最大12ヶ月分の分割支払いが不要になるドコモの『スマホおかえしプログラム』。めちゃくちゃお得ですけど
- 返却ってどこにどう返すの?
- 24ヶ月目ってどのタイミング?
- 2年後なんて忘れてそう…
イマイチ分かりにくいですよね。こちらでは返却時期や郵送方法、ドコモオンラインから手続きするやり方を解説。意外に簡単でスグできますよ!
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目次
「スマホおかえしプログラム」とは?
ドコモの「スマホおかえしプログラム」とは、36回分割払いで購入したスマホをドコモに返却すると、その翌々月請求分以降の機種分割支払金(最大12回分)またはその相当額の支払いが不要となるプログラムです。
例えば…
118,800円のスマホを36回分割払い(3,300円×36回)で購入し、それを24カ月目にドコモへ返却します。すると残りの39,600円(3,300円×12回)の支払いが不要となります。
つまり『機種代金の3分の1の支払いが免除』される、とてもお得なプログラムなのです。
ここでは「スマホおかえしプログラム」のメリットやデメリット、返却の方法などについて解説していきます。
適用条件は3つだけ
スマホおかえしプログラムの適用条件はたったの3つだけです。
- 対象のスマホを36回分割払いで購入する
- スマホを返却する
- dポイントクラブに加入する
36回分割払いでスマホを購入する際に、ドコモショップ・ドコモ取り扱い店舗・ドコモオンラインショップで申し込むことができます。
対象機種は?
こちらが公式サイトで発表されている『スマホおかえしプログラム』対象機種で、在庫が確認できたものになります。(2023年3月時点)
- iPhone 12 Pro
- iPhone 12 Pro Max
- Galaxy S21 5G Olympic Games Edition SC-51B
- AQUOS R6 SH-51B
- Xperia 1 Ⅲ SO-51B
- Xperia 5 Ⅱ SO-52A
- Xperia 1 Ⅱ SO-51A
- arrows 5G F-51A
- Galaxy A52 5G SC-53B
2021年9月以降に発売した機種は「いつでもカエドキプログラム」の対象となっており、スマホおかえしプログラムの対象とはなっていません。
「いつでもカエドキプログラム」については、「スマホおかえしプログラム」と「いつでもカエドキプログラム」の違いは?の項目で簡単に説明しています。
スマホおかえしプログラムのデメリット
デメリットは3つ。主に端末が故障しているときに起こるものです。
- 端末が破損していると、故障利用料がかかる
- 受取不可品となった場合、違約金がかかる
- 24回より前に返却しても、支払い回数は減らない
端末が破損等している場合、故障利用料を支払わなければならない
返却した端末が故障等によりドコモの査定基準を満たさなかった場合、故障利用料を支払わなければなりません。
- 筐体が破損している
- 電源が入らない
- 液晶表示が異常/タッチパネルが動作不良
- カメラ、音声、各種ボタン等の機能が正常に作動しない
- SIMトレイが不足、または破損している
上記の状態の場合、故障利用料22,000円(税込)が必要となります。ケータイ補償サービスに加入している場合は2,200円(税込)となるので、加入しておくと安心ですね。
「受付不可品」となった場合、違約金を支払わなければならない
返却した端末が受取不可品であった場合、免除されるはずの金額(最大12回分)を違約金として一括で支払わなければなりません。
- 初期化されていない
- メーカー保証が対象外(改造など)
- ネットワーク利用制限がかかっている
- 基盤が断裂している
上記の状態の場合、受付不可品となり違約金がかかるので注意してください。
24ヶ月より前に返却しても、24回分の支払いが必要
スマホおかえしプログラムで免除されるのは、最大で12回分の支払いです。24ヶ月より前に端末を返却しても、24回目までは支払いが必要となります。
スマホおかえしプログラムのメリット
大きなメリットは3つ。
- 値段が大幅に安くなる
- 決まった周期で機種変更ができる
- 気に入ったら返却しなくてもいい
