「現在ドコモを使っているが、楽天モバイルに乗り換えて月々の支払いを安くしたい」
「楽天モバイルって安いけど実際どうなの?デメリットはないの?」
そう考えている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、ドコモから楽天モバイルに乗り換えるメリットやデメリットをお伝えします。ドコモと比べるとデメリットも多い楽天モバイルですが、それを上回るお得感がありますよ!ぜひ参考にしてみてください。
目次
ドコモから楽天モバイルに乗り換えるデメリット
ドコモから楽天モバイルに乗り換えると、以下のようなデメリットがあります。
- ドコモと比べると通信速度が遅くなる
- 楽天回線エリア外ではデータ無制限にならない
- 国内通話無料にするにはアプリが必要
- ドコモのメールアドレスが使えなくなる
- キャンペーンのタイミングを逃すと損
これら5つのデメリットについて、詳しく解説していきましょう。
1.ドコモと比べると通信速度が遅くなる
みんなのネット回線速度(利用者が投稿した通信速度の実測値を公開しているサイト)によると、
- 楽天モバイルの平均ダウンロード速度…56.34Mbps
- ドコモの平均ダウンロード速度…178.82Mbps
格安SIMの平均ダウンロード速度が58.7Mbpsなので、楽天モバイルの通信速度は格安SIMの平均と同程度ということになります。またドコモの平均ダウンロード速度と大きく差が開いているため、ドコモの快適さに慣れていると楽天モバイルの通信速度に不満を感じることもあるかもしれません。
しかし、一般的には30Mbps程度の通信速度があればWebサイト閲覧や動画視聴などには問題ないと言われています。高画質動画の視聴やゲームなどをする方は不便を感じることがあるかもしれないので注意しましょう。
6月1日追記
新料金プラン『楽天最強プラン』ではパートナー回線(au)の高速データ通信が使い放題になりました。エリアも拡大しており、数字上は3大キャリアに匹敵するレベルの安定度になっています。
2.楽天回線エリア外ではデータ無制限にならない(※解消済み)
「月額3,278円(税込)でデータ無制限」が楽天モバイルの特徴の1つですが、
それは楽天回線エリア内に限られています。楽天回線エリア外ではパートナー回線(au回線)に切り替わり、月間5GBを超えると最大1Mbpsの低速通信となるので注意が必要です。
『楽天最強プラン』では、楽天回線エリア外(パートナー回線)でもデータ無制限になりました。
楽天回線エリアは楽天モバイルのサービスエリアマップで確認することができますよ。
エリア内でもパートナー回線になることがある
楽天エリア内であっても建物の中や地下などではパートナー回線に繋がる場合もあります。「いつの間にかパートナー回線に繋がっていた!」という状況にならないためには、データ高速モードをオフにしておくのがおすすめ。
パートナー回線での通信速度が最大1Mbpsになる代わりに、データ容量を消費せずに利用できるようになりますよ。オン・オフの切り替えは「my 楽天モバイルアプリ」で簡単に行えるので、高速通信で使いたい時にだけオンに切り替えるようにしてください。
1MbpsはWebサイト閲覧やメッセージのやり取り程度なら問題なく行える速度なので、それほど不便を感じることなく利用できるでしょう。
3.国内通話無料にするにはアプリが必要
楽天モバイルで国内通話料を無料にするには「Rakuten Link」というアプリが必要となります。Rakuten Linkを使わずに標準の電話アプリから発信した場合、30秒あたり22円(税込)の通話料が発生するので注意してください。
特にiPhoneの場合、着信はiOS標準のアプリでの着信となります。かけ直す際には必ずRakuten Linkから発信するようにしましょう。
4.ドコモのメールアドレスが使えなくなる
ドコモから楽天モバイルへ乗り換えると、ドコモのメールアドレス(@docomo.ne.jp)が無料では利用できなくなります。「ドコモメール持ち運び」というサービスに加入すると引き続きドコモのメールアドレスを利用できますが、月額330円(税込)を払い続けなければなりません。
楽天モバイルでは「楽メール(@rakumail.jp)」というメールサービスを無料で利用できます。メールアドレスに料金をかけたくない方は、楽メールかGmailなどのフリーメールを利用しましょう。
5.キャンペーンのタイミングを逃すと損
楽天モバイルは他社キャリアから乗り換えで、ポイント還元や機種代金割引を受けられるキャンペーンを実施しています。
代表的なものは
- 楽天モバイル紹介キャンペーン
- スマホトク得乗り換えキャンペーン
- iPhoneトク得乗り換えキャンペーン
- 【Web限定】楽天モバイルiPhoneアップグレードプログラムで新規購入&下取りで、最大15,000ポイント還元!
