こちらでは、
- povoとは?乗り換え方や料金の仕組み
- povoのメリット・デメリット
- povoで失敗しないために知るべき事
についてまとめています。
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au、UQ mobile、povo1.0から
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目次
povoとはどんなサービス?
「povo(ポヴォ)」は、auのオンライン手続き専用の料金プラン。
料金が安い理由は2つあります。
- ネット手続き専用プランにすることで、ショップサポート・電話サポートを無くし人件費を削減し低料金を実現
- 自前のauの回線を使うので、回線を借りている格安SIMより低料金でありながら高品質な通信ができる
簡単にいうとサポートをしない分だけやすくできますよ、というプランです。
povoのプランは2つある
povoには2種類あり、以前のpovo1.0では定額の1つのプランだけでした。
現在はpovo2.0と進化し、「トッピング」という名称の「自分に合った各種プランを選ぶ」スタイルになっています。
- 基本料ゼロ円
- 各種トッピングで自分に合ったプランを選ぶ
- オンラインでの手続き
というセールスポイントで、加入者が増加しています。
povoに乗り換えるにはどうすればいい?
ネット上での契約手続きになります。
- auから乗り換える場合
- 他社から乗り換える場合
とで手続きの仕方が変わります。
auからpovoに乗り換える流れ
- 「au ID認証」と「povo2.0アカウント」を事前に作成する
- povo公式サイトで「お申し込みはこちら」>「【4】auからpovo2.0へ変更」を選ぶ
- ご利用手続きの内容をよく確認し、「auからpovo2.0への変更手続き(WEB)」を押す
- 画面の指示に従って、povo2.0への変更を申し込む
au以外からpovoに乗り換える流れ
- 契約しているキャリアから「MNP予約番号」を取得する
- 使っている端末を継続利用する場合は、SIMロック解除が必要であればしておく
- povo公式サイトで「お申し込みはこちら」>「【2】他社/UQ mobileからpovo2.0へお乗り換え」を選ぶ
- 画面の指示に従って、povo2.0へのMNP手続きを申し込む
関連記事:povo2.0申し込みから開通までの流れ(新規契約・乗り換え)
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povo2.0申し込みから開通までの流れ(新規契約・乗り換え)|本人確認書類や審査の受付時間は?
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povoの料金・トッピング
基本料金をゼロ円として、データ通信容量・かけ放題など、自分に合ったプランを選ぶことができます。
povoの料金体系について
- 基本料ゼロ円
- 国内通話:税込 22円/30秒
- 国内SMS送信:税込 3.3円/通(70文字まで)
トッピングについて
データ容量・かけ放題など、有効期間を含めて、さまざまなプランが用意されています。
データ容量がゼロになる前や、有効期間が切れる前に追加購入する形です。
データトッピング
- データ使い放題 :税込 330円/24時間
- データ追加 1GB :税込 390円/ 7日間
- データ追加 3GB :税込 990円/30日間
- データ追加 20GB :税込 2,700円/30日間
- データ追加 60GB :税込 6,490円/90日間
- データ追加 180GB :税込 12,980円/180日間
通話トッピング
- 5分以内通話かけ放題 :税込 550円/月
- 通話かけ放題 :税込 1,650円/月
コンテンツトッピング
- DAZN 使い放題パック :税込 760円/7日間
- smash.使い放題パック :税込 220円/24時間
サポートトッピング
- スマホ故障サポート:税込 830円/月
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povoのメリット・お得な点
他社では見られないpovoならではのメリットを、ご紹介します。
安いだけではない、多くのユーザーに選ばれている理由です。
細かく通信容量を決めることで無駄がない
毎月の通信量をどれくらい使うか把握できている人にとっては、使い放題プランや余った通信容量を繰り越しするプランよりも無駄なく利用できます。
予備回線としての維持費が激安
povoの利用条件に「最後に購入したトッピングの有効期限から180日までに、何かのトッピングを追加購入」というものがあります。
半年に1回は何かお金を使ってくださいね、という緩い条件です。
