ワイモバイルは、格安SIMが一般的でなかった時代から基本料金の安さをアピールしている携帯会社。
- ドコモの端末をそのまま使い続けられる
- SIMのみ契約も可能
- ワイモバイルに移行後も通常通りd払いが使える
など安心ポイントが多いですが、デメリットはあるでしょうか?
この記事では、ドコモからワイモバイルへの乗り換えのメリット・デメリットを詳しく紹介します。
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目次
ドコモからワイモバイルに乗り換えて後悔しないために
ワイモバイルの良いところをざっくり言うと、ソフトバンクのサブブランドなのでキャリアと格安SIMの良いとこ取りできる点。
- 料金は格安SIMだから安いのに
- 通信品質はキャリア並みに安定
これがワイモバイル人気の秘訣。またドコモの端末をそのまま利用できるなどのメリットがあります。
しかし、後悔しないために知っておかないといけないこともいくつかあります。デメリットも存在することを念頭に置いておきましょう。
ドコモからワイモバイルに乗り換えるメリット
ドコモからワイモバイルに乗り換えるメリットは以下の5点。
- 料金がシンプルでわかりやすい
- 実店舗があり相談しやすい
- PayPay関連のポイントキャンペーンが多い
- Yahoo!プレミアムが無料で使える
- 60歳以上はかけ放題が安い
どれも魅力的ですね。1つ1つ解説していきます。
料金プランがシンプルでわかりやすい
ワイモバイルの料金プランはシンプルでわかりやすく、使いたい通信容量に合わせて選ぶことができます。追加料金や複雑なオプションが少ないため、コスト管理がしやすくなります。
※2023年10月3日より料金プランが変更になります。
プラン名 | シンプル2 S | シンプル2 M | シンプル2 L |
月額 基本料 |
2,365円 | 4,015円 | 5,115円 |
SoftBank Air加入& PayPayカード支払い (※家族割併用不可) |
翌月から 1,078円 |
翌月から 2,178円 |
翌月から 3,278円 |
家族割 (2回線目以降) |
サービス適用で1,100円割引 | ||
高速データ 通信容量 |
4GB | 20GB | 30GB |
データ超過の 速度制限 |
最大 300kbps |
最大 1Mbps |
最大 1Mbps |
通話料 (30秒あたり) |
22円(国内通話) |
※金額は税込
データ通信容量は、余った分は翌月まで繰り越しOK。また家族で入ると2回線目以降が1,188円引きになるので、あまり使わない人ならSプランで月額990円で使うこともできます。
実店舗があり相談しやすい
ワイモバイルは格安SIMとしてはありがたい実店舗展開しています。
- ワイモバイルショップ
- ソフトバンクショップ
乗り換えやトラブル時には直接店舗を訪れて相談することができ、丁寧なサポートを受けることができます。また店頭待ち時間を短縮したい方はWEBで来店予約もできますよ。
PayPay関連のポイントキャンペーンが多い
ワイモバイルではPayPay関連のポイントキャンペーンを多く実施。キャンペーンに参加することでお得にポイントを獲得し、さまざまなお買い物やサービスで活用することができます。
特にPayPayポイントのプレゼントや、ポイントバックキャンペーンは頻繁に行われます。時期によって異なりますので詳細はワイモバイルのキャンペーン一覧からご確認下さい。
Yahoo!プレミアムが無料で使える
ワイモバイルに乗り換えると、Yahoo!プレミアムが無料で利用できる特典があります。
Yahoo!プレミアムは、月額508円(税込み)で提供されるYahoo! JAPANの有料サービス。
Yahoo!プレミアムに登録すると、特典として
- Yahoo!ショッピングでPayPayポイントがいつでも最大+2%貯まる
- Yahoo!ショッピング・ヤフオク!のトラブル補償
- Yahoo!かんたんバックアップが容量無制限
- 雑誌110誌以上が読み放題 など
これらが追加料金なしで使えます。知ってて使わないのは損なので是非使い倒してほしいサービス。
60歳以上はかけ放題が安い
60歳以上の方がワイモバイルのシンプル2 S/M/Lプランに契約すると、国内通話かけ放題の「スーパー誰とでも定額(S)」が月額1,100円割引されます。
通常は月額1,980円かかる「スーパー誰とでも定額」を、60歳以上の方は月額880円で利用することができます。
従来はかんたんスマホシリーズの購入者に限定されていましたが、シンプル2 S/M/Lプランでは60歳以上の方ならどの端末を購入しても(SIMのみでも)割引が適用されますよ。
