auから楽天モバイルに乗り換え。知らないと後悔するデメリット｜キャンペーンのタイミングに注意しよう

毎月8～9,000円前後で使い放題プランを契約しているauユーザーさんにとって、楽天モバイルの『楽天最強プラン：税込3,278円/月』は気になるところでしょう。

この記事では、

• auから楽天モバイルに乗り換えるメリットとデメリット
• auから楽天モバイルへの乗り換えを、おすすめできる人・おすすめできない人
• 楽天モバイルで実施中のキャンペーン
• auから楽天モバイル乗り換え時のよくある疑問

以上4点を、コストパフォーマンスを重視して中立的な立場でご紹介。

楽天モバイルに乗り換えて後悔することがないよう、決断前の参考にしていただければ幸いです。

 

 

auから楽天モバイルに乗り換えで後悔するデメリット

まずデメリットをご紹介しますので、許容できないポイントがあるかどうか確かめてみましょう。

 

デメリット1.
楽天モバイルはauよりも対応エリアが狭い

元々、楽天モバイルはサービス開始時のエリア不足を補うため、auに助けてもらう方針でした。2023年現在はかなりエリアの拡充も進みましたが、まだまだauの対応エリアには届いておらず「パートナーエリア」としてau回線を借りる地域が残っています。

パートナーエリアでは5GBの通信量を超えると制限がかかります。

楽天モバイル自社エリア外での注意事項は後述で解説します。

楽天モバイルのエリアマップはこちらで確認 ＞＞

 

デメリット2.
auのメールアドレスを継続するには月330円かかる

auから楽天モバイルに乗り換えをすると、楽天モバイルが開通した時点で自動的にauは解約になります。

その際、auのメールアドレス（@ezweb.ne.jp／@au.com）が使えなくなります。継続利用したい人は、au解約後（乗り換え日）から31日以内に「auメール持ち運び：税込330円/月」を申し込みましょう。

 

デメリット3.
auとは引き落し日が異なる

基本的にauでは末日締めで、別途クレジットカード支払い日に影響されない限り、支払い日/引き落し日が下記になります。

• 携帯単独利用：翌月25日
• 自宅のインターネットがauひかりなどの理由で「KDDIまとめて請求」：翌月末
• au PAYカード：15日締め→翌月10日

※au PAYカードのみ、3月利用分はauが3月末締め→au PAYカードは4月15日に締め→5月10日支払いのイメージです。

楽天モバイルでは、支払いタイミングが変わります。

楽天モバイルは月末締め→口座引き落とし・楽天カード引き落とし日が、ともに翌月27日です。ポイント還元も大事ですが、支出の管理に無理がないようにしましょう。

 

デメリット4.
楽天モバイルの口座振替支払いが不便

家族がそれぞれ別名義で契約するケースでは、メリットが薄くなりますので口座振替での支払いをしないほうが無難です。

• 同一の金融機関口座を設定できるのは、2楽天IDまで
• 口座振替の場合、楽天ポイントによる支払いの対象外
• 引き落とし時に、手数料110円が必要

 

auから楽天モバイルに乗り換えるメリット

上述のデメリットが許容範囲内であれば、積極的に楽天モバイルへの乗り換えを検討していきましょう。

ここからは、auから楽天モバイルに乗り換えた際のメリットをご紹介します。

 

メリット1.
電波に問題がなければコスパ最強

旧プラン（アンリミット7）と同様、新プラン（楽天最強プラン）は「無料の範囲がない3GBまで・20GBまで・無制限の3段階制」になりました。

前述の通り、楽天モバイルの自社回線エリア以外はパートナー回線(au)がデータ無制限となります。通信が問題ないエリアなら、間違いなくコスパ最強の料金です。

 

メリット2.
国内通話・SMSが専用アプリを使えば無料

楽天モバイルには、データ通信を利用した専用通話アプリ「Rakuten Link」があります。

アプリを利用した国内通話は、相手が固定電話・他社携帯を問わず無料でかけ放題。SMSが無料になるのはAndoroid端末のみですが、仕事やちょっとした連絡にSMSを使う人には助かります。

 