何と言っても値段のメリットが大きいと思います。
スマホを実質3分の1の値段で購入できる
36回払い中、最大12回を支払い不要にできるので3分の1は払わなくていいことになります。ピンと来ませんが、購入時33%OFFだったと考えるとインパクトが大きいですよね。
ちなみに今お使いの機種の分割支払金の残額(プログラムを利用することでお支払い不要となる金額)はMy docomoからご確認いただけます。
決まった周期で機種変更できる
2年で機種変更するのが決まっている、例えば2年おきにiPhoneを買い替えるような人はこのスマホおかえしプログラムがピッタリ。
ドコモでは現在、最新iPhoneは『いつでもカエドキプログラム』が適用されています。こちらは2年後の買取金額を決める形なので割引金額は若干異なりますが、2年周期で最新型に変えるなら最も効率的でしょう。
気に入ったら返却しなくてもいい
実はスマホおかえしプログラムは返却しなくても大きなデメリットはありません。
厳密には分割払いの残高(25~36回目)を支払えばスマホを返却しないで使い続けてもOK。2年が過ぎてからも、新機種の発売を待ってギリギリまで使い続ける事も可能なんですよ。
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スマホおかえしプログラムの返却方法は?
スマホおかえしプログラムを利用する際、端末を返却する方法は2つあります。
- オンライン手続き後に郵送で返却する方法
- 店頭で返却する方法
初めての方にとっては流れが分からず取っ付きにくいですが、どちらの方法も難しくないです。
1.ドコモオンラインで手続き後、郵送にて返却
郵送で返却する場合、まずはMy docomoからスマホおかえしプログラムのスマホ返却申し込みをします。
オンラインの返却申込み
- My docomoにログイン
- →「お手続き」を選択
- →「カテゴリから探す」の項目にある「割引・優待」を選択
- →「スマホおかえしプログラムご利用(郵送)」を選択
- →「お手続きをする」を選択
あとは画面に従って手続きを進めていけばオンライン手続きは完了です。
後日、自宅に送付キットが送られてきます。書類に必要事項を記入し、スマホと一緒に返信用封筒に入れて郵送しましょう。
※利用申し込み後はキャンセルができません。査定の結果、故障時利用料が発生する場合もあります。
送付キットは確実に受け取ろう
送付キットは、ドコモオンライン手続きからの利用申し込み時に「オンラインでの本人確認」を選択して本人確認が完了している場合は普通郵便で届きます。
しかし、本人確認が完了していない場合は本人限定郵便(特例型)で届くので注意が必要です。
送付キットが受け取れなかった場合、手続きが完了しないため違約金が発生します。免除されるはずの金額(最大12回分)を一括で支払うことになってしまうので、確実に受け取れるようにしてください。
また、利用申し込みをした月の翌月末までに返却しなかった場合も違約金が発生してしまします。送付キットを受け取ったら、速やかに返却するようにしましょう。
店頭で返却
店頭での返却を希望する場合は、ドコモショップかドコモ取り扱い店舗に来店して端末を返却します。
ただしドコモ取り扱い店舗で返却する場合は、同時に端末の購入をしなければなりません。また一部の家電量販店などにおいては、分割支払金残額が11,000円(税込)以上の場合は取り扱いができないので注意しましょう。
なお、ドコモショップは完全予約制です。予約をしてから来店するようにしてください。
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スマホおかえしプログラムの返却前にやること
スマホおかえしプログラムで端末を返却する前には、以下の準備が必要となります。
- 新しいスマホの用意
- データの移行
- 返却するスマホの初期化
忘れがちなのが初期化です。返却時にデータが初期化されていなかった場合、受付不可品となり違約金が発生してしまいます。
そうならないためにも、まずは新しいスマホを用意してデータを移行しておきましょう。写真や動画、連絡先情報はもちろん、LINEやゲームなどアプリの引き継ぎも忘れないように注意してください。
関連記事:
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Androidの機種変更前にやること一覧|データやアプリで一括移行できるもの・できないもの
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LINE機種変更時の引き継ぎ・移行準備(Android編)|トーク履歴のバックアップは忘れずに
データの移行が完了したら、以下の手順で初期化をします。
※機種やバージョンによって異なる場合があります
iPhoneの初期化の方法
- 「設定」
- →「一般」
- →「リセット」
- →「すべてのコンテンツと設定を消去」
- →「今すぐ消去」
androidの初期化の方法
- 「設定」
- →「一般管理」
- →「リセット」
- →「工場出荷状態に初期化」
- →「リセット」
※おサイフケータイを利用していた場合は、FeliCaチップの初期化も必要となります。
おサイフケータイアプリで「メモリ使用状況」を確認してみてください。数値が0ならば初期化の必要はありません。0でない場合はデータ移行をしてから初期化を行ってください。
スマホおかえしプログラムで返却するタイミング
前述のとおり、スマホおかえしプログラムに加入していても、端末を返却するタイミングは自由に決めることができます。
24ヶ月より前に返却することも可能ですし、24ヶ月以降も返却せずに使い続けることも可能です。
ただもっとも損しないベストタイミングは決まっています。
ベストな返却タイミングは「ちょうど24ヶ月目」
スマホおかえしプログラムのメリットは最大12回分の機種代が免除されることです。
このメリットを最大限に活かすには、ちょうど24ヶ月目返却をおこなうのがベストといえるでしょう。
24ヶ月目っていつ?
24か月目と言ってもふわっとしていますが、具体的には24回目の支払いが終わった直後~25回目の支払い前を指します。
今が何回目なのか分からない場合はMy docomoから確認できます。
- My docomoへアクセス
- dアカウントでログイン
- 『データ・料金』を選択
- ご利用料金の『詳細を確認する』を選択
- 『端末等代金分割支払金』をチェック
ここに毎月の機種代金と、現在何回目の支払いかが載っています。何年の何月に24回目の支払いを迎えるのか事前に確認しておきましょう。
24ヶ月目より前に機種変更した場合は?
スマホおかえしプログラムで免除されるのは、最大で12回分の支払いです。
そのため24ヶ月より前に機種変更をしても、24回目までは支払いが必要となります。
24ヶ月以降も使い続ける場合は?
24ヶ月以降も端末を返却せずに使い続ける場合でも、手続きは必要ありません。
そのまま残りの機種分割支払金の支払いを続けることになります。その場合は25~35ヶ月目に端末を返却するか、スマホおかえしプログラムを利用することなく36ヶ月分まで払い終えるパターンがあります。
25~35ヶ月目に返却する場合
24ヶ月目以降に端末を返却する場合、返却をした翌月以降の機種分割支払金の支払いが免除となります。返却するのが遅いほど免除となる回数が減っていくので、実質負担額は増えていきます。
36ヶ月分を払い終え、プログラムを利用しなかった場合
スマホおかえしプログラムを利用しないまま36ヶ月目の支払いを終えると、機種代金を全額支払ったことになります。その場合は端末を返却する必要はありません。機種変更をするときに下取りに出すことも可能です。
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スマホおかえしプログラムのよくある疑問
スマホおかえしプログラムは途中加入できる?
スマホおかえしプログラムは途中で加入することはできません。対象のスマホを36回払いで購入する際に申込みが必要となります。
スマホおかえしプログラムは途中解約できる?
スマホおかえしプログラムは途中解約できません。
ただし、36回分の機種分割支払金を支払えば端末を返却する必要はありません。途中で残りの機種分割支払金を一括で支払った場合も返却は不要です。
ドコモ回線を解約する場合も、機種分割支払金が残っていればスマホおかえしプログラムは継続されます。
「スマホおかえしプログラム」と「いつでもカエドキプログラム」の違いは?