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ドコモからワイモバイルに乗り換えるデメリット
ドコモからワイモバイルに乗り換えるデメリットは以下の6点です。
MNP転出が必要(→ かなり解消)- 他社格安Sim業者に比べると料金がやや高い
- GBのちょうどいいプランがない
- GB無制限プランがない
- ドコモのキャリアメールが使えなくなる
- 割引適用せず契約すると、さほど安くならない
一部は解消されていますが、まだいくつかのデメリットが残ります。1つずつ解説していきます。
MNP転出が必要(かなり解消)
ドコモからワイモバイルに乗り換える際には、MNP(番号ポータビリティ)転出手続きが必要です。
ドコモ上の手続きが不要に
5月24日より『MNPワンストップ方式』がスタート。乗換時のMNP予約番号が取得不要になり、ワイモバイルの手続きだけで番号そのまま乗り換え完了。乗り換えがめちゃくちゃ簡単になりました。
MNPワンストップで手続きを行うことで、ドコモで利用していた電話番号をそのままワイモバイルで利用できます。
関連記事:MNPワンストップとは?絶対知っておきたい7つの注意点と解決策
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他社格安Sim業者に比べるとやや料金が高い
ワイモバイルは格安SIM業者としては料金がやや高め。料金プランやオプションサービスの選択肢も比較検討する必要があります。
一例として、低価格をアピールしている各社の通信容量:価格を比較してみましょう。
(家族割を考慮せず一人で申し込んだと仮定)
こうして見ると決して安いわけではないことがわかります。
低通信量プランならLINEMOが断トツで安いですし、20GB以上の大容量プランなら値段があまり変わらないahamoや楽天モバイルにした方がいいかも…と思ってしまいますね。
割引適用せず契約すると、さほど安くならない
ワイモバイルが安くできる大きな要因が『セット契約』や『家族割引』の存在。
セット割
ワイモバイルの新料金プランの割引は、以下のサービスをセットで利用しなければいけません。
- SoftBank Airに加入すること
- PayPayカード払いにすること
この2つを満たすことで、上記の表の最安値まで月額料金を下げることができます。
家族割
※SoftBank Air加入・PayPayカード払いの場合、家族割引併用不可
ワイモバイルの家族割引は、シンプル2 S/M/Lのプラン利用者向けのサービス。2回線目以降にこの割引を適用することで、毎月1,100円を節約。
例えば、夫婦や親子などが同じ契約でスマートフォンを利用する場合、各人の料金が割引されるため、家族全体でお得に通信サービスを利用することができます。
しかし一人で契約する場合、家族割引のメリットを享受することはできません。
このように何の割引を受けられないと、最安プランでも2,000円を超えます。キャリアからでも乗り換えるメリットはほぼないので注意しましょう。
GBのちょうどいいプランがない
ワイモバイルのプランには使用量に合った選択肢が不足しており、利用者にとっては適切なプランを選びづらいというデメリットがあります。
先ほどの月額料金表をおさらいしましょう。
プラン名 | シンプル2 S | シンプル2 M | シンプル2 L |
月額 基本料 |
2,365円 | 4,015円 | 5,115円 |
SoftBank Air加入& PayPayカード支払い (※家族割併用不可) |
翌月から 1,078円 |
翌月から 2,178円 |
翌月から 3,278円 |
家族割 (2回線目以降) |
サービス適用で1,100円割引 | ||
高速データ 通信容量 |
4GB | 20GB | 30GB |
※金額は税込
ワイモバイルのプランは3段階で
- 4GB→20GB→30GB
となっており、ちょうどいい5~10GBの使用量がありません。一応使わなかった分は繰り越しできますが、無駄な容量を抱えることになる可能性があります。
GB無制限プランがない
ワイモバイルには、最大で30GBまでのデータ通信容量を提供する「シンプル2 L」がありますが、無制限プランは提供されていません。
データ無制限で利用するなら
のどちらかがおすすめ。
ドコモのキャリアメールが使えなくなる
ドコモからワイモバイルに乗り換えると、ドコモのキャリアメールは利用できなくなります。
有料のドコモメール持ち運びサービスに申し込むことで、ドコモメールを引き続き利用することができます。
ドコモからワイモバイルに乗り換えた方がいい人は?
