る販売台数で、結果的に「失敗」という形に終わったのですが、良い意味でも悪い意味でも「iPhoneは変わらない」という印象はユーザーに与えたのでは無いかと思っています。
iPhone 9の発売は今後も絶望的なのか?
では、ナンバリングを飛ばされた「9」は今後も発売されることが無いのか?という点になると、私は今後、iPhone 9がリリースする可能性は充分に残っていると思っています。
というのも、Appleが満を持して打ち出した「FaceID」の評価が両極端に分かれていることと、ホームボタン復活の声が高まっている背景を考えると、このままユーザーの意思を無視して新機種を発売し続けるのは難しいと考えるからです。
現にiPhoneの価格は年々高騰していて、エントリーモデルで安価な「iPhoneSE」の再販を望む声も高まっているのは事実。
ユーザーが求めているのは「最新技術」よりも「安いiPhone」なんです。
この声を受けてAppleが安価なiPhone(iPhoneSE2)を発売する流れになれば、そのまま安価なミドルスペックモデルの「iPhone 9」をリリースする可能性は充分にあります。
その時はホームボタンを復活するか、ホームボタンはSE2に任せるのかはわかりませんが、少なくともiPhone 9はiPhoneXシリーズよりも待っているユーザーは多いと思っています。
このままAppleがユーザーの声を無視して、独りよがりな機種リリースを続けた場合、SAMSUNGやHUAWEIなど、現在急成長中のアジアメーカーにとって食われる日もそう遠くないと思っています。