ドコモでは他にも、端末の返却を条件に残りの分割支払金が不要になる「いつでもカエドキプログラム」があります。
スマホおかえしプログラムと似たようなプログラムですが、以下の点が異なっています。
対象機種が違う
2021年9月以降に発売した機種で高額のものは、いつでもカエドキプログラムの対象となっています。
どちらのプログラムが利用できるかは機種によって決まっているので、どちらを利用するか考える必要はありません。
残価設定型の24回分割払い
スマホおかえしプログラムは36回の分割払いで契約をして、端末を返却することで12カ月分の機種分割支払金の支払いが免除されるプログラムでした。
いつでもカエドキプログラムではドコモが機種ごとに残価(24ヶ月後の買取金額)を設定します。本体価格から残価を引いた金額を23ヶ月間分割で支払っていき、23ヶ月目までに端末を返却することで残価の支払いが免除されるという仕組みです。
23ヶ月目までに端末を返却しない場合は24ヶ月目で残価が24回払いへ再分割され、その後は返却したタイミングで翌月以降の支払いが免除となります。
早期利用特典がある
スマホおかえしプログラムでは24ヶ月目より早く端末を返却しても、24回分の支払金額は変わりませんでした。
いつでもカエドキプログラムでは23ヶ月目より早く端末を返却した場合には、端末を返却した翌月から23回目までの分割支払金が一定額割引されます。
関連記事:ドコモ『いつでもカエドキプログラム』のメリットデメリット
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スマホおかえしプログラムと下取りプログラムは併用できる?
スマホおかえしプログラムと下取りプログラムは併用できません。
ただし端末を返却せずに36ヶ月分の機種分割支払金をすべて支払った場合や途中で一括返済をした場合は、スマホおかえしプログラムを利用していないので下取りプログラムを利用することができます。
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まとめ
スマホおかえしプログラムのまとめ
- プログラム加入で最大12回分の分割支払いが不要
- 返却はオンライン経由の郵送か、ショップ持ち込み
- 返却前にデータ移行・初期化を忘れずに
- ベストタイミングは24回目の支払い直後
「スマホおかえしプログラム」はいくつかの注意点があるものの、ドコモでスマホをお得に購入したい方にはおすすめのプログラムです。
プログラムを利用せずにそのまま使い続けることも可能なので、対象機種を購入する場合には申込みをしておきましょう。
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スマホは手続きをする場所で支払い総額が違う!
いつもスマホの機種変更を、携帯ショップや家電量販店で行っている方…
実は超絶にもったいないことをしてますよ。
ショップでは、機種代金の他に「頭金」を請求されます。
※頭金の金額は1万円~2万円が一般的。
この頭金、実はいくら支払っても端末の分割金額は減りません。
車や家の頭金と同じに考えると、結果的に多くのお金を取られますので注意しましょう!
ちなみにオンラインショップスマホを購入した場合は、この分割払い時の頭金がかかりません。
ドコモであれば事務手数料も無料になります。
ドコモオンラインショップは事務手数料・頭金がかからない
ドコモオンラインショップを使うの最大のメリットは、事務手数料が無料、頭金も不要になること。
つまりオンラインショップなら、ドコモショップや家電量販店よりも10,000円~20,000円も安くスマホを買うことができるんです。
・事務手数料と頭金がかからないドコモオンラインショップのメリット
・24時間365日機種変更ができる
・ショップに行く必要がない
・2,750円以上の購入で送料無料
・dポイントが使える
・自宅以外でも受取先を選べる・機種変更の場合は到着まで2~3日かかるドコモオンラインショップのデメリット
・新規契約/MNPは審査含め約10日かかる
・実機を直接触ることができない
・対面での相談ができない
わざわざドコモショップに行かなくても、自宅でスマホから同じ手続きができます。
購入した端末は自宅に送られてくるので、外出する必要は一切ありません。
ドコモショップまで行く時間、順番待ちの時間、交通費を考えると、オンラインショップの方が圧倒的にお得ですよ。
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