楽天モバイルとIIJmioの違い7項目を比較！乗り換えるならどっちがいい？

いよいよプラチナバンド獲得した楽天モバイルと、老舗格安SIMのIIJmio。乗り換えるならどっちがいい？

の7つを徹底比較！併用する人も多い2社、結局どっちがいいか検証してみました。

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楽天モバイルとIIJmioはどっちがいい？

両社について乗り換えた際のメリットをざっくり見比べてみると、

どちらもすでに多くのユーザーから信頼を得ていますが、改めてどんな会社なのかおさらいしておきましょう。

 

楽天モバイルとは

楽天モバイルは業界最安値クラスのデータ無制限プランを武器にユーザーを伸ばしている『第4のキャリア』。

最近は、念願ともいえる「プラチナバンド」と呼ばれる周波数帯の利用権を獲得しました。

楽天モバイルが「プラチナバンド」を獲得。https://t.co/fe7TwxHqo6

つながりやすい周波数帯を使ったサービスを2024年中にも始め、通信品質で大手3社に近づきます。全国で1万超の基地局を整備する方針ですが、資金繰りに課題もあります。 pic.twitter.com/SLnj230E80

— 日本経済新聞 電子版（日経電子版） (@nikkei) October 23, 2023

プラチナバンドのメリットをものすごく簡単に説明すると、建物内・ビルの乱立する都市部・地下鉄や地下道でも繋がりやすくなります。

楽天モバイルは2024年中にも全国に1万基を超える基地局の整備を進める方針を持っていますが、その一方で資金繰りの課題も。それでも、通信品質の向上に向けた大胆な投資は注目せずにいられません！

 

IIJmioとは

一方のIIJmioは格安SIMの老舗。その特徴はキャリアにない柔軟なプラン選びが可能なことで、使わなかったギガをシェアしたり繰り越したり…とやり繰り上手な人ほどメリットが大きい料金設定。

安さと通信品質が高く評価され、2021～2023年にかけてMVNOに関する意識調査で顧客満足度No.1に輝いたこともあるほどです。

2023年9月22日からはドコモ回線にも対応し、ユーザーは3大キャリアの回線から選ぶことができるようになりました。

ちなみに楽天モバイル・IIJmioともに店舗対応がありますが、どちらも店舗数は多くありません。基本的にはオンライン手続きとなるため、乗り換えるならこの機会にやり方をおさらいしておきましょう。

 

楽天モバイルとIIJmio：月額料金を比較

楽天モバイルとIIJmioの月額料金は、それぞれのデータプランと使用量によって大きく異なります。

まず割引を加味しない金額がこちら。各GB帯でIIJmioが若干安い設定となっていますが、データ量が大きくなるほど差が小さくなっているのが分かります。

※表示価格は税込み

ただ、IIJmioは乗り換えユーザーへ割引キャンペーンをよく実施しています。例えばこちらは期間限定で行われている月額料金割引キャンペーンを加味してみると、以下のような金額差になりました。

※キャンペーンは予告なく終了する場合があります。最新情報は各公式サイトでご確認ください。
※表示価格は税込み

IIJmioは20GBまでで15～20％ほど安くなります。

特に5GB利用時はIIJmioと比較して1,500円くらい差がつく結果となりました。普段のデータ使用量によってかなりお得になる人がいそうですね。

 

IIJmioの月額料金は選択肢が多い

IIJmioでは音声SIM、音声eSIM、SMS、データ、データeSIMの5つのデータプランを提供。データ通信容量は2GBから20GBまで5段階で選択できます。

自分の使用状況に合わせた最適なプランを選ぶことができるので、普段のデータ使用量を把握している人にはとても使いやすいプランでしょう。

 

楽天モバイルは勝手に安くなる従量制

一方、楽天モバイルの『楽天最強プラン』ではデータの使用量に応じて料金が変動。

使わなければ勝手に安くなるうえ、どれだけ使ってもデータ無制限・月額3,278円で使用できる点は、ギガを大量消費する人ほどお得度が高いプランでしょう。

また2024年2月21日から楽天モバイル初となる家族割『最強家族プログラム』もスタートします。

 

楽天モバイルとIIJmio：データ追加利用の料金を比較

データ追加利用料金を比較すると、楽天モバイルとIIJmioではそもそもシステムの違いが見られます。

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特にデータ使用量が多いユーザーにとっては、楽天モバイルの料金プランが非常にお得であると言えます。

 

楽天モバイルはギガ追加不要の『無制限』

楽天モバイルはデータ無制限プランのため、いくら使っても追加料金を支払う必要がありません。

このような常にデータ利用が大きい人にとって、データ無制限を提供する楽天モバイルが最も適していると言えるでしょう。

 