アプリ対応機種確認

「Rakuten Link」アプリは、古い機種に対応していません。iPhoneではiOSバージョンアップさえできていれば、ほぼ大丈夫なレベル（iPhone 6s以降）ですが、古い機種を使う予定の人は確認をしておきましょう。

[Rakuten Link] 対応機種・対応する
ソフトウェアバージョンを知りたい ＞＞

 

メリット3.
固定回線とのセット割引はないがポイントアップ

auでは、自宅のインターネット回線（auひかり / ビッグローブ光・地域系ケーブルテレビ・地域系電力会社の光回線）とセットにすることで「スマートバリュー」という割引サービスがあります。

ただ実は集合住宅ではauひかり導入マンションが少なく、戸建ではauひかりホーム（戸建向けプラン）は近畿・中部が提供エリアではないという特徴から、意外と適用が難しいサービスでした。

一方の楽天ひかりは、フレッツ光のコラボレーション回線（フレッツ光の回線を楽天が借りている方式）です。

つまり集合住宅・戸建ともに導入できるチャンスが多く、利用してみて合わない場合でも他社へ乗り換え（転用・事業者変更）がしやすい環境。

セット割引はありませんが楽天ポイントが+1倍されますので、楽天ポイントでポイ活をしている人には、さらに有利になります。

 

メリット4.
楽天ポイントのポイ活に有利

普段から楽天カード・楽天銀行・楽天トラベルなど楽天の各種サービスを利用している人なら「スーパーポイントアップ（SPU）」で、さらにポイ活がはかどります。

楽天モバイルは「楽天経済圏」と呼ばれる幅広いサービスのひとつです。携帯代のコスト削減だけでなく、上手に活用すれば「生活費全体のコスト削減」につながります。

スーパーポイントアッププログラムの対象サービス一覧 ＞＞

 

【タイミング注意】
auから楽天モバイル乗り換えで使えるキャンペーン

楽天モバイルはキャンペーン期間や内容・条件が変わりやすいので、決断直前にも楽天モバイル公式サイトでタイミングを再確認しておくほうが無難です。

また乗り換えが不安な方向けの電話サポートの電話番号は探しにくいですが、

になります。

同じリンク先ページから、チャットでの相談も可能です（営業時間 9:00〜23:00）。

楽天モバイルのキャンペーンを確認する ＞＞

 

iPhone向け：
iPhoneトク得乗り換えキャンペーン

iPhone関係の代表的なキャンペーンをまとめておきます。

楽天モバイルはキャンペーン期間や内容が変わりやすいので、決断直前にも再確認しておいてください。

主に乗り換えユーザーへ楽天ポイント付与・機種代金の値引きなどを行うものです。還元率がコロコロ変わるので注意が必要ですが、ときどき30,000円分以上お得になるタイミングもあります。

また対象機種も比較的新しいものが多く、現行最新モデルが対象になることもしばしば。ポイント満額ゲットにはいくつか条件がありますが、普通に利用していれば難しいものではありませんのでご安心ください。

iPhoneトク得乗り換えキャンペーン
対象モデル・特典内容を確認 ＞＞

 

Android機種向け：
スマホトク得乗り換えキャンペーン

Android機種向けにも『スマホトク得乗り換えキャンペーン』が展開されています。

こちらも内容がコロコロ変わるので都度ご確認ください。

主に乗り換えユーザーへ楽天ポイント付与などを行うものです。対象機種、ポイント還元率はタイミングによって異なりますが、発売直後のモデルが普通にラインナップに並んでいるので利用しない手はないでしょう。

このほか、ときどき機種代金そのものを値引きする期間限定キャンペーンも実施されることがあります。詳しい内容や対象条件については、楽天モバイルの公式サイトを確認してくださいね。

スマホトク得乗り換えキャンペーン
対象機種・特典内容を確認 ＞＞

 

関連記事：楽天モバイル新規＆乗り換えキャンペーンまとめ

【2024年4月】楽天モバイル新規＆乗り換えキャンペーンまとめ｜無料紹介でもらえる楽天ポイントがデカすぎる

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auから楽天モバイルへ乗り換えがおすすめな人

生活エリアが楽天モバイルの提供エリアであればもちろん、仕事用に別のスマホを会社から持たされていたり、自宅にインターネット回線を導入したりしていない人も楽天モバイルに乗り換えすれば劇的に携帯代が安くなる可能性が高いです。