- 格安Simでも通信エリアや速度をキープしたい人
- サポートを受けられる格安Simを探している人
- 家族みんなで乗り換えできる人
これらの人は、ドコモからワイモバイルに乗り換えがおすすめ。特に通信エリアや速度をキープしながら格安SIMを利用したい人にとって、ワイモバイルは適切な選択肢です。
また実店舗でのサポートも受けられるため、問題や疑問があった時に安心感があります。
さらに家族全員で乗り換えできる人は、家族割引を利用することで大幅割安になるメリットも。これらの要素を考慮して、ワイモバイルへの乗り換えを検討する価値があります。
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ドコモからワイモバイルはやめた方がいい人は?
- 最安値の料金にしたい人
- 家族が一緒に乗り換えられない人
- PayPayを使わない人
最も料金を抑えたい人や家族での契約が難しい人、PayPayをあまり利用しない人にとっては、ワイモバイルは適しません。
特に家族割引が利用できない場合は割安感が薄れます。一応安くはなるものの、同条件で他にもっと安い格安SIMはあります…あえてワイモバイルを選ぶ必要はないかもしれません。
またPayPayをあまり利用しない人にとって、PayPay関連の特典は魅力的ではありません。ドコモのままで機種変更したり、プラン見直しした方が無難です。
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ドコモからワイモバイルよりahamoが向いているケースも
ドコモから乗り換えを検討しているなら、まずはahamoから検討してみましょう。
ahamoはドコモ系列の格安プランで、ドコモユーザーならプラン変更のみで簡単にahamoに乗り換えることができます。
他にもメリットが多くあり、
- 今使っているスマホをそのまま流用できる
- 月額2,970円なのでドコモ時代より安くなる
- プランが1種類でとってもわかりやすい
- データ利用量20GBまであるので心配無用
- いつでもカエドキプログラムを利用できる
- dマーケットのサービスがそのまま使える
- d払いがそのまま引き継いで使える
…などドコモ時代とほとんど差を感じずに月額料金を安くできますよ。
基本はオンラインから申し込むプランですが、実店舗でも事務手数料(3,850円)でサポートを受けられるので万が一があっても大丈夫。ahamoも選択肢に入れて検討してみましょう。
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/ 各オンラインショップへ飛びます \
スマホは手続きをする場所で支払い総額が違う!
いつもスマホの機種変更を、携帯ショップや家電量販店で行っている方…
実は超絶にもったいないことをしてますよ。
ショップでは、機種代金の他に「頭金」を請求されます。
※頭金の金額は1万円~2万円が一般的。
この頭金、実はいくら支払っても端末の分割金額は減りません。
車や家の頭金と同じに考えると、結果的に多くのお金を取られますので注意しましょう!
ちなみにオンラインショップスマホを購入した場合は、この分割払い時の頭金がかかりません。
ドコモであれば事務手数料も無料になります。
ドコモオンラインショップは事務手数料・頭金がかからない
ドコモオンラインショップを使うの最大のメリットは、事務手数料が無料、頭金も不要になること。
つまりオンラインショップなら、ドコモショップや家電量販店よりも10,000円~20,000円も安くスマホを買うことができるんです。
・事務手数料と頭金がかからないドコモオンラインショップのメリット
・24時間365日機種変更ができる
・ショップに行く必要がない
・2,750円以上の購入で送料無料
・dポイントが使える
・自宅以外でも受取先を選べる・機種変更の場合は到着まで2~3日かかるドコモオンラインショップのデメリット
・新規契約/MNPは審査含め約10日かかる
・実機を直接触ることができない
・対面での相談ができない
わざわざドコモショップに行かなくても、自宅でスマホから同じ手続きができます。
購入した端末は自宅に送られてくるので、外出する必要は一切ありません。
ドコモショップまで行く時間、順番待ちの時間、交通費を考えると、オンラインショップの方が圧倒的にお得ですよ。
/ 各オンラインショップへ飛びます \
有名な格安SIMをざっくり比較(料金順)
- 1GB~3GBの料金順
- 3GB~10GBの料金順
- 10GB~20GBの料金順
- 20GB~の料金順
で見やすくタブ分けされています。普段のデータ使用量と照らし合わせてご参照ください。
※家族割・シェア割は加味しておりません。ご家族で乗り換えを検討中の方は、各サービスサイトにてお得な割引情報をご確認ください♪