IIJmioは都度課金。データ大量消費には向かない

これに対しIIJmioでは1GBのデータ追加に220円が必要で、20GBまで追加することができます。

とはいえ上限の20GB＋20GBまで購入すると、月額で6,000円以上かかってしまうことになります。普段データ使用量が少ない人はいいですが、頻繁に20GBを超えている人はIIJmioに使いにくさを感じるかもしれません。

 

楽天モバイルとIIJmio：通話料を比較

通話料に関して楽天モバイルとIIJmioを比較すると、かなり方向性の違いがみられました。

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楽天モバイルはアプリ通話で無料にできる

楽天モバイルでは、専用アプリ「Rakuten Link」を利用すれば国内通話が無料です。日本国内への発信だけでなく海外（対象の国と地域）から日本への発信も無料になりますよ。固定電話への発信も可能です。

※標準の電話アプリから発信すると通話料がかかるので要注意。特にiPhoneの場合は着信はiOS標準アプリでの着信となるので、かけ直す際には必ずRakuten Linkから発信するようにしましょう。

 

IIJmioは短時間のかけ放題があるが…

一方IIJmioでは、通話料が比較的リーズナブルに設定されており、ファミリー割引や定額オプションも提供されています。

ただ完全に無料にすることはできません。そのため頻繁に連絡する相手や、長時間通話する予定がある人は『LINE通話』など
を利用することをおすすめします。

 

楽天モバイルとIIJmio：通信制限時の速度を比較

通信速度制限について楽天モバイルとIIJmioを比較すると、利用者の通信環境に大きな違いがあります。

※表示価格は税込み

 

楽天モバイルは制限なし＝無制限

楽天モバイルは、国内であれば楽天モバイル基地局エリアでもauのパートナー回線エリアでもデータ無制限。

つまり速度制限がかかることなく高速通信をずっと利用可能です。

動画視聴・SNS投稿・オンラインゲームをよくやる人は、データ無制限で高速通信を利用できる楽天モバイルの方がメリットを感じることでしょう。

 

IIJmioは制限時最大300kpbs

一方IIJmioは、各プランで規程データ量を使い切ると低速通信（最大300kbps）に切り替わります。

もちろんデータ通信量をあまり消費しない人なら、IIJmioのプランを選択しても十分足ります。低容量帯の金額はIIJmioの方が安いので、どちらを選ぶかの大きなポイントではないでしょうか。

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楽天モバイルとIIJmio：繋がりやすさの評判を比較

格安SIMには『繋がりにくい』というイメージがありますよね。これは3大キャリアを使ってきた人ほど乗り換えたときに感じやすいようです。

ただ繋がりやすさは地域・時間帯によって異なります（混雑度が違うため）。より正確な通信速度を調べるなら、X(旧Twitter)などでご自身のお住まいの地域をエゴサしてみると口コミが見つけやすいですよ。

参考として、楽天モバイルとIIJmioのつながりやすさに関するポストをいくつか抜粋します。

 

楽天モバイルのつながりやすさに関する口コミ

混雑しているイベント会場では他より繋がる楽天モバイル。理由はまあお察しなのかしら

— ひたひた (@hitahita) November 3, 2023

応援の意味も兼ねて楽天モバイルにしたんやけど大和西大寺付近
まじで電波繋がらん
住まい付近繋がらないの不便過ぎる
人口カバー率99.98%らしいから
大和西大寺は選ばれし0.02%

— こーいち (@kouichi_SONG) November 6, 2023

やっぱり楽天モバイルに切り替えて！
いいことって！
速度が10mbpsは余裕ででるので、何かするにしても、待つことが無いんですよね！
iijmioは仕方ないにしても、Docomoエリアの問題もあったけど。
🔗https://t.co/sd5kUxDoME pic.twitter.com/VYmFN2W7qb

— かぴばら@コラム更新日記 (@sekkaku_koushin) November 9, 2023

 

IIJmioの通信速度に関する口コミ

iijmio生活始めてるけど
回線全然遅くないし問題なし✌
電話も音質大丈夫だし
転入して良かった

5ギガでも足りないからpovoも必須
たまにギガ活して余ったコードは母の回線に使うよ

— ともこ (@tomoko_cat) May 4, 2023

やっぱりIIJmioの通信速度は速くない。実用上は問題ないけれども。 pic.twitter.com/lsptiFUllw

— Shink (@shinkdy) November 3, 2022

IIJmio乗り換え完了

この時間帯でこの速度ならとりあえず満足🤗 pic.twitter.com/IAXuBKzGgV

— 香坂まくり@元奨なVtuber【将棋講師】ウォーズ七段 (@Makuri_Kousaka) July 29, 2023

IIJmioからahamoに乗り換えを考えているけど、恐山でも下北半島でもつながったし今のままでもいい気はしている

— Genki Sugawara (@sgwr_dts) March 8, 2023

 