また自宅に楽天ひかりを導入し、メッシュWi-Fi環境（複数台の子機を使ってWi-Fiの入らない部屋をなくす方法）を構築すれば、自宅での通信量を気にする必要がなくなります。外出先では、パートナーエリアでの接続が多かったとしても5GBまではau回線の高速通信が使えます。auのスマホミニプランを契約するより、有利な料金体系です。

つまり自宅のインターネット回線を含めトータルで見直すと、auでまとめているより劇的に安くなるかもしれませんね。

さらに楽天ポイントを支払いに充当することもできますので、かさばるモノや重いモノを楽天市場で定期購入している人には、さらに有利な状況。

スマホの分割支払いが終わるタイミングなど「ちょうどいいきっかけ」がある人は、ぜひ楽天モバイルを積極的に検討してみましょう！

＼ キャンペーン情報のチェックはこちらから ／

 

auから楽天モバイルに乗り換えをおすすめしない人

楽天モバイルへの乗り換えを検討する上で重要なポイントは「電波を拾える環境か」ということに尽きます。

正直、エリアが拡大中とはいえ不安が残る部分です。外出先でWi-Fi環境が使えれば問題ありませんが、TikTokのような動画視聴系SNSをよく使う人には不向きであると言わざるを得ません。

親しい人に楽天モバイルユーザーがいらっしゃれば、近くのコンビニやショッピングモールなど、よく行く場所での電波状況を教えてもらうことをおすすめします。

また、auは家族に契約者が多いと割引が増えるケースがよくあります。離れた家族と家族間通話が無料になっているケースは「自分は安くなっても他の家族の通信料金が上がる」パターンも考えられますので、注意が必要です。

もし今回乗り換えを見送る方は、auオンラインショップならWEB限定のキャンペーンを実施中です。機種変更やプラン見直しでお得になるチャンスなのでチェックしてみて下さい！

＼Webキャンペーン情報のチェックはこちら／

 

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auから楽天モバイル乗り換え(MNP)のよくある疑問

楽天モバイルに乗り換える際のよくある疑問として挙げられる、

• 楽天モバイルはauショップのような店舗はある？
• auで買ったiPhoneは楽天モバイルでそのまま使える？
• 楽天モバイルは対応エリア外だとどうなる？
• 楽天モバイルに乗り換える前にやっておくべきことは？

以上4点を解説します。

 

楽天モバイルはauショップのような店舗はある？

楽天モバイルのショップ（店舗）展開は、2種類あります。

全国で1,000店舗を超える実店舗の他、約80軒の郵便局イベントスペースで、契約業務・相談を受け付けています。

その他、ショッピングモールなどのイベントスペースにリモートショップを設置する取り組みも。

まだまだ出店・撤退・統廃合を繰り返している最中ですが、リアルの店舗は増加傾向にあります。

楽天モバイルの店舗検索はこちら ＞＞

auで買ったiPhoneは楽天モバイルでそのまま使える？

auで購入したiPhoneは、楽天モバイルでもそのまま使うことができます。iPhoneは各通信キャリアの周波数帯に対応しているので、

1. 元のキャリアでMNP予約番号を取得する
2. 移転先の通信キャリアで乗り換え手続きをする
3. 今使っているiPhoneに移転先キャリアのSIMをセット

という手順を踏むだけでキャリアのお引越しが可能。いくつか手続きがありますが、下記の関連ページでもっと詳しく解説しているので参考にしてみて下さいね。

関連記事：iPhoneの機種そのままでキャリア変更時にやること

iPhoneの機種そのままでキャリア変更時にやること｜乗り換えMNP手続きの流れ＆事前確認すべきポイント

関連記事：機種代金の分割残ったまま楽天モバイルに乗り換えるとどうなる？

機種代金の分割残ったまま楽天モバイルに乗り換えるとどうなる？｜スマホ残債と回線契約は別モノ

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楽天モバイルは対応エリア外だとどうなる？

楽天モバイルの自社回線対応エリア外だと、データ使い放題になりません。

『楽天最強プラン』では、楽天回線エリア外(パートナー回線)でもデータ無制限になりました。

「パートナー回線エリア」と呼ばれるエリア外では、au回線に接続されます。

海外2GBを超えた場合は、通信速度が国内1Mbps、海外128Kbpsに制限されますので、注意が必要です。

 