smash.使い放題パック(220円/24時間)を購入すれば、180日間の回線維持ができます。
年間440円の費用で回線が維持できますので、au以外の他キャリアをメインに利用している人の予備回線として最適です。
povoのデメリット・注意点
povoを選ぶことが難しい理由も、もちろんあります。
忘れがちなデメリットもありますので、注意すべき点を見ていきましょう。
支払方法はクレジットカードのみ
povoの料金支払方法は、口座引落が使えません。クレジットカードのみになります。
また、原則として契約者と同一名義のクレジットカードのみでの申込になります(契約者が未成年の場合は家族名義のクレジットカードでもOK)。
auから乗り換えする場合でも、支払方法を新たに設定する必要があります。
auかんたん決済を使えなくなる場合に注意
2022年12月20日から、povo2.0ユーザーも「auかんたん決済」を利用できるようになりました。
ですが
- Pontaパスなどau関連サービス
- App Store、Google Playでの決済
- auかんたん決済での支払いに対応するWebサービスや通販サイト
での利用に制限されています。かんたん決済をよく使っている人は注意が必要です。
トッピングに有効期限がある
自動更新をしないので、足りなくなる前に自分で判断する必要があります。
1か月単位ではなく、日割りです。月単位のプランではありませんので、繰り越しもできません。
通信制限時の速度が128kbpsと他社に比べて遅いので、残りの容量には気を付けましょう。
通話オプションのトッピングは自動継続
かけ放題のトッピングは、日単位ではなく自動継続になっています。
通話の多い月だけ選ぶには、アプリで通話トッピングを解約する必要があります。
関連記事:povoは通話のみ契約できる?かけ放題だけトッピングしたい場合
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povoは通話のみ契約できる?かけ放題だけトッピングしたい場合|料金無料ではないが可能
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トッピングを180日間未購入だと契約解除になる可能性がある
以下の場合、まず利用停止予告の通知がメールで来ます。
- 最後に購入したトッピングの有効期限の翌日から180日の間に、トッピングを購入していない
- 契約開始後180日の間にトッピングを購入していない
実際には180日経過ですぐに利用停止にはならないようですが、利用停止後30日以内にトッピングを購入しない場合、解約になってしまう可能性があります。
※期間内に通話料とSMS送信料の合計金額が660円(税込)を超えている場合は、利用停止の対象外です。
キャリアメールや海外ローミングなどのサービスに非対応
auのメールアドレス(@ezweb.ne.jp/@au.com)が、基本的に利用できません。
継続利用したい場合は、「auメール持ち運び(税込330円/月)」を申し込む必要があります。
また「auまとめトーク」など、普段は忘れがちなサービスも対象外となってしまいますので注意しましょう。
非対応になるサービス(通話サービス)
- 留守番電話サービス
- 着信転送サービス
- 国際ローミング(提供予定の告知は有り)
非対応になるサービス(割引サービス)
- 家族割プラス(auユーザー数に応じた割引:割引・カウントの対象外)
- 家族割(家族間通話料無料、SMS利用料の割引:割引対象外)
- auまとめトーク(auひかり電話など「auおうち電話」との通話料無料:割引対象外)
関連記事:povo2.0を子供に持たせたい。親名義で契約できる?利用者が違うときの手続き方法
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povo2.0を子供に持たせたい。親名義で契約できる?利用者が違うときの手続き方法
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povoで失敗しないためにやるべき事
povoに乗り換える際の失敗は、端末の確認と契約しているサービスの確認をしておけば、その多くを防ぐことができます。
事前に確認できるものを、ご紹介します。
povo対応機種かどうかの確認
動作確認済みの端末かどうか調べておくと、安心できます。povo公式サイトで、動作確認済みの端末を調べることができますので、事前に確認しておきましょう。
格安SIM(MVNO)からの乗り換えの場合、プロファイル(通信設定)を先に削除しておかないと利用できないこともあります。
削除の手順は機種によって違いますので、あわせて確認しておくことをおすすめします。
(参考:povo公式サイト|APN設定は必要ですか?)
