2022年、円安の影響で一斉に値上げされたiPhone。その際「AppleStoreと通信キャリアで値段が違う」と知った人も多いのではないでしょうか。
この記事では、AppleStoreとドコモオンラインショップを比較して
- 差額がある理由
- それぞれで安く買う方法
- ドコモオンラインショップでiPhoneを買うメリット
を解説します。
いよいよiPhone15発売。安く買いたいけどドコモ以外から買うのも…と思っていた人には、AppleStoreとドコモオンラインショップ、どちらで買うか決める参考にしていただければ幸いです。
\ 割引セール・限定キャンペーンあり /
目次
ドコモオンラインショップのiPhoneは実際ちょっと高い
実際、ドコモオンラインショップで販売しているiPhoneは、AppleStoreの値段と比べるとちょっと高いです。
引用:ドコモオンラインショップ
まずは「メーカー直販」のAppleStoreと「正規販売店」のドコモオンラインショップで、iPhoneの値段差がどれくらいあるかを比較してみます。
ドコモオンラインショップとアップルストアでiPhoneの価格を比較
2023年9月15日時点で、最新のiPhoneである「iPhone 15」の価格(一括支払い時・税込)を比較してみました。
モデル | AppleStore | ドコモオンラインショップ |
---|---|---|
iPhone 15 128GBモデル |
124,800円 | 149,490円 ※差額:24,690円 |
iPhone 15 256GBモデル |
139,800円 | 172,040円 ※差額:32,240円 |
iPhone 15 512GBモデル |
169,800円 | 212,300円 ※差額:42,500円 |
3種類すべてのストレージ容量で、ドコモオンラインショップはAppleStoreより値段が高いですね。
なぜドコモオンラインショップのiPhoneは高い?
「メーカー直販」のAppleStoreと「正規販売店」のドコモオンラインショップで、なにがそんなに違うのでしょうか。
なぜドコモオンラインショップのiPhoneは高いのか、その違いについて見ていきましょう。
ドコモに限らず、キャリア経由で買うとiPhoneは割高になる
各通信キャリアのiPhone 15の販売価格(一括払い時)を比較してみると、ドコモに限らずAppleStoreで買うよりも高い値段になっています。
キャリア | iPhone 15 128GBモデル 一括支払い時:税込 |
---|---|
ドコモ | 149,490円 |
au | 145,640円 |
ソフトバンク | 145,440円 |
楽天モバイル | 140,800円 |
Apple Store | 124,800円 |
なんでキャリアは高い?保証・手続き代と考えられる
各通信キャリアでiPhoneを買うと、なぜ高い値段になってしまうのでしょうか。
明確に発表されてはいませんが、下記のような理由が考えられます。
- 回線契約も一緒にすることが多いので、審査などの販売システムがAppleStoreよりも複雑なため
- ドコモとしてのサポートや補償サービスの提供
家電量販店では同じ価格、通信キャリアでは高い値段ということを考えると「回線契約やサービス提供に伴う人件費・販売管理システムなどの維持費」と予想されます。
ドコモオンラインショップでiPhoneを安く購入するには
ドコモには、スマホをお得に購入することができる端末購入プログラム『いつでもカエドキプログラム』が用意されています。
もちろん、ドコモオンラインショップでは新規・MNP・機種変更・端末のみ(白ロム)購入を問わず利用可能。
「実質支払い金額を安くする方法」として、多くの人に利用されています。
『いつでもカエドキプログラム』ならアップルストアより安くなる!
この『いつでもカエドキプログラム』を利用することで、AppleStoreでiPhoneを購入するより「実質支払い金額」(iPhoneに『2年間で』必要な金額)は安くなります。
ドコモではiPhoneの本体価格がAppleStoreより高い値段に設定されていますが、『いつでもカエドキプログラム』を利用すればAppleStoreよりも安く購入することができますよ。
ドコモのいつでもカエドキプログラムとは
『いつでもカエドキプログラム』とは、かんたんに言えば自動車の「残価設定ローン」のように、残価を決めて23ヶ月目に返却(下取り)する前提の契約。
スマホ購入時に『下取り価格を前借りして値引きする』仕組みで、残価分の値引き済み本体価格を2年間で支払うシステムになっています(返却せずに使い続けることも選べます)。
そのため、最初の2年間はAppleStoreよりも確実に安く購入することができるという端末購入プログラムです。
Appleにも端末購入補助があるが、キャリアよりやや割高
AppleStoreにも、『iPhone 36か月分割払いオファー』という端末購入プログラムが用意されています。
『iPhone 36か月分割払いオファー』を利用して2年後に返却すると、実はキャリアよりやや割高。また、支払い方法として後払い決済サービスの「ペイディ」の利用が条件です。
ペイディアプリの利用・審査などがありますので、契約関係の手間も含めればドコモオンラインショップで購入したほうが「お得度」は高いでしょう。
関連記事:いつでもカエドキプログラムでiPhoneいくら安くなる?