パートナーエリアとは？

以下に、楽天モバイル公式サイトから「パートナーエリア」の解説を引用します。

Q　パートナー回線エリアとは何か知りたい

パートナー回線エリアは、au回線にローミング接続するエリアです。

楽天の提供するサービスエリアには、楽天の基地局の電波を利用する楽天回線エリアとパートナーの基地局の電波を利用するパートナー回線エリアの2つが存在します。

引用：楽天モバイル公式サイト｜パートナー回線エリアとは何か知りたい

楽天モバイルの電波を拾えるか確認する方法

簡易的にですが、楽天モバイルの電波を拾えるかどうか、端末で確認する方法をご紹介しておきます。

通信キャリアの電波には「PLMN番号」というものがあり、近くの基地局から拾える電波のPLMN番号を確認する方法です。楽天モバイルのPLMN番号は『440 11』です（『Rakuten 4G』のような表示になる場合も）。

※楽天モバイルが正式に認めている方法・電波の強弱を調べる方法ではありませんので、あくまでも自己責任にてご判断ください。

参考：総務省｜電気通信番号指定状況

 

楽天モバイルに乗り換える前にやっておくべきことは？

• 楽天会員に登録しておく
  …楽天IDを先に作っておくと、楽天モバイルの会員ページにログインする際に楽になります。
• MNP予約番号の取得
  …乗り換えには、auから「MNP予約番号」を教えてもらい、楽天モバイルに伝える必要があります。MNP予約番号の有効期限は15日間ですが、楽天モバイル側の都合でWebページからMNP転入を申し込む場合は有効期間が7日以上残っている必要がありますので、ご注意ください。
• auでしか使えないポイントの消費
  …ローソンなどで発行したPonta会員IDと連携済みの場合は大丈夫ですが、未連携のためauでしか使えないPontaポイントがある人は、解約後のログインが面倒ですので消費しておきましょう。
• SIMロック解除の必要があるか確認
  …今、使っている端末を引き続き楽天モバイルで使う場合は「SIMロック解除」の必要があるかもしれません。対応端末かどうかを含め、確認しておきましょう。SIMロック解除はauショップでおこなうと手数料（3,300円）がかかりますので、オンラインでおこなうことをおすすめします。

上記の項目の他にも、メールアドレスなどau独自のサービスを使っている人が気になる疑問も解説しておきますね。

 

auのメールアドレスで登録していたサービスについて

これまでauのメールアドレスで登録していたサービスがあれば、登録情報を変更するなどして対応しましょう。

デメリット2で解説したように、楽天モバイル開通と同時にau契約は解約されますのでau ID・メールアドレス関連の対策が必要になります。

具体的には楽天モバイルに電話番号が切り替わった後、au解約が確定した時点で「au ID変更のお知らせ」がメールで届きます。au契約時のau IDは電話番号ですが、解約後は自動的に「電話番号_解約日」になります。ログインできない！と困らないように注意してください。

 

au Payは自動的に解約済みau IDに紐付けが変更される

上述のように、au IDは自動的に変わってしまいますがau Payの継続利用に問題はありません。楽天モバイルのメールアドレスか、Gmailのような無料のメールアドレスにau IDを変更しておきましょう。

au解約後も、「au PAY 残高」は引き続きご利用できます。また、「Pontaポイント」「Pontaポイント（au PAY マーケット限定）」「au WALLET ポイント」もポイントの有効期限内であればご利用可能です。

参考：【au PAY】au解約後も「au PAY 残高」は使えますか？

関連記事：楽天モバイルの新規契約で必要なもの｜オンラインで本人確認書類をアップロードできる

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まとめ

楽天モバイルは『最強プラン』登場により、乗り換えのメリットが大きくなったと思います。まずは楽天モバイルの通信エリアを確認して、問題ないか事前に知っておきましょう！

お住まいの地域が楽天メイン回線のエリア外の場合は、まずはauオンラインショップで限定キャンペーンを利用したり、料金プラン変更で賢くお得に使うのがおすすめ。比較検討してからでも遅くありません。

 

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