サービス名 | データ量:料金 | 対応回線 |
NUROモバイル | ~3GB:792円 |
ドコモ au ソフトバンク |
IIJmio | ~2GB:850円 ~5GB:990円 |
ドコモ au |
LINEMO | ~3GB:990円 | ソフトバンク |
povo2.0 | 1GB:390円 3GB:990円 |
au |
楽天モバイル | ~3GB:1,078円 | 楽天 |
J:COMモバイル | ~1GB:1,078円 ~5GB:1,628円 |
au |
イオンモバイル | ~1GB:858円 ~2GB:968円 ~3GB:1,078円 |
ドコモ au |
mineo | ~1GB:1,298円 ~5GB:1,518円 |
ドコモ au ソフトバンク |
UQモバイル | 1GB以下:2,277円 ~4GB:2,365円 |
au |
Y!mobile | ~4GB:2,365円 | ソフトバンク |
ahamo | ~30GB:2,970円 | ドコモ |
※上部タブ切替で大容量プランの料金を比較できます。
サービス名 | データ量:料金 | 対応回線 |
NUROモバイル | ~5GB:990円 ~10GB:1,485円 |
ドコモ au ソフトバンク |
IIJmio | ~5GB:990円 ~10GB:1,500円 |
ドコモ au |
イオンモバイル | ~5GB:1,298円 ~10GB:1848円 |
ドコモ au |
mineo | ~5GB:1,518円 ~10GB:1,958円 |
ドコモ au ソフトバンク |
J:COMモバイル | ~5GB:1,628円 ~10GB:2,178円 |
au |
楽天モバイル | ~20GB:2,178円 | 楽天 |
povo2.0 | ~20GB:2,700円 |
au |
LINEMO | ~20GB:2,728円 | ソフトバンク |
ahamo | ~30GB:2,970円 | ドコモ |
UQモバイル | ~15GB:3,465円 ※トクトクプラン |
au |
Y!mobile | ~20GB:4,015円 | ソフトバンク |
※上部タブ切替で大容量プランの料金を比較できます。
サービス名 | データ量:料金 | 対応回線 |
イオンモバイル | ~20GB:1,958円 | ドコモ au |
IIJmio | ~15GB:1,800円 ~20GB:2,000円 |
ドコモ au |
楽天モバイル | ~20GB:2,178円 | 楽天 |
J:COMモバイル | ~20GB:2,178円 | au |
mineo | ~20GB:2,178円 | ドコモ au ソフトバンク |
NUROモバイル | ~15GB:1,790円 ~20GB:2,699円 |
ドコモ au ソフトバンク |
povo2.0 | ~20GB:2,700円 |
au |
LINEMO | ~20GB:2,728円 | ソフトバンク |
ahamo | ~30GB:2,970円 | ドコモ |
UQモバイル | ~20GB:3,278円 ※コミコミプラン |
au |
Y!mobile | ~20GB:4,015円 | ソフトバンク |
※上部タブ切替で低価格プランの料金を比較できます。
1GBあたりの金額で順に並べています。
サービス名 | データ量:料金 | 対応回線 |
楽天モバイル | ~無制限:3,278円 ※1GBあたり算出不可 (最安) |
楽天 |
ahamo | ~30GB:2,970円 ~100GB:4,950円 ※1GBあたり49.5円 |
ドコモ |
IIJmio | ~30GB:2,700円 ※1GBあたり90円 ~40GB:3,300円 ※1GBあたり約83円 ~50GB:3,900円 ※1GBあたり78円 |
ドコモ au |
povo2.0 | ~60GB:6,490円 ※1GBあたり約108円 ~150GB:12,980円 ※1GBあたり約87円 |
au |
NUROモバイル | ~40GB:3,980円 ※1GBあたり約99円 |
ドコモ au ソフトバンク |
イオンモバイル | ~30GB:3,058円 ~40GB:4,158円 ~50GB:5,258円 ※1GBあたり約105円 |
ドコモ au |
Y!mobile | ~30GB:5,115円 ※1GBあたり約170円 |
ソフトバンク |
UQモバイル | ― ※データ追加購入 |
au |
LINEMO | ― ※データ追加購入 |
ソフトバンク |
J:COMモバイル | ― ※データ追加購入 |
au |
mineo | ― ※データ追加購入 |
ドコモ au ソフトバンク |
※上部タブ切替で低価格プランの料金を比較できます。