-
いつでもカエドキプログラムでiPhoneいくら安くなる?|iPhone13・14・15の購入タイミング
続きを見る
関連記事:ドコモ『いつでもカエドキプログラム』のメリットデメリット
-
ドコモ『いつでもカエドキプログラム』のメリットデメリット|24ヶ月以降は返却しないと損する罠?
続きを見る
ドコモとAppleのiPhone購入補助を比較
本体価格だけで見ると、メーカー直販のAppleStoreが安いのは解説してきたとおりです。
では、実際に購入するユーザー目線で「端末購入補助」を比較してみるとどうでしょう。
それぞれの金額を比較
iPhone15・128GBを例に、毎月の支払い金額と実質負担額(使っている期間に支払う金額)を比較します。
ドコモオンラインショップ いつでもカエドキプログラム |
AppleStore iPhone 36か月分割払いオファー |
|
---|---|---|
iPhone 15 128GBモデル |
3,285円×23ヶ月 実質負担額:75,570円 |
3,466円×24ヶ月 実質負担額:83,184円 |
負担額はドコモの方が安い
比較表でわかるように、「負担額そのものはドコモで購入したほうが安い」という結果です。
大量仕入れ・大量販売に伴う各種コストにもかかわらず、ドコモのほうが安く売っていることになります。
通信キャリアだけでなく大手量販店でも「1円販売」が問題になっていますが、ユーザー数の多い通信キャリアとはいえ在庫処理は頭が痛い問題のようですね。
Appleは返却だけでなく買い替えが条件になる
『iPhone 36か月分割払いオファー』で2年後に返却・残債免除となるには、返却に加えてAppleStoreで買い替えすること(買い替えオプション)が条件になります。
買い替えオプションの行使方法
買い替えオプションを行使するためには、Appleが指定する買い替えオプションのプロセスと指示に従い、以下を行う必要があります。
•Appleが決定する条件に従い、元のiPhoneを購入した日から24か月目または25か月目に、対象店舗で新しいiPhoneを購入すること。
引用:Apple公式サイト|Legal - iPhone 36か月分割払いオファー
iPhoneを2年使った後に返却するところまでは同じですが、機種変更が必須条件なのはネックですよね。キャリアより実質支払い金額が高いのも気になります。
安い定価で購入・36回分割支払いを終えるのが一番いい使いかたにも思えますが、楽天モバイルでキャンペーンを利用したほうが安く買える可能性もあります。正直、微妙なラインではないでしょうか…
\ 割引セール・限定キャンペーンあり /
関連記事:iPhone 15(Pro/Ultra)在庫の入荷いつ?発売日・予約速報
-
iPhone 15(Plus/Pro/Max)在庫の入荷いつ?入荷待ち納期&店頭ありなしの確認方法
続きを見る
関連記事:iPhone 15どこで買うと一番安い?お得な購入方法まとめ
-
iPhone 15どこで買うと一番安い?お得な購入方法まとめ|値下げはまだ先?今の最安値で購入なら!
続きを見る
関連記事:どこで買う?iPhone15 Pro/Max/Ultra一番安く買う方法
-
どこで買う?iPhone15 Pro/Pro Max一番安く買う方法|高すぎる!上位モデルの値下げ時期は?
続きを見る
ドコモオンラインショップでiPhoneを買うメリット
ここまで見てきたように、AppleStoreの『iPhone 36か月分割払いオファー』を利用するメリットは正直薄いことがおわかりいただけていると思います。
では、あらためてドコモオンラインショップでiPhoneを買うメリットを解説していきますね。
機種購入~契約完了までオールインワンで手続きできる
ドコモオンラインショップは機種の購入だけでなく、新規契約・のりかえ(MNP)・機種変更など契約関係までオールインワンで手続きできることがメリットの1つ。
ショップへ来店・余分なセールストークなどの時間も省け、コストパフォーマンスだけでなくタイムパフォーマンスにも優れています。
「プラン相談などの契約関係は、対人で相談したい」という人も、オンライン手続きサポートを利用すれば「機種選び」と「料金プラン」の相談ができるので安心です。
事務手数料が0円。ショップと違って頭金も不要
引用:ドコモオンラインショップ
ドコモオンラインショップでは、新規契約・のりかえ(MNP)・機種変更・契約変更の契約手続きに伴う事務手数料が0円(無料)。
最近はショップ店頭の事務手数料が7月1日より3,850円へ値上げと発表されていますから、これはかなり嬉しいコストカットですね!