※2023年6月2日時点。キャンペーンは予告なく終了の場合があります
ただ楽天モバイルのキャンペーンは還元率が高い反面、期間が短めです。急に始まって急に終わるパターンが多いので、タイミングを逃すと損したと感じることも。
ここまでご紹介してきた乗り換えのデメリットが許容範囲であれば、あとはキャンペーンのタイミングだけ。一番お得なタイミングを逃さないようこまめにチェックしておくのがおすすめ!
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ドコモから楽天モバイルに乗り換えるメリット
さまざまなデメリットがある一方で、以下のようなメリットもあります。
- 月額料金が圧倒的に安くなる
- アプリを使えば国内通話が無料
- 楽天ポイントが貯まる・使える
- お得なキャンペーンが多い
これら4つのメリットについても、詳しく解説していきましょう。
1.月額料金が圧倒的に安くなる
ドコモから楽天モバイルへ乗り換える最大のメリットは、月額料金が圧倒的に安くなることでしょう。
たとえばドコモのデータ無制限プランである「5Gギガホプレミア」と楽天モバイルの『楽天最強プラン』で月額料金(税込)を比較すると以下のようになります。
~3GB | 3GB~20GB | 20GB~ | |
ドコモ | 5,665円 | 7,315円 | 7,315円 |
楽天モバイル | 1,078円 | 2,178円 | 3,278円 |
差額 | 4,587円お得! | 5,137円お得! | 4,037円お得! |
なんとドコモから楽天モバイルに乗り換えるだけで4,000円以上もお得になるのです!
ただし、ドコモでは「みんなドコモ割」「ドコモ光セット割」「dカードお支払割」などの割引サービスがあります。これらの割引がすべて適用された場合は月額4,928円(税込)まで下がり、楽天モバイルとの差額は1,650円となります。
またドコモには「5Gギガホプレミア」以外にも数種類のプランがあります。プランやオプションによって月額料金も違うので、楽天モバイルに乗り換えることで実際にいくら安くなるのか、ぜひ一度確認してみてください。
2.アプリを使えば国内通話が無料
楽天モバイルでは、専用アプリ「Rakuten Link」を利用すれば国内通話が無料です。
一方ドコモの場合、有料の「かけ放題オプション」「5分通話無料オプション」などに加入するか、30秒あたり22円(税込)の通話料を支払う必要があります。ドコモの「かけ放題オプション」に加入している方は、楽天モバイルに乗り換えることで1,870円も節約できますよ。
楽天モバイルで無料通話をするためには、Rakuten Linkを利用する必要があります。標準の電話アプリから発信すると通話料がかかってしまうので気をつけましょう。
3.楽天ポイントが貯まる・使える
楽天モバイルに乗り換えると、楽天ポイントがどんどん貯まります。
楽天モバイルの支払いで貯まる!
楽天モバイルでは、月々の支払い100円(税別)につき楽天ポイントが1ポイント貯まります。月額2,980円(税別)であれば29ポイントです。
楽天市場でのポイント倍率UP!
楽天モバイル契約中は、楽天市場でのポイント倍率がアップ。ダイヤモンド会員なら+3倍、ダイヤモンド会員以外なら+2倍です。つまり楽天モバイル利用中のダイヤモンド会員が楽天市場で10,000円の買い物をした場合、通常ポイント100ポイントにプラスして300ポイント、合計400ポイントももらえるというわけです。
各種キャンペーンでポイント還元!
楽天モバイルでは「初めての申込み」や「対象機種の購入」など、条件を満たすことで楽天ポイントがもらえるキャンペーンが多数開催されています。
楽天モバイルの支払いにポイントが使える!
貯まった楽天ポイントは、1ポイント=1円で楽天モバイルの支払いにも使えます。一度に利用できるのは1~30,000(ダイヤモンド会員は~500,000)ポイントで、月々の支払いや製品購入に利用できます。支払い方法が口座振替や代金引換の場合は利用できないので注意してくさい。
期間限定ポイントから順に使用されるので、ポイントを無駄なく使うことができます。期間限定ポイントは月額料金請求時(毎月11日頃)に有効期限が過ぎている場合は失効となり利用できません。期間限定ポイントは月末までのものが多いので、早めに使い切るようにしましょう。
4.お得なキャンペーンが多い
楽天モバイルでは、お得なキャンペーンが多数開催されています。
楽天モバイルで実施中のキャンペーンでも紹介しますが、乗り換えと同時に対象のiPhoneを購入すると最大24,000ポイントが還元されるキャンペーンなど大変お得なものが多いです。
機種変更を検討中の方は、ぜひ一度チェックしてみてくださいね。
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ドコモから楽天モバイルへ乗り換えがおすすめなのはどんな人?