楽天モバイルとIIJmio：アフターフォローを比較

サポート体制は、問題が生じた際の心強い味方。特に初めて格安SIMを利用する人・スマホに不慣れな人は、サポートの質もポイントとなるでしょう。

※表示価格は税込み

どちらも店舗があるが、できることが違う

楽天モバイルでは、店頭での契約事務手数料が無料。大手3大キャリアは3,850円かかるのでインパクト大ですよね。また一部有料ですが、データ移行や保護フィルム貼りを依頼することもできます。過去に比べてショップの数は減少していますが、安心度が高いと思います。

一方のIIJmioにも店舗がありますが、こちらは新規契約・乗り換えといった契約手続きのみ可能。『操作が分からない』『端末を購入したい』といった要望は対応できない可能性が高いため、常にスタッフに相談したい人は電話サポートを利用しましょう。

 

楽天モバイルとIIJmio：スマホ取り扱いを比較

楽天モバイルとIIJmioでは提供しているスマホ端末に違いがあります。

最新の機能を備えた端末を求めるか、コストパフォーマンスを重視するかによって、選ぶべきキャリアが変わるかもしれません。

 

楽天モバイルは最新iPhoneが全キャリア最安！

楽天モバイルでは最新のiPhoneシリーズをフルラインナップで取り扱っており、しかも買い替え超トクプログラムを利用すれば全キャリア最安クラスで購入可能。あのiPhone 15が月々3,000円以下になります！

またAQUOS sense8やXperia 5 Vといったミドルレンジモデル、Galaxy S23などハイエンドモデル、OPPO Reno9 Aなど海外メーカーの格安機種も扱っています。

しかし、Google Pixel8やGalaxy Z Fold5などの一部ハイスペックAndroidは取り扱いが少ないです。特にGoogle Pixelはあまり強くないので、現在利用中の方は念のため楽天回線対応製品を確認しておきましょう。

楽天モバイルの製品一覧はこちら ＞＞

 

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IIJmioで扱っているスマホ端末の特徴

IIJmioでは格安SIMとしては充実した品揃えを誇っており、OPPOやReno、motorola、Redmiといった大手キャリアでは取り扱っていないような機種も用意されています。

また不定期ではありますが、乗り換え時のスマホ割引キャンペーンなどを実施していることも。

※2023年10月18日現在の価格です

最新機種の取り扱いこそありませんが、過去には海外メーカーのモデルが契約とセットで500円になったり、他社から乗り換えで110円になったり…と激安販売もありました。タイミングにより内容が変わるので、定期的にキャンペーンページを覗いてみてはいかがでしょうか。

ただiPhoneは旧モデルが中心。SIMフリーのiPhone15でも動作は確認済みですが、最新モデルを使いたい場合は楽天モバイルの方が適しているでしょう。

IIJmioのスマホラインナップはこちら ＞＞

 

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楽天モバイルとIIJmio、結局どっちがいい？

利用者の利用スタイルや優先するポイントによって、楽天モバイルとIIJmioのどちらが適しているかが変わります。

ギガを多く使う人は楽天モバイルが、低料金を重視する人はIIJmioがおすすめです。

 

楽天モバイルがおすすめな人

楽天モバイルはデータ無制限プランがあり、Wi-Fi環境がない場所での使用や動画視聴が多い人に最適。YouTubeやNetflix、TVer、Tiktok、Instagramなどデータ消費量の多いアプリのヘビーユーザーにはドはまりするでしょう。

またRakuten Linkアプリを利用すれば通話料がかからず、番号通話を多くかける人にもお得。月額料金も基本最大3,000円台なので、現在キャリアを利用中の人は月々2,000円くらい節約になりますよ！

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IIJmioがおすすめな人

IIJmioは低料金で利用できるプランが豊富。ただ消費量が大きくなるほどお得度が小さくなってしまうので、20GBを超えることがない人におすすめです。

また『GBシェア機能』をはじめ家族で乗り換えやすいキャンペーンがあります。ネット回線もIIJmioひかりに変更してしまえば、ムダな料金を支払うことなくフル活用できます。

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有名な格安SIMをざっくり比較（料金順）

1. 1GB～3GBの料金順
2. 3GB～10GBの料金順
3. 10GB～20GBの料金順
4. 20GB～の料金順

で見やすくタブ分けされています。普段のデータ使用量と照らし合わせてご参照ください。

※家族割・シェア割は加味しておりません。ご家族で乗り換えを検討中の方は、各サービスサイトにてお得な割引情報をご確認ください♪