ドコモショップ店頭では「頭金」が必要なこともありますが、ドコモオンラインショップでは頭金も不要です。
dポイントが貯まる&使える
引用:ドコモオンラインショップ
ドコモオンラインショップは「dカード特約店」。dカードを支払い方法として設定すると、さらにお得になります。
利用金額100円(税込)につきdカード決済ポイント1ポイント+特約店ポイント1ポイント(合計2ポイント)が加算され、ポイント2倍に!
dポイントは料金支払いや商品購入など、さまざまな使い道があるのでiPhone購入はdカード&ドコモオンラインショップの組み合わせをお忘れなく!
\ 割引セール・限定キャンペーンあり /
まとめ。結局ドコモオンラインとAppleStore、どっちのiPhoneが安い?
まとめとして、
- 定価ならドコモオンラインショップとAppleStore、どっちのiPhoneが安い?
- 「端末購入補助」を使った、最終的な「実質支払い金額」ではどっちのiPhoneが安い?
- トータルで見ると、どっちで買ったほうが安い?
この3点をあらためて見てみましょう。
『定価』ならAppleStoreが一番安いのは事実
比較表で確認したように、定価ならメーカー直販のAppleStoreが通信キャリアと比べて一番安いのは事実。
販売代理店である通信キャリア各社で、回線契約やサービス提供に伴う人件費・販売管理システムなどの維持費がコストとして上乗せされてしまうのは仕方がないことでしょう。
『端末購入補助』を使えばドコモの方が負担金が少ない
最終的な「2年間の実質支払い金額」で見ると、『端末購入補助』(いつでもカエドキプログラム)を利用すればドコモでiPhoneを購入したほうが安くなります。
2年でiPhoneを買い替えるのであれば、買い替えオプションが必要なAppleStoreの端末購入補助(iPhone 36か月分割払いオファー)を利用するよりもメリットが多いと言えるでしょう。
オンラインショップ利用ならさらにお得
ドコモオンラインショップを利用すれば、各種キャンペーンやdカード支払いを組み合わせることで、さらにお得にiPhoneを購入することができます。
費用・時間・手間の3つを減らせるのは、かなりのメリットですよね。ドコモオンラインショップでの購入をぜひ積極的に検討してください!
関連記事:iPhoneは128GBじゃ足りない?256GBとどっちがいい
-
iPhoneは128GBじゃ足りない?256GBとどっちがいい|必要な容量(ストレージ)は何ギガか把握しよう
続きを見る
関連記事:iPhone15発売を待つべき?色・スペック・ラインナップ予想
-
iPhone15待つべき?色・スペック・価格まとめ|発売日は9月22日!リーク情報の答え合わせ
続きを見る
関連記事:AndroidからiPhoneへ機種変更するとき最初にやる5つの事
-
AndroidからiPhoneへ機種変更するとき最初にやる5つの事|データ移行できないものを把握しよう
続きを見る
/ 各オンラインショップへ飛びます \
スマホは手続きをする場所で支払い総額が違う!
いつもスマホの機種変更を、携帯ショップや家電量販店で行っている方…
実は超絶にもったいないことをしてますよ。
ショップでは、機種代金の他に「頭金」を請求されます。
※頭金の金額は1万円~2万円が一般的。
この頭金、実はいくら支払っても端末の分割金額は減りません。
車や家の頭金と同じに考えると、結果的に多くのお金を取られますので注意しましょう!
ちなみにオンラインショップスマホを購入した場合は、この分割払い時の頭金がかかりません。
ドコモであれば事務手数料も無料になります。
ドコモオンラインショップは事務手数料・頭金がかからない
ドコモオンラインショップを使うの最大のメリットは、事務手数料が無料、頭金も不要になること。
つまりオンラインショップなら、ドコモショップや家電量販店よりも10,000円~20,000円も安くスマホを買うことができるんです。
・事務手数料と頭金がかからないドコモオンラインショップのメリット
・24時間365日機種変更ができる
・ショップに行く必要がない
・2,750円以上の購入で送料無料
・dポイントが使える
・自宅以外でも受取先を選べる・機種変更の場合は到着まで2~3日かかるドコモオンラインショップのデメリット
・新規契約/MNPは審査含め約10日かかる
・実機を直接触ることができない
・対面での相談ができない
わざわざドコモショップに行かなくても、自宅でスマホから同じ手続きができます。
購入した端末は自宅に送られてくるので、外出する必要は一切ありません。
ドコモショップまで行く時間、順番待ちの時間、交通費を考えると、オンラインショップの方が圧倒的にお得ですよ。
/ 各オンラインショップへ飛びます \