ここまでのメリット・デメリットを踏まえると、ドコモから楽天モバイルへの乗り換えをおすすめできるのは以下のような人です。
- 月額料金を安くしたい人
- 繋がりにくさが不安だった人
- 楽天のサービスをよく利用する人
- スマホを安く買いたい人
では、これらについても詳しく見ていきましょう。
月額料金を安くしたい人
楽天モバイルは3,278円(税込)でデータ無制限、Rakuten Linkを使えば国内通話料も無料になります。ドコモでの契約内容次第では4,000円以上も月額料金を抑えることができるので、とにかく月額料金を安くしたいという方には楽天モバイルはおすすめです。
繋がりにくさが不安だった人
これまで楽天回線エリア外ではパートナー回線に切り替わり、パートナー回線では月間5GBまでしか高速通信を利用できませんでした。
しかし『楽天最強プラン』の登場により、国内の通信エリアどこでも高速データ通信が使い放題・無制限になりました。
楽天回線エリア または パートナー回線エリアでデータ無制限の恩恵を受けることができます。乗り換える前に行動範囲が楽天回線エリア内かどうかを確認しておきましょう。
楽天のサービスをよく利用する人
楽天モバイルの支払いで楽天ポイントが貯まり、楽天市場ではポイント倍率がアップします。普段から楽天市場をよく利用する方にとっては大きなメリットですよね。
スマホを安く買いたい人
楽天モバイルでは、乗り換えと同時に対象機種を購入するとお得になるキャンペーンを実施しています。機種変更を検討している方は安くスマホを購入できるチャンスです。ぜひ検討してみてください。
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ドコモから楽天モバイルに乗り換えをおすすめしないのはどんな人?
逆に、ドコモから楽天モバイルへの乗り換えをおすすめしないのは以下のような人です。
- 常に安定した環境を求める人
- 通話に専用アプリを使いたくない人
では、これらについても詳しく見ていきましょう。
常に安定した通信環境を求める人
楽天モバイルの通信速度は格安SIMの平均と同程度で、パートナー回線(au)でないとやや劣ります。また地下や建物内では繋がりにくい場合もあるので、常に安定した通信環境を求める方は楽天モバイルでは満足できないかもしれません。
通話に専用アプリを使いたくない人
楽天モバイルで無料通話をするためには、専用アプリ「Rakuten Link」を利用しなければなりません。Rakuten Linkを使わずに通話すると30秒につき22円(税込)の通話料がかかります。月額1,100円(税込)で15分かけ放題のオプションもありますが、どちらにしても月々の支払いが増えてしまうのでお得感は減ってしまいます。
もし今回乗り換えを見送る方は、ドコモオンラインショップならWEB限定のキャンペーンを実施中です。機種変更やプラン見直しでお得になるチャンスなのでチェックしてみて下さい!
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タイミングを確認!楽天モバイルで実施中のキャンペーン
2023年4月現在、楽天モバイルで実施中の新規申込み者限定キャンペーンの一部をご紹介します。
キャンペーン | 内容 |
iPhoneトク得 乗り換えキャンペーン |
楽天モバイル初めてのお申し込み& 対象のiPhoneご購入&対象機種下取りで 最大24,000ポイント還元! |
スマホトク得 乗り換えキャンペーン |
楽天回線の初めてのお申し込みと 対象Androidのセットで 最大12,000円相当分おトク! |
【ショップ限定】 iPhoneSE(第3世代)64GB ポイントバックキャンペーン |
楽天モバイルショップ限定! Rakuten UN-LIMIT Ⅶを初めてお申し込み& iPhone SE(第3世代)64GBご購入で 最大34,691ポイント還元! |
【ショップ限定】 対象製品購入で さらにポイント還元キャンペーン |
楽天モバイルショップ限定! 楽天モバイルへ初めてお申し込み& 対象スマホご購入で 最大23,000円相当分おトク! |
楽天モバイル 紹介キャンペーン |
楽天モバイルご契約者様からの ご紹介で3,000ポイントプレゼント! (紹介者には7,000ポイントプレゼント) |
引用:https://network.mobile.rakuten.co.jp/campaign/?l-id=gnavi_mno_campaign_burger
上記のとおり、乗り換えと同時に端末を購入するとお得になるキャンペーンが多いです。
かなりお得にスマホを購入できるので、ぜひ活用してみてください!最新情報は公式HPで確認できますよ。
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【2023年6月】楽天モバイル新規&乗り換えキャンペーンまとめ|無料紹介でもらえる楽天ポイントがデカすぎる
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ドコモから楽天モバイル乗り換え時のよくある疑問
楽天モバイルはドコモショップのような店舗はある?