SIMロック解除の確認
2021年10月以降に発売された機種は、原則としてSIMロックが禁止になっていますので心配ありません。
2021年9月以前に発売されたスマートフォンでは、SIMロック解除の手続きが必要になることが多いです。
auで適用されているサービスの確認
ナンバーシェアやタブレットプランds(スマートフォンの通信容量をタブレットと分け合うプラン)など、auの電話番号に紐づけたサービスを利用している場合は変更・解約の必要があります。
移行手続きの際にエラーが発生したり、タブレットが高額なデータ通信専用プランに強制移行したりしてしまいます。
事前に確認しておきましょう。
auかんたん決済で支払っていたものを確認
au PAYへの残高チャージや、au PAYマーケットでの買い物に「auかんたん決済」を使っていた人は、利用できなくなります。
他の支払方法に変更しておきましょう。
※『povo』はスマホ本体を販売していません。
乗り換えとともに機種変更もする場合は、auオンラインショップでスマホを購入してからpovoを契約しましょう!
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povoはどんな人におすすめ?
povoは「プランをこまめに管理して安く使える」・「高品質」・「オンライン上の手続き」といった特徴を活かせる人には、おすすめです。
おすすめできない人の例もご紹介しますので、当てはまる場合は、よく検討してください。
povoの利用がおすすめな人
予備の回線を安く維持しておきたい人
半年ごとに220円のトッピングを購入して維持するだけであれば、年間440円で維持できます。メインで使っているキャリアがau以外の人は、通信障害が発生しても安心です。
au回線を使いつつ、スマホの料金を安くしたい人
月額の安さだけで格安SIMを利用する場合、お昼の混雑する時間帯に通信速度が遅くなるなど、回線の品質は劣ってしまいます。
povoはauの通信プランのひとつですので、高品質なauの通信回線を格安で利用できます。
オンラインでの手続きに自信がある人
すべてオンラインでの手続きになりますので、余計なセールスを受けたくない・店舗で相談しなくてもプランは自分で管理できる、という人にはぴったりなサービスです。
必要に応じてプランを細かく決めたい人
povoのデータトッピング有効期限は、24時間から180日までと幅広いラインアップになっています。毎月のデータ通信量を把握していて、無駄なく管理したい人におすすめです。
povoの利用をおすすめできない人
店舗や電話でサポートを受けたい人
povoは、ショップでのサポートや電話サポートを無くすことで、低料金を実現しています。
auショップ側でもpovoユーザーと同じ公式サイトを見ることしかできず、ショップ専用のKDDI問い合わせ窓口に確認の電話をしても「povoの専用サイトをご覧いただくように誘導してください」と言われてしまいます。
困った時は対人での相談が安心できる、という人にはおすすめできません。
auの家族割プラス・auまとめトークを利用中の人
3人家族で全員auユーザーだった場合など、1人がpovoに移行して家族割プラスのカウント対象外になってしまうことで、他の家族の割引額が少なくなってしまうケースもあります。
auまとめトークの対象外となるケースでは個人事業主や携帯を持っていない家族との通話など、自宅の固定電話と通話することが多い人も固定電話側の通話料金が跳ね上がりますので、注意が必要です。
オンラインでの手続きが面倒な人
データトッピングには有効期限があり、繰り越しができません。
60GB/90日や150GB/180日のような長い有効期限のトッピングでなければ、毎月の管理が必要です。
UQモバイルの繰り越しのあるプランやauの使い放題プランから移行した場合、手間が増えるのは間違いありません。
まとめ
povoのデメリット&失敗しないために
- 店舗や電話でサポートを受けたい人には不向き
- 毎月無駄なくスマホの料金を管理したい人にはおすすめ
povoは、格安でau回線を維持できる料金プランです。
ですが、ここまで見てきたように「向いている人には向いている」という性格になっています。
1台の電話料金が安くなったことで、他の料金が跳ね上がる場合もあります。povoの料金の安さだけにとらわれず、よく考えて契約しましょう。
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有名な格安SIMをざっくり比較(料金順)
- 1GB~3GBの料金順
- 3GB~10GBの料金順
- 10GB~20GBの料金順
- 20GB~の料金順
で見やすくタブ分けされています。普段のデータ使用量と照らし合わせてご参照ください。