楽天モバイルにも実店舗はありますが、ドコモショップと比べると店舗数はかなり少ないです。郵便局内や家電量販店にも店舗がありますが、すべてのサービスには対応していません。
楽天モバイルショップでできることは以下の通りです。
各種手続き
- 新規/MNP乗り換え申し込み
他社からのMNPでの乗り換え申込み
新規での申込み
楽天モバイル(スーパーホーダイ・組み合わせプラン)からのプラン変更
- 契約内容の追加・変更・解約(下記以外はサポート対象外)
オプションの申し込み/解約
登録住所変更
支払い方法の変更
回線の追加契約、解約
楽天ID作成
- 名義変更手続き
名義変更のWeb手続きをサポート
名義変更申込用紙の記入サポート
名義変更手続き完了後のmy楽天モバイルログインをサポート
関連記事:楽天モバイルの新規契約で必要なもの|オンラインで本人確認書類をアップロードできる
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楽天モバイルの新規契約で必要なもの|オンラインで本人確認書類をアップロードできる
続きを見る
Rakutenオリジナル製品の故障受付(家電量販店、郵便局内店舗は不可)
製品の状態を確認後、故障診断を行うための専用窓口へ取り次ぎ。スタッフが電話口の専用アドバイザーとのやりとりをサポート
あんしん操作サポート(家電量販店は不可)
月額550円(税込)で、楽天モバイル取り扱い製品やアプリの操作方法をサポート
データ移行サポート(家電量販店、郵便局内店舗は不可)
1回1,100~2,200円(税込)で、スタッフが各種移行操作をサポート
保護フィルム貼り付け(楽天モバイル店頭で保護フィルムを購入することが条件)
1回1,100円(税込)で、ショップスタッフが端末に保護フィルムの貼り付けを実施
ガラスコーティング(家電量販店、郵便局内店舗は不可)
1回4,400円(税込)で、ショップスタッフが端末にガラスコーティングを施工
参照:https://network.mobile.rakuten.co.jp/shop/?l-id=gnavi_mno_shop_burger
楽天モバイルは対応エリア外だとどうなる?
楽天回線エリア外ではパートナー回線(au回線)に切り替わり、月間5GBを超えると最大1Mbpsの低速通信となります。
※6月1日より、パートナー回線(au回線)のデータ使用料は無制限になっています。
楽天モバイルに乗り換える前にやっておくべきことは?
楽天回線エリアを確認
自分の行動範囲が楽天回線エリア内かを確認しておきましょう。エリア外はパートナー回線に切り替わりますが、切り替えのタイミングで通信が不安定になる可能性があります。
対応機種を確認
乗り換えと同時に機種変更を行う場合は気にする必要はありませんが、それ以外の場合は利用するスマホが対応端末かどうかを必ず確認しておきましょう。公式サイトで確認ができますよ。
ドコモメールアドレス(@docomo.ne.jp)の利用を続けるか検討
ドコモから楽天モバイルへ乗り換えると、ドコモのメールアドレス(@docomo.ne.jp)が無料では利用できなくなります。「ドコモメール持ち運び(月額税込330円)」に加入して引き続きドコモのメールアドレスを利用するのか、楽天モバイルの「楽メール」やフリーメールへ変更するのかを考えておきましょう。
まとめ
ドコモから楽天モバイルへの乗り換えまとめ
- 楽天モバイル対応エリア内なら、料金はかなり安い
- 『楽天最強プラン』によりデータ利用は無制限&安定化
- 乗り換えキャンペーンのタイミングをよく確認しよう
楽天モバイルはデータ高速無制限になったことで、ほぼ乗り換えのデメリットは無くなったような印象です。強いて上げるならメールアドレスが変わることくらいでしょうか。
また月額料金がとにかく安いです。通信環境を第一に考えている方にはあまりおすすめできませんが、それ以外の方はぜひ一度ご検討してみてください。現在の契約内容によっては、1年間で5万円以上安くなるかもしれませんよ。
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