※家族割・シェア割は加味しておりません。ご家族で乗り換えを検討中の方は、各サービスサイトにてお得な割引情報をご確認ください♪
サービス名 | データ量:料金 | 対応回線 |
NUROモバイル | ~3GB:792円 |
ドコモ au ソフトバンク |
IIJmio | ~2GB:850円 ~5GB:990円 |
ドコモ au |
LINEMO | ~3GB:990円 | ソフトバンク |
povo2.0 | 1GB:390円 3GB:990円 |
au |
楽天モバイル | ~3GB:1,078円 | 楽天 |
J:COMモバイル | ~1GB:1,078円 ~5GB:1,628円 |
au |
イオンモバイル | ~1GB:858円 ~2GB:968円 ~3GB:1,078円 |
ドコモ au |
mineo | ~1GB:1,298円 ~5GB:1,518円 |
ドコモ au ソフトバンク |
UQモバイル | 1GB以下:2,277円 ~4GB:2,365円 |
au |
Y!mobile | ~4GB:2,365円 | ソフトバンク |
ahamo | ~30GB:2,970円 | ドコモ |
※上部タブ切替で大容量プランの料金を比較できます。
サービス名 | データ量:料金 | 対応回線 |
NUROモバイル | ~5GB:990円 ~10GB:1,485円 |
ドコモ au ソフトバンク |
IIJmio | ~5GB:990円 ~10GB:1,500円 |
ドコモ au |
イオンモバイル | ~5GB:1,298円 ~10GB:1848円 |
ドコモ au |
mineo | ~5GB:1,518円 ~10GB:1,958円 |
ドコモ au ソフトバンク |
J:COMモバイル | ~5GB:1,628円 ~10GB:2,178円 |
au |
楽天モバイル | ~20GB:2,178円 | 楽天 |
povo2.0 | ~20GB:2,700円 |
au |
LINEMO | ~20GB:2,728円 | ソフトバンク |
ahamo | ~30GB:2,970円 | ドコモ |
UQモバイル | ~15GB:3,465円 ※トクトクプラン |
au |
Y!mobile | ~20GB:4,015円 | ソフトバンク |
※上部タブ切替で大容量プランの料金を比較できます。
サービス名 | データ量:料金 | 対応回線 |
イオンモバイル | ~20GB:1,958円 | ドコモ au |
IIJmio | ~15GB:1,800円 ~20GB:2,000円 |
ドコモ au |
楽天モバイル | ~20GB:2,178円 | 楽天 |
J:COMモバイル | ~20GB:2,178円 | au |
mineo | ~20GB:2,178円 | ドコモ au ソフトバンク |
NUROモバイル | ~15GB:1,790円 ~20GB:2,699円 |
ドコモ au ソフトバンク |
povo2.0 | ~20GB:2,700円 |
au |
LINEMO | ~20GB:2,728円 | ソフトバンク |
ahamo | ~30GB:2,970円 | ドコモ |
UQモバイル | ~20GB:3,278円 ※コミコミプラン |
au |
Y!mobile | ~20GB:4,015円 | ソフトバンク |
※上部タブ切替で低価格プランの料金を比較できます。
1GBあたりの金額で順に並べています。
サービス名 | データ量:料金 | 対応回線 |
楽天モバイル | ~無制限:3,278円 ※1GBあたり算出不可 (最安) |
楽天 |
ahamo | ~30GB:2,970円 ~100GB:4,950円 ※1GBあたり49.5円 |
ドコモ |
IIJmio | ~30GB:2,700円 ※1GBあたり90円 ~40GB:3,300円 ※1GBあたり約83円 ~50GB:3,900円 ※1GBあたり78円 |
ドコモ au |
povo2.0 | ~60GB:6,490円 ※1GBあたり約108円 ~150GB:12,980円 ※1GBあたり約87円 |
au |
NUROモバイル | ~40GB:3,980円 ※1GBあたり約99円 |
ドコモ au ソフトバンク |
イオンモバイル | ~30GB:3,058円 ~40GB:4,158円 ~50GB:5,258円 ※1GBあたり約105円 |
ドコモ au |
Y!mobile | ~30GB:5,115円 ※1GBあたり約170円 |
ソフトバンク |
UQモバイル | ― ※データ追加購入 |
au |
LINEMO | ― ※データ追加購入 |
ソフトバンク |
J:COMモバイル | ― ※データ追加購入 |
au |
mineo | ― ※データ追加購入 |
ドコモ au ソフトバンク |
※上部タブ切替で低価格プランの料金を比較できます。